マシュマロの美脚(間違えてアカウント消しちゃいました。すみません)

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2/23/2026, 6:05:54 PM

Love you


何も変わらない平日の昼下がり

人々は仕事に勤しんでアパートの周りは静かだ

僕はただ何をするでもなくベッドに沈んだまま

天井の染みは数え飽きた。

それでもスマホを見る余裕もなく
染みが蜘蛛に見えた

蠢き自分に食らいつく蜘蛛、役に立たない自分はせめて虫の餌になればいいのに

全部幻覚だと分かっててもそう思う。

何も変わらない平日の昼下がり

今も絶え間なくクルマが蠢いている

鏡の自分は鏡の向こう側に向けて嘲笑している

今日もご飯を食べベットで寝るだけの生活

いつまでこうしているのだろうか

それでも今日も天井の蜘蛛は自分に食らいつく

床のムカデはコードだろう。

幻覚たちに食われて消えたい

今日も鏡の向こうの人間はこちらを見て嘲笑している

いつかの昼下がり

何の音も聞こえなくなった

虫は蠢き自身の身体に纏わりついている

鏡の主はこちらを見て言った

「Love you」

ベランダには心地良い風が吹いていた

2/16/2026, 3:48:50 PM

誰よりも


容姿端麗、文武両道、僕の人生はそこから始まった。
幼稚園に行けば可愛いと褒められ、かけっこでは当然1位を
小学校でも勉強は得意で、リレーはアンカー、やはり可愛いと褒められた

中学高校とスムーズに過ごし、今や大学生。
バレンタインでは毎年少なくとも30個は貰うし、街を歩けばモデルの勧誘を受ける。
最高の人生、誰もがそう思うだろう。

走るのが早い?

勿論速く走るために練習したさ


勉強も出来る天才?

出来るまで頑張ったのさ


顔が良い?

スキンケアを怠らず、筋トレもしたさ


確かに土台は違うのだろう。どうやっても速く走れない人もいるし、勉強できない人、容姿に関しては生まれ持ったものも大事だ。
それでも、僕も努力をして、頑張って、当然と突き放される僕は誰よりも惨めだ。

モテても結局誰も僕とは付き合わない。
どれどけ勉強をしたって、結局容姿のおかげにする。
学校では男子に目の敵にされ、馴染めない
例え運動の練習しても、結局はそれだけだ、スポーツ推薦にかかることはない。努力で何とかする事しか出来ないから。

20過ぎて一人また一人と結婚する。
結局僕は容姿しか目当てで無い人しか寄ってこない。
まるで世間から切り離されているようで、誰よりも異質な存在だ。

僕に振り向く人はいれど、僕と一緒に過ごしてくれる人は居ない。
誰よりも…孤独だ。

2/3/2026, 4:01:43 PM

1000年先も

ある学者は思いました。
「この技術を後世に残さなくては」
学者は一冊の本にまとめ残しました。

ある人は思いました。
「壁に絵を描きたいな」
その人は壁に絵を掘りました。

学者が残した本は戦争や、時が経ち失われました。
壁に描かれた絵は1000年先も残り未来の学者を悩ませました。



1000年先も


「ずっと、ずっと愛してる!!」
そう言って消えていった恋人を待ち続けました。
雨が降る日も風が強い日も何年も、何年も。しかしついぞ現れませんでした。
私は魂になって500年も待ちました。彼への思いが減ることはありません。
それでも空白の時間は辛いものです。
それから諦めて転生して色んな動物になりました。
時には子孫繁栄したりもしました。
浮気じゃありません。本能です。
そうやって500年後、彼を諦めました。
幻覚だったのです。全て。何故そんな事に気づいたか、単純明快神様が哀れに思い教えてくれたのです。
彼を求めさまよった1000年。
でもきっと1000年先も愛しています。

1/31/2026, 2:19:09 PM

旅路の果て


純粋無垢な自分は旅を始めた。
走って眺めて探索する
次第に泥で汚れて走れなくなる

気づいたら何にも興味は無くてただ歩くだけ
段々と旅を始めたことを後悔する
何も思いつかなくてただただ無心で歩く
この旅に目的なんてないんだから

気づいたら全身汚れて体に纏わりつく。
一歩一歩と歩くがその一歩に痛みを感じる
段々と歩くことすら億劫で
立ち止まりまた進む

旅の目的を考えたってあの頃の輝きは世界に無い
何思ったか、何のためだった全て分からなくなる
それでも今更足を止める事は出来ない。
ただ歩くだけ。

子供だった自分が老人になり
旅路の果てにいきつく。
その時得られたのは旅が終わった不安と安心。

誰のものでもない自分の旅がやっと終わった

1/24/2026, 2:55:10 PM

逆光


店の中心で女が馬乗りになり俺の首を掴む。
初めて見る顔。
力が入りくぐもった声が勝手に出る
女は非力だが、締めるくらいは出来るんだな…漠然とそう思った。
綺麗なストレートの髪が床に落ちて俺を囲うと少し視界が暗くなる。
燦然とした空間に似合わないほどの周囲のざわめき。
俺の首を掴んだ女は逆光のなか歪んで、酷い顔をしていた

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