『言い出せなかった「 」』
「こんなタイトル来るとさ!
抗いたくならない!?」
ぉー出たな、困った時の私オルタ
「人を降格版みたいに言わないで!
同格だから!」
それは知ってる
んで、抗いたい?
「そう!抗いたい!」
もうこの時点で十分じゃね?
「そうね!けどこのまま行きます!」
歳ですか
前もって聞くけどオチは?
「それは作者の腕のみぞ知る!」
つまりないと言う 次回予告 ね
りょーかい
「んで、言い出せないってなにがある?」
ん〜…定番なのは
ありがとうとかごめんとか
そういうのだと思う
「わかる、人ってやっぱ誰でも
甘えたいとかプライドとかあるからね〜」
特になんとなく信頼関係築け始めた相手ほどさ?なんかだんだん甘えてしまわない?言わなくても大丈夫〜とか、こっちから言ったら負けだーとか、
「あるある、確実に自分が悪いと
確実に思える理由がないと
基本ほぼ謝りたくないもん」
それから…
鼻毛とか歯の青のり系とか?
「あーーーー言いづらい言い出せない」
分かる?これもさっきのに似るけど
なんか雰囲気壊したくない時とか
内容的に言い出しにくいとか
「けど、これが言い出せる相手ってさ?
それこそ信頼あるその1歩だと思う!」
一理ある
まぁせめてなるべく
人の少ないところが助かるけどね
「あとはなんだろ?ん〜……
あ、定番すぎて忘れてた!
やっぱり好きの気持ちは言い出せない!」
学生あるあるな気がするなぁ〜
推しとかにはもうこれでもか!
ってぐらい好き放題に言えるけど
マジモンの好きな人に
好きって言い出せないよなぁ〜
「元々いいづらいってのもあるし
少ないケースだけど相手に既に相手がいるとかもうね!言い出せないでしょ!」
ハーレムとかあんなの
漫画やゲームだけだしなぁ〜夢だわ
「マジで夢でしかないね
ちなみに作者のそういう浮いた話は?」
SNSのいいねぐらいらしいぞ?
「―――………そう」
〜シロツメ ナナシ〜(混乱)
251
『Secret Love』
〜🎶
ん?なに?
そうよ、お出かけ〜
え?……別に?
どこだっていいし
誰だっていいでしょ?
なに?束縛? キラーイ
小さい男ね……はぁ
もぅ……せっかくの
お出かけ前に萎えさせないでよ…
まったく……
いってきまーす
―――――――――――――――
あら、遅かったじゃん
……ふーん、まぁいいわ
ほらほら、行きましょ
ホントにヒミツの お で か け〜🎶
はぁー!
やっぱりこう言う時間って
必要よねー!
映画とか久しぶりで
ほんとに学生気分だったー!
少し行ってなかったカフェも
新しいものが増えてて
なんかちょっと新鮮だったし
たまには足運ばなきゃね
それに~……
……っふふ、
ほんとに誰にも言えない
お た の し み も…
……やっちゃったね
ぁ、もう帰る時間
私先に帰るね?
……じゃぁね、……また?
ん〜………―――また、ね
ぁ、あんたはなんか
買って帰った方がいいんじゃない?
家でのご機嫌取り、
しといた方がいいんじゃない?
何がいいかって?
それはさすがに自分で考えなよ〜
―――っふふ、じゃ
気が向いたら―――また、ね
―――――――――――――――
……おかえり
私より帰りが遅いなんて
いいご身分ね
……なんかムカつくわね
あなたが遅く帰ってくるだけで
……なにそれ?
ドーナツ?
―――ふんっ(パカ)
ん〜〜〜………70点!
え だって!
ポンドリングシリーズは全部って
いつもお願いしてるじゃん!
なんで二種類しかないの!?
……あの時間では売り切れてた?
んもー!もう少し早めに
切り上げればよかったかなぁ!
―――――――――――――――
んでも……―――っふふ
あなたにしては、悪くなかった…かな
『イケナイおでかけ風デート』は
出かける前をお互い気にかけて~
時間ずらして出て〜
約束場所を決めただけ、
なんだけどさ?
なんか…なんかちょっと
気持ちが違うと言うか
見え方が変わるというか…
やっぱり他人なんだなぁって
実感したというか……そんな感じ
でも変な感じ〜!
あなたが遅く帰ってきた理由も、
誰とあってたかも、
それが全部ぜーんぶ!
犯人は、私なのに
なんか、
……なんか変な感じする!!
あなたが違う女とあって来てるような
なんかそんないやな感じする!!
そこはなんか いや!
って感じてる自分!なんか変な感じ!!
……ん〜、まぁ……でも?
なんとなく……
ほんとになんとなくよ!?
デートそのものは…まぁ
―――いやじゃ、ない…よ?
あーでもやっぱり、
なんだろ?
終わっていざ帰ってくるとさ
やっぱりなんか、
スイッチが入っちゃうというか
お母さんモードに戻っちゃう〜
これもなんか…変な感じ〜
まぁでも
子どももいるし、しょうがないか
ん?また?
………ん〜
いやじゃない……かな
また―――ね
ん?キス?
ん〜〜、っふふ……あなたは
「「どっちの私」」と、キスしたい?
〜シロツメ ナナシ〜
250
『ページをめくる』
私の物語は、止まっていた
次のページをめくれない
厳密には
止まってるわけじゃない
…………つもり
ほら、あるじゃん?
あれから数ヶ月―――、とか
―――もう何年経っただろうか、とか
私のたってる場所(ページ)が
まさにその部分
カッコつけて言うなら
さなぎが蝶々になろうとしてるような
変身や変化の最中のような感覚
……最近のアニメや漫画でもよく見る
修行のシーンとかああ言うの
そういう場面(ページ)って
大抵が端折られるか
いい所だけが取り上げられるか
それをいざ
自分がその立場になると まるで
その場面(ページ)でずっと止まってる感覚
下積み時代ってやつに当たるんだろうか?
まさに、小さな成功の積み重ねの
その最中―――
そして私がその間も、
私よりも早い人は早く成長するし
超える人はどんどん超えていく
さらに言えば才能は直ぐに開花する
私よりあとから始めた人たちが
私をサラッと抜いていく
その光景をもう何度見てきただろうか
その場面(ページ)に何回心が折れたか
その度に心が回復するまで頑張ったか
それはなかなか語られない
それを人には語りづらい
人に言えるほどの自慢にならない気がして
それでも私が頑張った事実に変わりは無い
今日も私は
私にしか読めない場面(ページ)を
胸にたくさんしまい込んでいく
いつか必ずやってくるであろう
「あれからどれくらいだったかな?」の、
たった1ページ
私が次のページをめくる日が
来る事を信じて重ねていく―――
〜シロツメ ナナシ〜
249
その「私にしか読めないページ」を
いつも読んでくださるあなたへ
本当にありがとうございます
〜シロツメ ナナシ〜より
『夏の忘れ物を探しに』
何を忘れたのか忘れた―――
……ごめん、ウソ
別にちっとも忘れてない
忘れてないと言うよりは…
縁がない と、諦めてる
憧れたよ?私も
頑張ったよ?私だって
真剣に向き合ったよ
だけど、
出来ないものはできなかった
ネット漫画みたいな学校生活
じゃなくても良かった
むしろそれは私には荷が重いから
誰もが1度は思い描く
日記に書くような、
想像できてしまうような、
学園モノギャルゲーみたいな
そんな王道中の王道
お手本と言ってもいいような学校生活を
私も、おくってみたかった
…今になって思った
王道って、
本気で通ろうと思わないと
全然通れもしないんだなって
ネット漫画みたいな学校生活って
想像以上に私には大変なんだって
どっちも今になって、やっと理解した
だから私は
いつからだったろうか?
私は私の通った学校の近くを
時々散歩してる
私は私のおくりたかった
王道中の王道の学園モノの書き物をしてる
いいねはほぼない
ないけど、気づく人は気づく
王道すぎるのに これが出来ない…と
そんなコメントが私の元にも届く
9月に入り、
学生さんも二学期が始まったのだろう
朝はたくさんの学生さんとすれ違う
私は今
私の夏の忘れ物をこの学校に
少しずつ取りに帰ってきている所
学校を外から見ながら
かつての私を思い出し
その生活に、
ほんの少しだけ
今の私が書き足して
あのころ送りたかった
私の理想の
誰もが思い描くような
王道の学校生活を
それを文字に綴り
叶わなかったあの人生を
少しずつ膨らませながら
今、違う形で叶えてる―――✍️
〜シロツメ ナナシ〜
248
『8月31日、午後5時』
やぁやぁ、お疲れ〜
神様みたいな誰かだよ〜
まぁ実の所、
千里眼や千里聴的なのを体得した
ただの人なんだけどね〜
ボクはこの国をね
のんびり眺めるのが
唯一の楽しみなんだ〜
8月最後の黄昏時
この時もね、
たくさんの声が聞こえるんだよ
月末のみに流れる
特別なテレビやラジオ番組
それを聞くと時の速さを痛感する声
今年も もう2/3が過ぎたと嘆く声
お盆休みも夏休みも
あらゆる休みが全部終わった悲しみの声
そしてなにより、
夏休みの宿題に追われる家族
この時はね、僕はきらいじゃないよ
この時ばかりは、
割と家族が一丸となって
究極の敵に立ち向かうでしょ?
そういうのって、
割といいなぁって思うんだ
まぁ全部の家には
当てはまらないらしいけど
さてさて、
残り少ない8月と言う時間を
楽しんでくれたまえ!
ん?ボクかい?
ボクはほら、
毎日が日曜日みたいなものだからね!
よーし、
これを聞かれたからには
ボクはそろそろ
逃げた方がいい気がしてきたぞ〜
じゃ!またね!
〜シロツメ ナナシ〜
248