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9/22/2025, 1:14:46 PM

曇りの日だって、あなたが笑えばまるで晴れみたい。

cloudy

9/17/2025, 2:36:08 PM


体育の授業でマラソンをする日、直前にいつもより強めに結び直すその時間は結構好き。

靴紐

9/16/2025, 1:02:00 PM

「月島」
背後からかけられた声に、一瞬だけびくついた体を隠すように返事をする。
俺の姿を見つけて走ってきたのか、その額にはうっすらと汗の粒が浮かんでいた。
「この間のことなんだが」
心なしか強張った声で鯉登さんが言葉を繋げる。少し俯きがちになる俺の顔を覗き込むようにする顔や、心配を多大に含む声には、隠しきれないほどの甘さが孕まれていた。
その甘やかさに背筋を電流が駆け抜けて、それと同時に気づかなかった己の鈍さに驚く。
その甘さを心地いいと思う自分にも。
「はい」
声が震えたことに、鯉登さんは気づいただろうか。
「返事は、決まったか?」
答えは、まだ、なんて喉の奥に用意しておいた言葉は飲み込んで、鯉登さんの瞳を見つめる。
誤魔化せないくらい、俺の心は鯉登さんを愛していた。

答えは、まだ

ゴールデンカムイより鯉月です。

9/13/2025, 11:14:42 AM

ひとりじゃ埋められなくても、あなたがいればきっと。

空白

9/11/2025, 1:34:27 PM

ふたりの時には感じなかった空白が、ひとりきりになるとやけに主張を強めた。

ひとりきり

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