枯葉
冬が来て気温が下がり、日照時間が短くなって、植物は光合成をやめる
まるで自分と同じようにもろくて砕けやすい
青葉の鮮やかさは消えて地面に這いつくばっている
あなたと出会った初めての夏は、シトラスの香りがした
もうあの香りを一生感じることはできない
春が来て「さよならしよ」
また夏が来たら、新しい青葉になって、新しい日々が始まる。
「誰よりも」
誰よりも好きだった
あなたに好きな人がいるって友達から聞いたよ
好きな人から連絡が返ってこなくて悩んでるんでしょ?
それは私じゃないことくらいわかるよ
だって奥手すぎてLINEを送ったことないから
前の彼氏と別れたのもあなたが私の前に現れたから
あなたが好きな人がいるなら応援したいよ
でもほんとは叶ってほしくない
一生好きな人からの連絡が無ければいいのに
ごめんね誰よりも好きだからやっぱり応援できない
「待ってて」
あなたは歳上が好きなんですね
わたしは歳下
ずるいよ歳なんて頑張って越せるものじゃないのに
知ってるよわたしのことなんて恋愛対象に入れてないことくらい
でも大好きなのこの気持ちは頑張っても消せないの
だから待ってて
来世はあなたより早く生まれるから
大人な女性になって惚れさせるから
だから今世では誰も好きにならないで
来世で素敵な女性に出会えるから
今は我慢して待っててね約束
ブランコ
今日彼氏と別れた、
私からしたらやっとって感じで残ったのは罪悪感だけだった
彼はプライドが高く自慢話が多くて人への差別もする
彼氏としては完璧だったはずなのに人としての彼を見ると好きなところが見当たらない
「これでよかったのかな」友達とブランコに乗りながら彼のことを思い出し「よかったんだよ」ただその一言が欲しかったあまりに聞いてしまった
友達は地面を勢いよく蹴りゆらゆらと子供のようにブランコを漕ぎながら言った「正解がある恋愛なんてないよ。」
友達の言うとおり正解なんてない、彼は私に優しかった、でも他人に優しくできない彼を好きになれなかった
ただそれだけ罪悪感もきっとすぐなくなる
深夜2時の公園でブランコをこぐ。
制服のスカートが、動きに合わせて静かに揺れる。
幸せとは
私は昔から些細なことで幸せを感じる
愛猫が初めて一緒に寝てくれた時
靴下が左右ぴったり同じ感触だった日
小説の好きなページだけ何度も読み返す時間
使い切れなかったノートの最後のページ
電車で端の席に座れたこと
そんな些細な幸せを感じる日々でも時々本当の幸せはなんだろうと考えてしまう
まぁ、そんなことどうでもいいよね今が幸せならなんでもいい。
2026年も幸せな日々で溢れますように