『まだ続く物語』
どれだけつまづいただろうか
どれだけ壁にぶつかったのか
どれだけ間違えただろうか
どれだけ失敗したろうか
悩んで悩んで悩んでた
迷って迷って迷ってた
つまづき転んで怪我してた
ぶつかりぶつかりぶつかった
あらゆる感情溢れてく
泣いて喚いて叫び声
あとどれだけ繰り返す?
誰に聞いても分からない
何のためかも分からない
私はひとり、ただひとり…
みんなが同じに見えなかった
わたしと同じに見えなかった
同じ種類の悩みや苦労
持っているとは思うけど
それは私に見えなくて
超えれる強さが羨ましい
私は私、ひとはひと
これを何度唱えたか
安心感を呼び起こせども
湧いてこなくて、またため息
それでも「私はまだ続く」
快速切符を使わぬ限り
何度も何度も使おうかと
考え留まり、今がある
本当はここから逃げたいけれど
それは解決なんかじゃない
全て含めて シナリオ だから
私はまだまだ終われない
死が罪滅ぼしと言うのなら
生は更なる罪滅ぼし
取り戻すとも違うけど
嫌われるかもしれないけど
何もしないより凄くいい
生きてるだけで構わない
生きていれば、
何かができる!…かもしれないし
失敗続きの過去の自分
優れる事は無いかもだけど
凌駕し超えることはあるから
私は生きる、まだ生きる―――
まだまだ私は、終われない
~シロツメ ナナシ~
162
『渡り鳥』
渡り鳥に 時々憧れる
自力で生き抜く力を持ち
海をも超える飛行能力
上昇気流が存在するのか
まさに風に乗って飛んでいく
大型の鳥にいたっては
仲間と共に列を組み
空気を上手に使いながら
みんなで一緒に超えていく
陸地ならまだしも
彼らは海を超えるのだ
いかに飛べる鳥だって
命懸けに決まってる
休む場所はありゃしない
過酷な試練と冒険を
携えてるのが渡り鳥
彼らは地図も持ってない
GPSもありゃしない
実は鳥の頭の中には
先祖から伝わるマップでも
実は入ってるんじゃなかろうか?
ちょっとその能力羨ましい
私は時々憧れる
渡り鳥に憧れる
彼らの能力そのものや
旅するチカラや自由度に
行った先でパートナー
見つけられるわけだよね?
そういう点でも…羨ましい
あの鳥たちの生き様は
私たちに何を言う?
自力の強さの大切さ
仲間と生きる必要性
一つ一つを紐解くと
私の生き方進み方
少しは見えて来るのかな?
飛び続けたい
高くても、低くても、
私の空を進みたい
頭のマップは狭いけど
少しずつの開拓で
世界が徐々に広がって
私の行きたい行き先が
ひとつでも多く、みつかるといいな
~シロツメ ナナシ~
161
『さらさら』
猫も衣替えをする
ご存知の方も多いだろう
寒い時期は特にモフモフ
猫の毛並みも絶好調
そして
猫も衣替えをするのだ
暖かくなるにつれ
毛の生え変わりが多くなる
言い換えると
抜け毛が増えてくるのだ…
寒い時期の
モコモコ具合と違い
暑い時期になると
猫の毛並みはわりとさらさらしてる
生えてる量を調整して
身体の熱を外に逃がすため
これぞまさに猫の衣替え
夏場は夏場で違う撫で心地
さらさら具合が心地よい
だか唯一の難点が…
先程も言った通り
抜け毛が多い…
そしてさらに
自分の手そのものが
まるで猫のブラシと化すのだ…!
いいのだ…!これで良いのだ!
なぜなら猫は暑いの苦手な子も多い
なのでブラシはなるべくしよう!
冷たく濡らした両手で
猫の全身を撫でることで
涼む効果もあるらしい!
これはいい!
シャワーが苦手な猫さんの
簡単なお手入れにもなるし
猫たちは涼むことも出来る!
猫が倒れたら私も倒れてしまう…!
全ては、お猫様のために―――
~シロツメ ナナシ~
160
『これで最後』
️○…やべ……
目が覚めちゃった…
仕方ない……ちょっとトイレ行くか…
ズル…… ズル……
○…?
…なんだ?この音…?
ズル……… ズルル……
○……はっ!ま、まさか!
ばたん!(……!!)
○お前!
●うそ……だってまだこの時間は!
○お前……また…なにやってんだ…!
●違うの!これは違うの!
お願い許して…!
○もう無理だ!その願いは聴けない!
●だって…仕方なかったの!!
○なお悪い!あれだけ…
あれだけ話し合って、
約束もして置いたはずだぞ!?
●それは…それは…!
これで…これで最後だから!!
○この会話も…もう4回目だ…
もう無理だ!
●あ!だめ!!それ私の!
○それも違う!
これは完全に俺のだ!!
●どこにそんな証拠が!?
○これを見ろ!!
●……!?そ、そんな……
○お前は……欲に負けすぎて…
こんなに見えるものさえ
まったく見えてなかったんだ…
●ご、ごめんなさい…
もう…もう許して…!
○いいや、もう無理だ
このやり取りも信じられなくなった
なんとやったと思ってるんだ…お前は…
●ごめんなさい!
ほんとに…、
ほんとにこれが最後だから!!
○絶対だめだ…
従って……あの契約を決行する…!
●そ…そんな……!
そんなことしたら…餓死しちゃう!
○せんわ!!
夜食は約束の体重になるまで
絶対禁止!
それから3食も俺の制限の元
一緒のものを無理のない範囲で
絶対に結構してもらう!
それから…
●うそ!?まだ…
まだほかにあるの!?
○あっただろ!?
ほらこれ!!
●こ…これは……!
○その時の契約書だ
●私の……サインまで…
うそよ!私…お、覚えてない…!
まさか…お酒飲んでる時に…!
○違うわ!
その日は完全に
シラフだっただろ!?
●くっ……!
○さぁ、観念しろ!
●まって!まってよ!
だってあなた……
ほら、大きい方がいいんでしょ?
ね?ね!?☆
○否定はせんが…
それは特定の部分のみだ!
顔たるみはじめて
お腹まで出すぎて…
ボン!キュッ!ボン!ならいい!
だがな…
今の君は 「ボン!!」なんだ!
●グフッ…!!
○さぁ食事も運動も
俺も一緒に頑張るから!!
行くぞ!!
●うわーん!!
せ、せめて明日から…!
○だーめ!
その結果が今なんだろ!
まずは今この夜食である
カップ麺をやめる!
そしてすぐ寝る!
●せめて!
せめてあと一口だけ!
○だーめ!
半分は俺が食う!
んで朝は俺が作るから!
●うぐぅ~~~…
ふぁーーいーー……🌀
~シロツメ ナナシ~
159
『君の名前を呼んだ日』
初めて人の名前を呼んだ日
それは初めてであった日
だけどあなたは
2度目の、
その人の名前を呼んだ日を
覚えていますでしょうか?
あなたが初めて
その人を頼りたい時
気持ちを共有したい時
思いをぶつけたい時
どんな時だっただろうか?
人を呼ぶと言うことの
その凄さを、あなたはまだ
知らないのかもしれない
人との繋がりという
その凄さと尊さを
~シロツメ ナナシ~
158