ゆう

Open App
12/27/2025, 10:26:34 AM

世界は鏡という考え方がある。

自分の内面が、そのまま外の世界に反映されるという考え方だ。

「なんかあの人、自分にだけ冷たくない?」

そう思うとき、自分の中に必ずもやもやとした不安がある。

それが外の世界に反映されてしまうのだ。

悪いのは自分ではない。

相性だ。

だから、そういう気持ちにさせる相手はそこまでの相手だと思って、
いい意味で適当に流しながらやり過ごす程度でいい。

マジでそれでいい。

自分に非はないのだから、堂々としていればいい。

自分は悪くない。

ただ、相手がそういう気持ちにさせるのだ。

それが事実なのだから。


鏡の世界の仕組みはわからない。

わからないけど、気のせいではない。

確実にそういう仕組みがあると思うのだ。

心の底で思っていることは必ず現実化する。

必ずだ。

自分の本心が、外の世界に反映される。

そこは偽れない。

本心は隠せないのだ。


だから、せっかくだから、

外はこんなにも寒いのだから、

鏡の世界だけはあたたかくいようじゃないか。

自分の内面の世界だけはあたたかくいようじゃないか。

そうすれば外の世界も変わる。

ちょっと見方を、捉え方を変えるだけでいい。

きっと世界は、本来の世界は、

あたたかく、

キラキラと輝いている、

はずなのだ。





凍│凍
て│て
つ│つ
く│く
鏡│鏡


お│お
わ│わ
り│り

11/11/2025, 9:25:57 AM

最近、

晩ご飯のあとに

必ずスナック菓子を食べてしまう。

ご飯はちゃんと食べていて

弁当とか

惣菜とか

すべて平らげたうえで

締め と、いわんばかりに

スナック菓子に手をのばす。

ポテチのときもあるし

ベビースターのときもあるし

たこやきスナックのときもある。

そうやって

消化不良の毎日を

スナックと一緒に

消化しているのだった。






しくて

10/25/2025, 10:53:02 AM

青く広がる海と空の境界線で、
17歳の天使の少女ルナはそっと羽根を揺らしていた。

透明に光るその羽根は、太陽を浴びて淡い虹色に輝く。

「今日は、どこに行こう…」

そうつぶやく声は、ほんの少し寂しさを含んでいた。

ルナは人間界に降りることを許されているけれど、長くはいられない。
限られた時間の中で、世界の平和を願い、
人々の心に小さな光を届けるのが役目だった。

20歳の青年、アオトは海沿いの研究施設で働いていた。
メタンハイドレードの海洋資源を調査し、
環境やエネルギーの持続可能性を考える日々。
若さと情熱にあふれ、豊かさや幸福を科学で支えようと努力していた。

ある日、海岸で資料を整理していると、白い羽根が風に舞い落ちてきた。驚いて見上げると、ルナが空中で揺れていた。

「…え?天使?」

ルナは微笑み、短く手を振った。アオトは息をのむ。
目の前にいるのは、空想の中でしか見たことのない存在だった。

それから二人は、静かな海と青空の下で毎日を過ごすようになった。
ルナはアオトに、天国での暮らしや、
人間界を見守る使命について語った。

アオトは科学者としての夢、世界をより良くしたいという思いを語った。
けれど、二人には叶わぬ制約があった。
ルナは時間を持たず、アオトは地上に縛られている。
どれだけ心を通わせても、二人は永遠に一緒にはいられないのだ。

ある夕暮れ、ルナは羽根を大きく広げ、アオトの前に舞い降りた。

「アオト、ありがとう。あなたの世界のために、私は少し力を貸すね。」

ルナの羽根が一瞬輝きを増し、海の波間に光の道ができた。
その光はメタンハイドレードの海底資源と海洋環境をつなぎ、
豊かさと健康、世界の平和への小さな可能性を象徴しているようだった。

「僕も…僕も、君に負けないくらい頑張るよ。」

アオトは握りしめた拳を海風にさらし、心の中で誓った。
ルナは微笑みながら、ゆっくりと天へと舞い上がった。
揺れる羽根は夕日に照らされ、虹色の光をまとう。

ルナが見えなくなったあとも、海と空には彼女の存在の温もりが残った。

アオトはその光を胸に、環境を守り、
世界の平和を願い、豊かで幸福な未来を築くことを誓った。


天使の羽根は、消えたわけではない。

ただ、人々の心に、揺れる光として残り続けるのだ。






揺れ
 る
 羽根🕊️ 完

10/11/2025, 2:31:55 PM

渋谷は苦手だ。

僕は人ごみが苦手で、
人が多い所にいるだけでエネルギーを奪われてしまうタイプだ。

だから、スクランブル交差点をうつむきがちに歩いていた。

交差点の途中、向こうから歩いてくる人ごみの中に、
じっとこちらを見つめてくる女の子がいた。

僕は人から見られるのも苦手で、僕を見て笑ってるんじゃないか?
という被害妄想をしてしまうのだ。

僕は視線を感じながらも目を合わせず、
その少女とすれ違い交差点を渡り切ろうとした。その時、

「私のこと、見えるの?」

という声が聞こえた。

思わず声のした方を振り向いたら、そこにはさっきの少女が立っていた。

「ねえ、私が見えるんでしょ?」

そう問いかけると少女は、

「ここは…霊界交差点よ。」
と、言った。

どうやらここは、渋谷ではないらしかった。




 交
未知の
 差
 点

 続
 く

10/2/2025, 9:46:37 AM

地球温暖化が激しい昨今、


何月から何月までが秋なんだろう…?


夏と冬がどんどん長くなってきていて、


暑さと寒さを主張してきて、


もはや、


四季の枠に、


『秋の空き』


なくないか?


🍂









秋🍁の
🌰 🍠
訪🌾れ

Next