うたゆかり

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11/18/2025, 7:11:31 AM

冬へ

冬が来る
2025年が残り1ヶ月半で終わろうとしている

この一年、色々という「々」の字を
もう一つつけたいくらい色々々あった

歩けるようになったのは今年だ
ああ、何回でも言ってみせるさ
今年だとも
この11月で退院してから1年が経つ
立つことすらままなかった人間が
1年もせずに片手で杖をついて歩けるようになっている

その過程を社会は知らない
半端な覚悟で知ってもらうより
1ミリも知ってくれない方がマシだ


あまりにも凍えそうな時期に
復職してしまったものだ

11/17/2025, 5:54:37 AM

君を照らす月

夜は君の時間だ

太陽が監視なら月は見守りだ
子守唄が似合うのは月だけだ
君は子守唄が似合うから月の光がよく似合う

君を照らす月は
君のことをよく分かっている

太陽の陽だまりが君の笑顔なら
月光は君の慈しみだ

真実だとも、紛れもなくね

11/16/2025, 7:05:19 AM

木漏れ日の跡

木漏れ日の日が
君の顔を擦り
僕の目を焼く

太陽を直視した時のような反射でつい
目を覆いたくなる笑顔

僕が見て歯いけないような
僕の本音が漏れてしまうような
本心から君の笑顔を見たいから
今は照れ隠し

木漏れ日は 今日も
彼女の笑顔を直視できない僕を嗤う

11/15/2025, 7:22:48 AM

ささやかな約束

「あなたと一緒に」
たったそれだけ
言葉にすればささやかだ

ささやかな約束

ささやかに見える約束

内容と覚悟は深い
自分の人生という映画に
あなたという観客席を準備したのだから

その席は
あなたがいなければ
違う人間が座っていたかもしれない
第一、その席を設置しようとすらしなかったかもしれない

そういうバックボーンを知ってもなお
あなたはその席に座ることを選ぶの?

11/14/2025, 9:43:17 AM

祈りの果て

恋→愛→祈り

恋は燃え上がる
炎だけの恋は雨が降れば消える

消えずに残っているのが愛 ?

燃え滓すら見ていたいと思うのが愛だ

なら燃え滓は捨ててしまうのか

次に新しい炎が上がるための薪を作るのが願いだ

祈りの果てとは
愛する者同士のつくった形跡が残るものである

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