I love your profile as it melts into the darkness.
I love the clear winter air.
I love the all-encompassing vastness of the ocean.
Above all, I love the world and universe that you hate.
(訳: 闇に溶けていくあなたの横顔が大好きです。
冬の澄んだ空気が大好きです。
すべてを包み込むような海の広大さが大好きです。
何よりも、あなたが憎む世界と宇宙が大好きです。)
28「I love...」
雪が降った
あの人に拒絶された。
かなしい、悲しいはずなのに、涙が出てこなくて。
あいしてる、あいしてた、あの人に愛されたかった。
きっとこの気持ちも、ここではないどこかの街へ旅してしまう。
けど、いい。
私の行き場のない愛があったということを、
誰かに気づいてもらえれば。
27「街へ」
夢をみた
あなたがずっと隣にいて、何も言わないけど、ずっとそばに居てくれるの。
夢じゃなきゃいいのにね、
夢だと、いつか忘れちゃう。
夢はずっとは続かない。
私はずっと夢を見ていたい。
あなたに会える夢を見ていたい。
26「夢を見ていたい」
お母さんから貰った紅い綺麗な袴をまとった。
お母さん見てる?私、今日20歳になったんだよ。
私の記憶のお母さんは、まだシワがなかったけど、多分今はしわしわになっちゃってるんだろうね。
似合ってるよ。おめでとう。
大きくなったね、お姉さんになったね
お母さんのささやきが聞こえた気がした。
いや、きっと私にささやいてくれた。
私、いつまでもあなたの誇りの娘であるために、今日、またあなたに近づくよ
25「20歳」
朝、身体を空っぽにして大きく深呼吸をした。
むねのなかに直接冷たい風が入ってきて換気された。
昼、真っ白な雪を輝かせる暖かい光を感じ、足取りが軽くなった。
夜、澄んだ空気のおかげで月の影の所まではっきり見えた。
雲ひとつない空を見上げて宇宙の広さを知った。
24「冬晴れ」