『I Love …』
私がこんなに
人を思う日が来るなんて
あなたが気になる
ただひたすらに 想ってしまう
だけどこれは……
本当に好きなのか
本当に愛なのか…
自分でも自信が無い
あなたはどこか 怖い人
あなたの考えてること 見てるもの
嬉しい瞬間や 許せないことが
私には分からないことが多すぎる
……そりゃ、
自分で自分のことも
全部分からないような私だけど
それでも……
あなたの事がもっと分からない
こんな気持ちなら
離れてしまった方がいいに決まってる
なのに……
私はあなたから離れられない
いや、離れたくない……かな
私があなたといても
楽しくないと感じる時もある
だけど……
あなたがほかの人と一緒に
楽しそうに嬉しそうに
感情が自然とこぼれてるのは
何故かとても耐えられない……
これは……私は……
本当に愛しているのかな?
それとも違う気持ち……かな?
あなたも怖いけど、
こんなふうになってる私も怖い…
あなたのトリセツが
どこかにあればいいのに
〜シロツメ ナナシ〜
『街へ』
街へ行こうかねぇ
田舎モンやけん
お上りさん丸出しで
バスも電車も人の多かねぇ〜
酔うばいこりゃ!
地下鉄はなんなんこれ
入った途端に迷宮やん
駅員さんはすごいなぁー 迷わん!
お巡りさんぐらいすごい
街に出ると人の多か〜
今日はなんね?お祭りね?
色んな格好の人のおるやん
出口場間違えたかいな??
…いや合っとるなぁ
待ちば歩く人な速さー
競歩でもみんなしよるとね?
怪我せんようにねー
よう似た建てモンの多かー
今日の寝るとこはどこね?
これね?それともこれね?
よーやっと着いたばい!
初めて来たとやけど…
ここは受付の少なかったねー
案内も全部機械とかのしよった
爆発せんかビビったばい!
あー疲れたー
ご飯も風呂も入ったけん
明日こそ
孫の顔ば見に行かなんねぇ
〜シロツメナナシ〜
『優しさ』
ごめんなさい!
今回はお休みします
必ず書いて世には出しますので
そちらでまた呼んで欲しいです!
〜シロツメナナシ〜
『ミッドナイト』
夜の男は闇に潜み正体を―――
夜の女はより美しくなる―――
ある男は言った
身体がまるでじぶんのものじゃないような
生まれ変わったかのようだ
ネガティブな思考は無くなり
何にでも前向きになれる―――と
ある女は言った
身体が自分の理想系
自分の全盛期がここにある
どんな出来事も受け入れる
まるで、
包容力の女神にでもなったかのよう――と
それがどこに行って、
誰にあって、何をされたのか、
覚えてるものは誰もいない……
だがそのほとんどが
いい話が多かった
謎は多かったが、
タイミングは総じて
夜中のうちに変わるという
唯一の共通点
この街にひっそりと伝わる
人はそれを
『ミッドナイトの幸せ』と呼ぶ
それは人によるものか
それは怪異によるものか
はたまた狐のいたずらか
この街には―――未知が眠っている
〜シロツメ ナナシ〜
『安心と不安』
常に不安が付きまとう
もしも安心できるなら
それは世界の誰をもが
私を認める解答だけ
そんなの存在しないけど
そうじゃないと怖いんです
人の声が、怖いんです…
些細な言葉も我が否定
生きることが怖くなる……
ただひとつだけ聞かせて欲しい
どんな私でいようとも
どんな答えを持ってても
どんな進路を進もうと
【私は生きてて―――いいですか?】
いつしかこの問いかけが
自分で自分に 「イエス」だと
言えるその日が来ること願って
私は強く、なりたいから―――
〜シロツメ ナナシ〜