傘は持っている
でも今は雨に濡れたい
そうこれは雨の雫
眼から零れた雨の雫
神様が私を哀れんで
雨を降らせてくれたんだ
俯き力無く歩いていても
雨の中ならそこまでおかしい姿ではない
この雨で今までの思いを洗い流せれば
この辛い心を冷やし鎮てくれれば
雨は髪も服も涙も全て濡らしていく
周りに誰も居ない公園のベンチで
雨降る空を見上げ
思い切り泣いた
明日はまたいつもの私に戻れるように
「雨に佇む」
正直 日記はいつも三日坊主だ
新年に さあ書くぞ!と意気込んでみても
3日目には 毎日同じやん となってしまう
だから日記代わりという訳でもないが
その日の気分で詩を書く
なんでもない日常のこと
気になった事象のこと
忘れられないあの人のこと
毎日では無いけれど
こちらの方が私には合っている
あとは写真
作ったものや食べたもの
記念という訳ではないが
そういうものの方が記憶に残っている
日記とは言えないちょこっと記録
「私の日記帳」
ほんとにちょっとした事だったの
いつも同じ電車に乗り合わせる男子
その時まではまた居るなーくらいで
なんとも思っていなかった
だから近くになっても離れていても
どうでもよかった
でもあの日
おんぶされている赤ちゃんが
彼に手を伸ばして持ってるスマホを取ろうとしてたの
彼は何も言わず笑顔で
スマホに付いてるアクセサリーを触らせてあげてた
その優しい笑顔で私はやられてしまった
それからは
彼の顔が見える位置で
そっと覗き見するのが楽しみになっているの
また笑ってくれないかな・・・
「向かい合わせ」
どんなに頑張っても
手にする事は出来ない
誰にでも平等に与えられているチャンス
それでもどこで間違えたのか
思い通りにいくことはない
遠目にただ見ているしかできない現実
幸せの定義は人それぞれ
見てるだけでいいという人もいるだろう
だけど私は
それだけではやっぱり満足できない
もがいてもがいて
いつかはこの手にしたいんだ
この思いを足掛かりに
絶対にいつかは手にしてみせる
「やるせない思い」
打ち寄せる波
永遠に続く波の音
潮風から漂う海の匂い
砂浜に座り込み
ただ静かに波音を聴く
目を瞑り潮風に身を預け
海の声を聴いている時間は
穏やかで
地球の呼吸と共に在るように思える
海の中を自由に歩けたら
どんなに楽しいだろう
遠い未来
ヒトは海に還るのだろうか
小さな貝殻を母なる海の波に渡し
また来るねと命の母と約束を交わす
「海へ」