でも、きみには、さよならが似合うね

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2/6/2026, 5:02:49 AM

人と人が、真に解り合うことは決してない。

内心の自由という言葉がある通り、
自身が抱える想いの矛盾も、広がる思考の真実も、他者からは決して見えることはない。

それらが気付かぬうちに、外界に滲み出たとしても。
君からは決して、君へ向けた、私の真実が解ることはない。

同じ様に、
君の内心も、私は知る由もない。

けれど、
生涯、知る事が出来ないことを解っていても、
私は君のことを知りたいと思ったのだ。

2/2/2026, 11:48:43 PM

「忘れるな」と、生命のサイクルに逆らうことを強要してくるこの花は、なんとも滑稽で、不快極まりない象徴だ。

人間は都合の悪い真実を忘れ、幸せな記憶を苛む苦しみから逃れ、種を繋いできた生き物だというのに。

春を過ぎれば枯れ落ちる花風情に、このような花言葉を背負わせた人間は、きっと人の心というものがないのだ。

1/28/2026, 10:55:15 AM

ぼくの見知った世界が、だんだんと遠くなっていく様子を、霜だらけの車窓から眺めていた。