12/24/2025, 3:17:43 PM
あの日忙しい喧騒に
『あぶないよ』って
引き寄せた繋いだ掌
指の奥が無口にさせて
口角にリボンが付いた
あの日の君は
透明でそこにいて…
LINEの画面は
止まったまま言葉の代わりの
雪が降る
12/10/2025, 2:37:55 PM
繋いだ指の腹から伝わる
音階の違うジグソーのような温度
じんわり侵食してく
君がいる世界
心地よくてソワソワする温もり
君が好きだよエイリアンズ…♪
12/4/2025, 3:31:39 PM
神社にお参りして鳥居を潜り
お辞儀の流れで見上げた空
白く太陽に透けた飛行機が
銀杏木から銀杏木へ渡り泳ぎ行く
先程 神様にお願いしたばかり
舌の根も乾かぬうちに
その飛行機にまた祈る
君が元気でいてくれますように
PS 昨日も月は綺麗でしたね…
12/3/2025, 1:09:45 PM
少し前の雨に空は憂鬱色を濁して
人とすれ違う冷たい風
街灯の無い間隔に
立ち止まり見上げる
甘くてスパイシーな夕暮れ
鼻歌で刻むステップ
遠く霞む月
恋しいが痛くて…
『大丈夫、大丈夫』って唱えた
11/4/2025, 1:49:07 PM
少しだけ閉じた瞼
あの気だるそうに昇る月の傍で
君を辿る
金木犀の甘い香りが細く長く
繋ぐ糸のよう囁き着いてくる
キミが重なる月の傍