『待ってて』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
待ってて
あの日、絶望の底に沈みきった私をその手で救い上げてくれたあなた。あなたは蜘蛛の糸。あれから私はあなたへと陶酔してしまった。もう私の視界にはあなたしか写らないの。例え、あなたと住む国が違っていても、存在する次元が違っていても私が"アナタ"と呼ぶのはあなたしかしない。この火中からあの日のようにあなたを救えるのは私だけなの。あなたは私の首に巻かれた生命線。あなたは、お空に輝く星のように私に希望を与え、運命のように私に人生を賭けさせる。
私はあなたを救うから待ってて。そしてもう一度私を救い出して。あなたに忌み嫌われても、何でも差し出す。
お金でも、人生でも、私のすべてをいつまでも貢ぐ。
だって、あなたを愛しているのだから
待ってて、もうすぐ伝えに行くから。
あなたに渡したい物があるの。
あなたのことを考えて選んだプレゼント。
土曜授業最悪、なんて思ってたけど、バレンタイン当日だからラッキーだった。
チョコは渡せなくても、せめても、と思って選んだ付箋。
でも、結局渡すことができなかったなかった付箋。
いつ、どうやって、なんて言って渡そう、そう悩んで
今じゃない、今じゃないってタイミングを見計らってたら、学校は終わって、あなたはすぐに帰ってしまった。
私はなんでこんななんだろう。
いつも1歩踏み出す勇気がなくて、肝心な時に間が悪い。
でも、こんな私だけど、あなたに伝えたい気持ちがあるの。
だから月曜、絶対に渡すから
朝日が当たるあの教室で、1年間過ごしてきたあの教室で、思い出の沢山詰まっているあの教室で、
【待ってて】
ここで 待ち合わせ
LINEで 今から身支度
ごめん 待ってて
寛大に 許すよ 貴方なら
LINEで 有り難うくるかに
嬉しい もらえた
)
別れ際に伝えた言葉は
あなたを縛ってしまうのだろうか
効力はないと分かっていても手離したくなくて
遠くのあなたに今日もそっと唱えてみる
【待ってて】
あの宙の向こうに行きたいな
先に行ってしまった人に会いたいな
こんな地獄から抜け出したいな
いくら神社で願っても、いくらお守りにお願いしても、「早く死ねますように」は叶わないんだ。
現に、私はまだここにいる。君たちが拒んでいるの?
でも、絶対に行く。私の気が変わらないうちに、扉を空けておいてね。
まっててね
ずっと待ち続けるから。
絶対に戻るから、待っててよね。
そんな、なんの確証もない口頭だけの約束を、また今日も思い出す。
こんなことはなんの救いにもならない、ただの重い枷、あるいは醜い呪いだとわかっている。
信じる、なんて綺麗なものではない。
あのとき抱いた深くとても伝えられたものではない執着が、そのまま形を変えてそこにあるだけだ。
見た目だけ、"約束"だなんて綺麗なふりをして、蓋を開ければそこには希望も夢も存在しない。
ただ焦がれた色を捨てられないだけ。ただ、いつかの幻影を、何年経っても忘れられないだけ。
そうわかっていても、約束は約束なのだ。
天秤の傾きはやがて揃っていく。この思いも、こんな日々を重ねるうちにやがて少しずつ薄れていくのだろう。
みんながあの声を、顔を、姿を忘れる。
それでも、一度こんなにも醜い感情を抱いた責任として、私だけは消してはならないのだ。
だから待とう。
何年でも、何十年でも、きっと待とう。
そして、あなたに追いつくときに思い出そう。
あなたの美しい瞳を。
二度と帰らない瞳を。
眉間にシワを寄せながら私のことを一直線に捉えた瞳
「犬も眉間にシワ寄るねんな」と思いながら一歩一歩近づいて膝を折り手を伸ばす
「待ってて」の私の一言で身動きもせずにお座りして健気に震えてた愛しい愛しい私の友達
時折、車の助手席に感じる懐かしい匂い
公園で遊んだあとの土と草の混ざった匂い
会いたいよ
「どこ行ってたん?」
って眉間にシワを寄せながらも尻尾で
「おかえり」ってしてくれるよね?
もうちょっと かかりそうだよ
こんなハズじゃなかったのにな
誰かに決められたレールに乗りたくない
って
あんなに強がってたのにさ
ボクは 結局
独りでは何にもできなかったよ
全て周りのせいにして
逃げまくって
自分を憐れんで
自分を変えられなかった
いや
変えなくてよかったのかもしれないな
惨めな自分を認めて
情けない自分を受けいれて
自分を誇大評価しないで
このままのボクでいいんだ
って
ある意味 開き直って
底辺の底辺から
また
いまから はじめること
それを
いま 決めたんだ
何だか
バカバカしくて
笑っちゃうよね
大切なもの
全部 捨てたつもりだったけど
大切なもの
全部 ここにあったんだよな
いつも
なにかに 守られていたんだよな
いつも
なにかに 包まれているんだよな
だから
また 落ち込んだりすることも
あるだろうけど
いろんなことを 丁寧に味わって
ボクの中の
細かい光を キラキラとさらさらと
大事に輝かせて いくんだ
キミのところに
行くの
まだ かかりそうだよ
待ってて ね
いつもいつも
見守ってくれて ありがとう
ボク
また いきなおすからね
待ってて
「絶対帰ってくるから待っててね」
毎朝私がハクにかける言葉。
何があっても絶対に帰ってくる。
仕事に行くだけだが、毎日兵士にでもなったかのような気持ちで出勤している。
この子の小さな頭を撫でるために。ねずみのおもちゃで遊ぶために。大好きなチュールをあげるために。この子にただいまを言うために。
今日も行ってきます。待っててね。
焦がれ望む背中をひたすら走り。空を跳び山を駆けて、休む時は火を囲む。
食事を渡した時の指先だけは忘れられなくて、寄せた肩の骨は思い出せるのに、振り向いた時の声は遠い。いつか記憶は沈む。忘れたわけじゃない。時が埋もれさせていくのだ。
思い出なんてなければいいなんて。もう思わない。
待ってて
ここで待ってて
お母さんはそう言って出かけた
だから僕は待った
お腹が空いても寂しくても寒くなって暑くなって
それでも誰も来なかった
…トントン
家の中の明かりが点かなくなって
初めて人が来た
お母さんだ!
玄関を開けると知らない人が二人
お母さんは?
僕は待っててと言われたことを伝えた
来た人のうちの一人は色々聞いてきた
もう一人は電話してた
僕は車に乗せられ何処かへ連れて行かれた
お兄ちゃんやお姉ちゃんがいて
美味しい食べ物も出てきた
何日待ってもお母さんが来ることはなかった
-30年後
母だった人が亡くなったと行政から連絡が来た
結局一人だったらしい
財産らしいものも無く骨壷と位牌を
引き取って欲しい連絡だった
受け取った僕は懐かしいけど苦しい思い出の
町を見下ろせる山を登った
頂上付近に穴を掘り位牌を入れて埋めた
その上に骨壷を開け中身を撒いた
ここで待ってて
僕は置き去りにした
あの日の家の中に置き去りにされた思い出と共に
僕は母を見捨てた
「ここで待ってて」
ママさんが言うのでここで待ってる。
ぼくはそこに行けないから。
早く来ないかな。
まだかな。
……寝ちゃってた。
ママさん、まだ来ない。
まだかな、またかな。
「ごめんね、レジが混んでたの」
ママさんの持ってる袋から、おいしい匂いがする。
「そんなに尻尾振るとちぎれちゃうよ」
ママさんが笑う。
帰りましょう、帰りましょう。
みんなが待ってるおうちに帰りましょう。
──────
スミマセン、こんな感じばっかになりそう(´・ω・`)
メンタル疲弊してるから起承転結まとめられんのよ……(´・ω・`)
じゃ(´・ω・`)
(´・ω:;.:...
うっわ〜。90歳を超えてから推しに出会えるなんて、思ってなかった!
この人生も捨てたもんじゃなかった、終わりの終わりにこんなご褒美があるなんてね!
ワタシが生きてるうちに、生まれてきてくれたこと。そしてこうして、ワタシが推しを見つけられるように、光り輝く存在になってくれたこと。
この世にはこんな奇跡がある、でもね。
惜しむらくは──ワタシは、推しの成長を見届けられない。
この前、余命宣告を受けちゃったから。
……なんだけど。
ワタシ……頑張ってみるから!
ババアの底力振り絞って、念じてやる!
とにかく超特急で、生まれ変わりたい!
推しがまだ生きてこの地上にいる、この時代に……神様仏様、お願い!
だから、ワタシが生まれ変わるまで──お願い『待ってて』、ワタシの最推しよ!
そのままそこで、光り輝いていてー!
……ってなことを思い出したのが、ついさっき。
公園のブランコでコケて、頭打って、それがきっかけで思い出したんだけど……あーあ、一緒にいたパパを、すっかり泣かせてしまった。
パパの言った通り、ちゃんとブランコが止まってから降りたのに。
子どもって本当、なんでもないトコでコケたりしちゃうんだよなー、怖い怖い。
ま、それはいいとして。
それより……。
神様仏様、グッジョーーーーブ!
ありがとう!
ありがとうございまーす!!
現年齢、5歳!
西暦で確認したところ、本っ当にすぐ生まれ変われちゃってたので、タイムラグはなんと、たったの5年……いやもう、ちょー優秀すぎん?
前世で17歳だった推しはいま、22歳!
まずはパパのタブレットを拝借して、現状を確認しなきゃだよね!
「パパー。ひな、ころんじゃって、ごめんね?」
「ごめんねって、そんな泣……いやいやいや、パパが全部悪いんだ、うううっ」
「ひな、もういたくないよ! パパ、なかないのっ」
「ふううっ、よし、もう泣かないぞ! ……ああ、そうだ。痛いの我慢して頑張った陽菜に、なにかご褒美を……」
「りょーじくん!」
「……へ?」
「りょーじくん、みるのー!」
「りょーじ……くん?」
「りょーじくん、さがすのー」
「ああ、タブレットで……」
「けんしゃく!」
「はい、検索。えっと……どのりょーじくんかな?」
「あったぁー! りょーじくん!」
「えええ……陽菜はこんなアイドル、いつの間に知ってたんだ……」
「りょーじくんっっ! だいしゅき〜!」
「えっ、そんな……泣いちゃうほど好き?!」
「パパありがと〜! パパだいしゅき〜!」
「陽菜、りょーじくん見れて、よかったなー💕」
待ってて/春の薫り
淡い桃色の花が咲き
追って白い花が咲く
山里の梅園に
美しい若者と
美しい娘が
現れた
待ってて良かったと
娘が紅い唇で囁くと
若者は涼しい目を細めて
ほんとうにそうだねと返す
毎年枝ぶりが変わろうとも
紅梅の精たちは変わらずに
久しぶりの逢瀬に囁く
その声が広がり香しく
園の花々が人の世界に
愛しい春を告げる
朝、起きると必ず写真に挨拶する。
おはよう
あのままだったら、良かったのに。
待ってて
もう少しでそっちに私も行くから。
私は玄関をばたんと閉めた
待ってて
人生で待ち合わせとかほとんどしたことないからお題が書けません。悲しい人生だね。
彼女とか友達がいる非とならこの間こんなことがあってさあ、みたいなことがかけるんだろうな。
でもそれが羨ましいとはまるで思えない。一番悲しいのは彼女や友達がいないことではなくそれがないことを羨ましいと思えないことかもしれませんね。
いわば不幸に慣れきってしまった人生。不幸を不幸と思わずにむしろ幸福だとすら思える。そんな人は哀れなんだろうな。
しかし今日はあまり寒くないな。エアコンつけなくても16度近くある。
でもちょっと寒い。なんでも適温は18らしいね。だからエアコンつけちゃった。電気代はきついけどしょうがない。
待ってて
11タイトル溜めてる。
待ってて、ちゃんと書きます。
3月中にまとめて。
そこは墓地だった
周囲には似た様な墓石と、少し枯れた花が刺さった花瓶達が、花畑の様に広がっていた。
その中の、真新しい花が飾られている墓の前で、一人の男性が手を合わせ、目を瞑っていた。
男性は、黒い髪と、少しよれた黒いジャケットを羽織り、右耳辺りの髪が白く染まっている。
40代後半ほどの少し渋い顔をあげ、立ち上がった。
その顔は朗らかで、まるで親友と会えた様な、そんな顔だった。
「じゃあな、また来るよ」
墓石に向かって、呟いた。
背を向け、墓石の間にできた隙間を通り抜け、簡易的に作られた駐車場に辿り着く。
シルバーの大きなワゴン車が、ぽつりと停車しており、後部座席の扉が自動的に開いた。
「奥方とは喋れたか?」
固定された車椅子に乗っている、薄い紫の長髪を蓄えた女性が、そう聞いた。
「できたよ。すまんな、待たせちまって」
男性が乗り込み、シートベルトをつける。
「良いっすよ〜丁度、情報を整理したい所だったんすよ〜」
前方座席、運転手席の隣に座っていた、若い銀髪の青年が、おちゃらけながら気遣う。
「それでは、向かいますか?それとも、準備してから行きますか?」
ハンドルを握っている、茶髪の若い女性が、不安がながら質問した。
「あぁ、このまま行こう。今日はフルメンバーだから、いつもより派手にやってやろう」
四人の共通した黒いスーツの胸元には、盾のような刺繍があしらわれている。
まるで一つのグループかのように、ここが居場所だと見せつけるかのように。
墓参りを終えた男性は、ニヤリと笑った。
『もう大丈夫』と、彼女に伝えるかの様に。
お題『待ってて』
『待ってて』
私は、私をまだ知らないあなたに会いに行く。
時空が歪もうとも、未来が変わろうとも、
私は絶対にあなたに会いに行く。
必ずあなたと出会ってみせる。
だから、待ってて欲しい。
あなたが私を知るその時まで。
【待ってて】※長文注意
―喫茶店の薫り―
「母さん、?」
夜、物音で目を覚ますと、母さんがどこかに行こうとしていた。俺は眠い目を擦りながら定まらない視点を母さんに向ける。
母さんはこっちに気付き、目を見開いて驚いていた。
「どこ、行くの?」
母さんは何も答えない。俺の家は貧乏だった。だけど、心優しい母さんがいる。それだけで、俺は何も気にしなかった。
「いい?亮?」
母さんは俺を抱きしめて、優しく語りだした。
「こんな、ダメな母さんでごめんね。」
「そんなことない、母さんがいれば、俺はそれで…」
「いい子でいるのよ。」
母さんは俺の額に優しくキスをして、ドアに手をかけた。
「待ってるからね、!母さん!」
「……」
少し立ち止まった後、母さんは優しく微笑んだ。
「ええ。待ってて。」
けれど、今も、母さんは帰ってきていない。
約束なんて、口だけだった。母さんは、分かってたんだ。きっと。
「八木!起きろ〜今日バレンタインだぞ!チョコ位つくれ!喫茶店の中でも一番料理美味いのお前なんだからな!トリックオアバレンタインチョコ!」
「それ、ハロウィンだぞ?訳すと、バレンタインチョコをくれないと悪戯するぞ、になるけど大丈夫か?」
「あ、起きた」
同い年の京に起こされた。なんだか、過去の夢を見ていた気がする。
母さんは帰ってこなかった。でも、仲間ができたんだ。
「?亮?」
母さん、今、どこに居ますか?俺は今、元気に楽しくやってます。
俺は、待ってるからね。
「生チョコなら昨日作って冷蔵庫に入れてある」
「よっしゃ!食べていいの?」
俺は、俺の道を進むから。