凛世

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9/29/2024, 1:31:18 PM

シーンという音が聞こえてきそうな静けさの中

本のページをめくる音だけが聞こえる

ふと顔を上げると部屋に差し込んできた陽光が

ブレスレットを飾る棚に当てっていた

キラキラと光が反射し

小さなミラーボールのように虹を放っている

石たちのおしゃべりはそれぞれが輝きを放ち

とても賑やかだった

こんな日は紅茶かな と

自分一人だけのお茶を用意するために

台所へと足を向けた






「静寂に包まれた部屋」

9/29/2024, 1:38:34 AM

楽しい時間はすぐに終わる

同じ時間なのに何故なのか

仕事や勉強はものすごく長いのに

大好きな時間だとあっという間

もうちょっとだけってつい思ってしまう

君との別れもそう

少しでも一緒に居たくて

つい手を繋いだり

そういえばさ なんてなんでもない話をしたり

また明日会えるのに寂しくなるんだ

当たり前の幸せが心地よくて

全てを放り出して縋っていたくなる

この幸せが当たり前ではなく

永遠でもないことを知っているからこそ

君には「さよなら」は言いたくないんだ

だから「また明日ね」って言うんだ

約束して絶対君と会うために







「別れ際に」

9/27/2024, 11:21:51 PM

雨が一粒頬を濡らす

急に降ってくる雨に

周りは慌てて傘を出したり

雨宿りできる場所を探し駆け出したり

一瞬で慌ただしくなっている

だけど私はそのまま歩く

空を見上げ神様にお礼を言った

涙を隠してくれてありがとう

この雨が止む頃には

いつもの私に戻れてるだろう







「通り雨」

9/26/2024, 1:04:57 PM

風に揺れるコスモスを

時間を忘れ眺めてる

心地よい風に吹かれ

ワルツを踊っているかのように

花と葉を揺らしている

チョコレートの香りが

風と共に香ってくる

・・・そういえば

貴方はチョコレートが好きだったわね・・・

もう会うことのない人をつい考えてしまい

やりようのない想いを抱えながら

チョコレートコスモスを手にして

部屋へと戻る









「秋🍁」

9/25/2024, 10:43:23 AM

夜に窓の外を見ると

摩天楼のネオンが眼下に広がる

・・・なんて暮らしをしてみたいものだけど

現実は伸び放題の庭木と門の外に覗く畑

庭と呼ぶスペースに寝そべる我が家の猫様

なーんにもない田舎の景色

そろそろ除草剤を撒かないとと考えながら

猫様が伸びて昼寝をしている様子を眺め

夕飯はどうしようかと思案する







「窓から見える景色」

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