『波音に耳を済ませて』
海に来た―――
私はここでぼーっとしてる
いつにも増して、襲ってくる
私の中のネガティブが……
どれもこれも
思い出したくなくても
勝手に襲ってくる記憶―――
あの日の失敗を…
その時、波の音に飲み込まれる
過去の悔いや過ちを…
大きな波風が吹き抜けて
思い出の半分をどこかに連れていく
あの人との別れを……
ザザーン!…と、
私の寝そべる所まで波が届く
逃げたつもりだけど、
結構濡れちゃった―――
海が 波音を使って
私の悩みの半分を、
どこかに連れていってくれたみたい
最後は随分濡れちゃったけど…、
何となくスッキリと言うか―――
ちょっとだけ軽くなったような
「……また、きてもいいかな?」
足にギリギリ届く波が
寄せてまた帰っていった―――
〜シロツメ ナナシ〜
197
『青い風』
文章を滅多に読まない私だから
青い風なんて聞いても
なんの事か分からなくて
恥ずかしながら単語を調べた
ふむ……
使うタイミング次第、かぁ〜
若い人たちの頑張る様子を見て
青い風が吹いたなんて言ったりとか
すごく不安な気持ちや
寂しい場所なんかを表すときに
青い風が通り抜けるとか
初心者が一生懸命な様子を
青い風の中で…、
とか言ったりするのかー
単語・言葉を使う人たちって
ほんとにセンスの塊だよね
仮に見つけて使うだけだとしても
使いこなせるってホントに才能だ
自分には何ができるだろうか?
……ん?
いまちょっと…風が吹いた?
〜シロツメ ナナシ〜
196
『遠くへ行きたい』
自分探しの旅は無駄な事
……なんて、
どこかの偉い人が言ってた
私はこれを【真正面から否定する】
確かに本当の自分なんて
実は存在しないかもしれない
だけど、
今の自分を軸にしている何かは必ずあるし
それにこれからの自分を引き出す
そのきっかけというのは結構外にある
外に鍵やヒントを探して
それをひとつずつ自分の心の鍵に
当てはめ解除していく
その鍵はひとつじゃない場合もある
複数合わせて出来上がる
自分だけの鍵が仕上がることも沢山ある
だからこそ
自分がまだ見た事ない
遠くへでかけることはとってもいい事
だから私は
よく遠くへ出かけたくなる
自分を見つけるための
きっかけ探しの旅に―――
〜シロツメ ナナシ〜
195
『クリスタル』
クリスタルにも
どうやら定義があるみたい
どんな成分が含まれてるとか
どういう見た目をしてるかとか
透明感とかいくつかあるみたい
実際にそう言った
宝石やクリスタルに触れる機会
ん〜……
正直、宝石屋さんにでも行かないと
なかなかお目にかかれない
日本語では「水晶」なんだとか
そんな自然にできる水晶って
ほんとに綺麗だと思う
……まぁ見た事ないけど
アニメやゲームで見るのが
精一杯だもんなぁ〜
クリスタル……
うん……、
いつどこで聞いてもいい響き
〜シロツメ ナナシ〜
194
『夏の匂い』
夏の匂いってなんだろ?
環境か…食べ物か……
どちらかと言えば
景色とか気候とか
そういう嗅覚以外の五感で
感じることの方が多い気がする
……いきなりお題ガン無視か?
とも思ったけど
とりあえず探す、嗅いで探す
くんくん……
食べ物だと……
フルーツだろうか?
メロンとかももとか、
他にはマスカットとか……?
ブルーベリーも時期だろうか?
果物の変化はやっぱりあるか
あとは……土?
と言うのも、うちは田んぼに囲まれてる
厳密には水の匂いだけど
田んぼの水だから
一緒に土の匂いも入ってる
探せば意外とあるかもね?
夏の匂いって
〜シロツメ ナナシ〜
193