誰よりも努力したつもりだった。
…なんで負けたんだろう。
ひたむきにずっと。
放課後も使って頑張った。
自信が持てなくて何度も。
私の実力不足だ。
もっと努力しないと。
誰も私を見てくれない。
「今日凄かったね!いい勝負だった!」
「帰りにご褒美にご飯行かない?」
君はいつも輝いていて、眩しい。
まっすぐな瞳で私自身を見てくれて。
1位の君に私はずっと勝てない。
…でもいつかそんな君に勝ちたい。
いつも全力な君に私も全力で応えたい。
だから私は誰よりも努力する。
君に追いつきたいから。
未来なんて想像出来ないし!
学校から出た宿題を目の前に、頭をぐしゃぐしゃする。
…適当に書けば良いか、なに悩んでんだあたし…!
ごく普通な当たり障りのないことを書き始めた。
どうせなるようになるし、適当でいいんだよこんなの。
1 5で高校、18で大学でしょ?
で24に卒業して、就職、30で結婚……先長すぎでしょ
ちょいと休憩!!!
布団に横になる。眠くなっちゃった。
ちょっとだけ、ちょっとだけ…
不思議な夢を見た。
やりたくない仕事して、家に帰って寝る夢。
なんかリアルでゾッとした。
ふと手を見ると、紙を握っていた。
宿題かと思って見たけどなんか長い文章。
でもあたしの字に似てる。
興味本位で読んでみたの。要約するとね、
仕事やる気出ないから、やりたいこと見つけとけ!!!あんたは好きなことなら頑張れるっしょって。
最後には10年後の自分よりって。怖っ
なんかお化けがいるのか本当に謎だけど
怖いから宿題真面目にやるよ。
やりたい事ねーそうだあたし、髪いじんの好きだから美容師とかでどうよ!!!
それなら続けられそうだし笑
幽霊さんも納得っしょー!
今日はバレンタイン。
幸いなことに今日は休日だ。
つまり、街中、ラブラブ空間に出なくていいのだ!!!
…別に悲しい訳じゃないぞ。
安心しているんだ。
貰えない組だからな。
浮かれたあの空気には耐えれない。
今日はゲーム三昧だ!
ピンポーン
?誰なんだ、おい!
今日は配達頼んでないぞ!
まさかの逆転ホームラン!?!?
…チョコじゃなかった。
近所のおばさんだった。
雨降ってきたって教えてくれた。
俺は救われなかったけど洗濯物は救われた。
ありがとなおばちゃん…
そんな目で見るなよ。悲しくなるだろ…
今日は酒でも飲んで好きなことしようぜ…
ずっと待ってるよ。
君が帰ってくるの。
僕はいい子だからお座りができる。
お散歩も欠かさず行くよ。
君が褒めてくれるから。
えらいねえらいねって
かわいいかわいいって褒めてもらうんだ!
もちろん、パパとママも大好きだけど
君がいちばんだーいすき!
だから早く帰ってきて。
君の匂いを
君の足跡を
ずっと待ってるの。
だって僕は君のいい子だから!
愛してる。
溢れそうになる、この想いを伝えたい。
きっと変わってしまう関係だけど。
悪い方に転がるか良い方に転がるか、
当然想像がつかない。
…けど今は想像できるんだ。
君のことだからきっとそう言う。
僕は本当にずるいよね。
身体中が痛い。辛い。
視界が暗くて、頭が上手く回らない。
何処にいるのか、何が起きたのかも分からない。
ただ、僕を背負っている、君の体温だけはわかる。
「ねえ 、」
「どうした、大丈夫か」
「好きだ…君g
「私は死ぬほどきらいだ」
予想外だった。
もう息絶えそうなのに。
そんなズバって言わないでよ。
「お前はここで私を置いていくのか?
違うだろ。ちゃんと生きろ。」
…そうだった。
君はわがままだったね。
君に嫌われたまま死にたくない。
君に本当の想いを伝えるまでは。