シロツメ ナナシ

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1/10/2026, 1:24:07 AM

『三日月』


三日月に乗って どこに行こう

静かな夜を 気兼ねなく

誰にも迷惑 かけることなく

自分の両手で 力(りき)み無く

マイペースな うさぎを乗せて

お餅を時々 貰いながら

好きなように 漕いでいく

星のカモメや 星のサカナ

ときどき一緒に いてくれる

次はどこに 進もうか

次はなにを 探そうか

進みたい時 進もうか

探したい時 探そうか

風の向くまま 気の向くまま

天の川で 船を漕ぐ


次はクジラに 会いたいな―――


〜シロツメ ナナシ〜

1/9/2026, 5:33:28 AM

『色とりどり』


好きな色があるんだから
きらいな色だってあるよ

自分が好きだからって
相手も好きとは限らない

好きは押し付けるものじゃなくて
好きは推し進めるものだから

押し付けちゃうのもちょいわかる
自分の好きが正しいか
自信が無いって証拠だから
周りも好きだということが
自分の好きは正しいんだと
ちょっとした証明みたいになるもんね

好きは変わる、変化する
昨日までの好きな色
明日になったら変わってる
昨日までダメだった色が
明日突然好きになることもある

自分の中の色だって
日に日に変化するものさ
昨日の自分の色だって
今日の自分の色だって
まるっきり同じじゃないからさ

気にしなくていいのにさ
好きも苦手も言いづらい
変化したっていいはずなのに
変化が怖い時もある
そのままが好きなのに
そのままでいられない時もある
好きや苦手の反応さえ
敏感な時代な気がしてならない

どちらもほんのちょっとずつ
言える世界になれたなら
私は今よりもう少し
私らしく、なれただろうか……?

今からだって、なれるだろうか―――?


〜シロツメ ナナシ〜

1/7/2026, 11:47:11 AM

お題〈改〉
『もしも13月があったなら』


もしも
13月があったなら―――
世界はどんなふうに変わるだろうか?

ちょっと想像をふくらませてみる

もしも
13ヶ月あるとして
そのまま1ヶ月が多くあったなら
1ヶ月を30日としてそのまま足し算、
「395日」あったかもしれない
もしくは
365日を13で割って
1ヶ月が28日で
どこかひと月だけ、
29日間になってたかもしれない

春夏秋冬どれかの季節が
もう少し長いかもしれないし
5個目の新たな季節が生まれてたかもしれない

13月は、
特別な祝日があったかもしれないし
祝日がない大変な時期だったかもしれない

時間の概念が
少し変わるかもしれない
今と同じペースで時計が進むとしたなら、
同じだけの時間を生きてても
寿命の数え方がみんな
1ヶ月分減る感じになるのかな

それとも
1ヶ月分命が伸びるような
そんな世界になるんだろうか?


もしも13月があったなら
国によってその月だけの
特別な行事があるんだろうか
大きなイベントがあるかもしれないし
反対に国家規模の休日が
どーん!と設けられてるかもしれない
必ず何日間休んでください! みたいな
……もしそうならちょっといいな


もしも13月があったなら
日本ではそのまま数字を言うけど
他の国ではどんな呼び方をするんだろ?
例えば…、トライディセンバー と
プチ長くなるけど、なんかかっこいいかも


もしも13月があったなら
新しい星座をもう一個見つけなきゃ
やっぱりへびつかい座が入ってくるかな?
私はもっと違うのもいいなぁ

それで行くと
干支も13匹目を足してあげなきゃ
絶対「猫」がいい!異論は認めない!
もしそうなったら……
猫がネズミに復讐はじめちゃうかな…?
……せめて酷くならないように見とこうかな


もしも13月があったなら

あなたは、どうなると思いますか?


〜シロツメ ナナシ〜

1/7/2026, 4:38:36 AM

『君と一緒に』


さて……寝るかね

布団をめくると、先客がいた

猫が布団で丸くなっていた

なるべく刺激しないよう

自分の布団なのに

(お邪魔します…)と、ゆっくり潜って

隣に寄り添……わない距離を保つ

……よし
ギリギリ君と一緒に寝れそうだ

布団の中は、ほんのり暖かい

――――――数十秒後、
ノソ……と起きて、グ〜ッと伸び

これは……起きるか……?

私の顔を少し確認し
匂いを嗅いだあと

さっさとどっかに行ってしまった……


もう何年もいっしょにいる
添い寝はまださせて貰えない……―――


〜シロツメ ナナシ〜

1/6/2026, 4:39:13 AM

『冬晴れ』


お布団が干したくなった


見上げれば青空

風はそよ風

ちょっとカラッとした外

割とほったらかしの布団

――――――うん、

とりあえず掛け布団だけでも

外に干しておこう

それだけでも違うはず


早速ベランダに持っていく

パッと見は割と綺麗そうに見える布団

干してサッと手で払うと

…太陽に照らされ見える

小さな色んな群れ―――………


……どれくらい干してなかったかなぁ

と、一瞬考えたくなったが

私は直ぐにやめて

干す前に1度よく はたいてから

改めて布団を干していく


夜がちょっとだけ、楽しみになった


〜シロツメ ナナシ〜

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