今日にさよなら
「今日も1日、お疲れさま」
仕事から帰り、お風呂に入ると、自分1人のお疲れさまタイム。仕事の疲れを吹き飛ばすように、テレビを見ながら、ビール片手に、好きな物を好きなだけ食べる。
「あ~、美味っ」
スッキリした気持ちで今日にさよならし、明日もまた頑張ろうと思うのだった。
お気に入り
自分のお気に入り。
強いて言うなら、ピアスかな。
好きなキャラが着けている物と似たような物を探して着けています。
色褪せてしまったら、また同じような物を買い、1年以上、同じようなピアスを着けているから、お気に入りって言っても過言じゃないのかな。
気にしたことなかったけど。
でも、心から、これはお気に入り。と言える物に出会えたらいいな。
誰よりも
誰よりも、キミのことが大好きだと自負している。
なのにキミは、温かくなる時期にはいなくなってしまう。
僕は1年中、キミと会いたいし、キミのぬくもりを感じていたい。
なのにキミは、いつの間にか、何も告げずにいなくなってしまう。
「ああ、また寒い時期まで会えないのか」
僕は大好きなキミ…コーンポタージュ缶が自販機から無くなったのを確認し、残念に思いながらその場を後にするのだった。
10年後の私から届いた手紙
「では、10年前にみなさんがみなさん宛に書いた手紙を返します」
中学校を卒業してから初めてのクラス会。中学校を卒業する前、10年後にクラス会を開催しよう。と担任の先生が決め、そのクラス会の目玉として、10年後の私へ。という手紙を書き、タイムカプセルに入れ、先生に預けていた。
「タイムカプセルを埋めて、場所がわからなくなると困るから」
と埋めずに先生が預かっていた手紙を返される。
「では、その私への手紙を読んで、次の10年後のクラス会用に、10年後の私から届いた手紙。を書いてください」
「10年後の私から届いた手紙…ですか?」
「そうです。10年前の私に向けて、手紙の返事を書いてください」
ああ、そういうことか。と納得し、まずは渡された手紙を読み始める。
「ふふっ、かわいいな」
10年前の私を懐かしく思い出しながら、上手くない文字を読み進めるのだった。
バレンタイン
「ああ、明日はバレンタインか」
文房具を買いに、学校帰りに寄ったショッピングモール。女性たちで賑わっているコーナーがあるなぁ。と思っていたら、そこはバレンタインデーのコーナーだった。
「バレンタインって、普段は見ない特別感のあるチョコが揃うんだよね。誰かにあげるより、自分用に買おうかな。…渡せる勇気ないし」
気になっている彼はいるけど、同じクラスだし渡せる勇気はない。自分用に買おうとコーナーを見て、気に入ったものを買った。
「お、美味そうじゃん」
昨日買ったチョコを、クラスの友だちと食べようかな。と持って来て、お昼休みに食べていると、気になっている彼が通りかかる。
「良かったら、1つ食べる?」
「え、いいの?サンキュー」
緊張しながらも、何とか言えた言葉。彼が嬉しそうな顔で、もらってくれて良かった。
ホッとしながらも、来年のバレンタインには、彼用に用意した物を渡せるように、頑張ろうと思うのだった。