5/30/2025, 10:35:22 PM
朝目覚めて母親にお城に連れて行かれ 一人で王様に初謁見
行方不明の父親の代わりに魔王を倒せと50ゴールド渡され必要最小限の装備しか身に着けていない全員レベル1の仲間ともちろんレベル1の自分で魔物だらけの街の外へ
やっと魔王を倒したとお城へ凱旋したら別世界の魔王の存在が明らかになり休む間もなく謎の大きな穴に
旅立ちの日は16歳の誕生日だったのに
「まだ続く物語」
5/29/2025, 1:28:22 PM
お正月らしい風景が見たい
そう言うあなたと白鳥が飛来する大きな湖に来た
元日
曇りだったけれど寒くて寒くて でも観光客は沢山いて
100円で買える鳥の餌を持ってできるだけ遠くへ撒いて 一生懸命啄む白鳥やそれより多い鴨たちを笑顔で眺めていた
今年の冬も飛来する鳥たち
わたしたちも また
「渡り鳥」
5/28/2025, 9:52:13 PM
力まず焦らず無理せず自然な時間が流れていく
他人といる事が面倒で自分の枕以外で眠れないわたしが 横にいられても苦痛じゃない存在
ずっとこのまま側で過ごせたら
「さらさら」
5/27/2025, 9:58:16 PM
辛い思いをするのも
独りで泣くのも もうやめる
わたしがわたしらしくいられない相手と
無理をして一緒にいようとするのも
手放すのが怖くてしがみつくのも
もう終わりにすると
あの日に誓った
「これで最後」
5/26/2025, 10:02:42 PM
お互いの呼び方を決めて 初めて呼んで
わたしは会う度何度も呼ぶけれどあなたは滅多に口にしてくれない
不満はないけど 文字だけじゃなく声で聴きたい
「君の名前を呼んだ日」