(霜降る朝。)🦜
あのね
霜降る朝。とは 二十四節気の
[霜降]の朝を
指すんだね。🦜
「僕は、春に生まれた 春子だから
霜を見た事が無いんだねよ。
だから 初冬の寒い中
早起きして 霜が降る様子を
観る為に 電線の上で
大空を見つめて居たけど
全然降る様子が無いんだよ。」
・不思議に思い 優しい、叔父しゃん。に
聴いてみたんでだね。
【霜の降る理由】
❝霜は、空から降って来る
のでは無く地面の空気が
冷える事で大気中の水蒸気が
霜と成り草木に付着する事を
指すんだって。❞
❣そんな事を、知らないから
夕方迄電線の上で待って
居たんだよ。🦜
「その話を 娘すずめ、しゃん。は
ケラケラ。笑うけど、
娘すずめ、しゃん。は
食材の表面を熱湯に通したり
焼いたりして 霜の様にする
調理法。しか思いつかなかったた
から、僕の事を笑う資格が
無いと思うんだね。」🦜🦜🦜
🦜🦜🦜
(心の深呼吸。)🦜
あのね
心の深呼吸。とは・・・・
意識的に深く呼吸する事で
心を落ち着かせ リラックス。
させる方法なんだね。🦜
「先日 お寺の屋根で 休んで居たら
優しい、叔父しゃん。が
座禅を組んで 居たんだよ。
僕も一緒に、心の深呼吸。を
やりたかったけど。」
【雀は 深呼吸が 出来無い。】
❞鳥類は、横隔膜。が無い為
深呼吸するは無く。代わりに
気嚢と呼ばれる袋を
ポンプの様に機能させ
吸う時。吐く時。いずれも
新鮮な空気を取り込む
効率的な呼吸をするんだね。❝
「其れでも、僕は 叔父しゃん。の
側に居るだけで 心が落ち着くし
リラックス。出来るんだよ。」
❣僕と叔父しゃん。は お寺の美しい
枯山水、の庭。を眺めて
静かな時を過ごしたんだね。🦜🦜🦜
🦜🦜🦜
(時を繋ぐ糸。)🦜
あのね
時を繋ぐ糸。を 僕は
一生懸命探したけれど
見付ける事が
出来なかったんだね。🦜
・だから、物知り、叔父しゃん。に
觀たんだよ。
「物知り、叔父しゃん。は
・時間や世代を超えて
受け継がれる想いを
象徴する表現なんだって。」
・例え話として
【雀が時の糸を繋ぐ。】
❞古くから身近な鳥で有る
雀が、人の生活の中で
世代を超えて存在する事を
まるで時間と云う糸を紡ぎ
繋いでいるかの様に
時の流れを感じさせる
表現なんだって。❝
❣其の話を聴いても
幼い僕には、解りません。🦜
❣拠って、(時を繋ぐ糸。)の
文章は 小雀物語、黎明篇。
では書く事が出来ず、
時を繋ぐ糸。の如く
未来篇。で書く事に
書く事に為りましたので
宜しくお願い致します。🦜🦜🦜
🦜🦜🦜
(落ち葉の道。)🦜
あのね
落ち葉の道。とは落ち葉が積もって
道になっている様子で
俳句の世界では
秋の季語なんだね。🦜
・でも、今日の文章は
俳句。が 中核では
有りません。
「昨日、木枯らしが吹いて
優しい、叔母しゃん。が
落ち葉を集めて焚き火を
して居たんだね。」
❞僕も、焚き火で 暖まって居たら
叔母しゃん、が 落ち葉で
作ってくれたんだよ。❝
・それは
【すずめ。】
「しっとりした、茶色の落ち葉の
葉を三角に折りたたんで
嘴を作り 手前の部分を
折りたたんで胴体。葉柄を尾に
見たてて形を整え マジック。で
目を入れて完成なんだね。」
❣思わず、僕は感動の ため息を
ついたんだよ。🦜
❣叔母しゃん。と 僕は、焚き火で
焼いた お芋。を食べながら
大笑い、したんだね。🦜
【風の輪を 見せて落ち葉の 舞にけり】
🦜🦜🦜
(君が隠した鍵。)🦜
あのね
君が隠した鍵。とは、一般的に
心の扉を開く
象徴なんだね。🦜
【娘すずめ、しゃん。が
隠した鍵。】
❞僕の、誕生日プレゼント。に
娘すずめ、しゃん。が
鍵型、のペンダント。を
くれたんだよ。❝
❣古来 鍵型、のペンダント。は
魔除け。や幸福。を呼ぶと
云われる、御守りなんだね。🦜
「先日、電線の上で ふたり
四方山話。をして居る時
僕と、同じ鍵型のペンダント。を
して居る事に気が付いたんだよ。
娘すずめ、しゃん。は
直ぐに隠したんだけど
顔が紅くなって居たんだね。」
❣つまり、ペアネックレス。だったん
だよ。🦜
《でも、僕のペンダント、は銀製。で
娘すずめ、しゃん。の
ペンダント、は金製。
僕の、将来はやはり・・・
嬶天下に為るのでしようか。》
🦜🦜🦜🦜