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11/19/2025, 11:55:39 AM

「吹き抜ける風」


私と貴方の間を風が吹き抜ける。
それは、そのまま2人の心の温度を、空虚さを示している。

2人で居られれば楽しかったのに。
あっと言う間に時間が過ぎる位、楽しい時を過ごしてのに。
会えない時間が淋しくて、切なくて、毎日一緒に居たいと願っていたのに。

いつの間にか共に過ごす時間は義務となり、会話も苦痛が伴う様になっていった。
一緒に居ても、ときめきも安らぎもなく、ただ無為に時間を消費するだけになっていた。

一体いつからこんな風になってしまったのだろうか?
何かきっかけがあったのだろうか? 
逆にもしきっかけがあったのなら、何処かのきっかけで元に戻る事も出来たのだろうか?

今となってはわからない。
でも一つ、確かな事は。

もうあの頃には戻れない。
あの頃の気持ちも、熱量も、全てを失った今では、戻ろうとも思わない。
もし、もう一度やり直す位なら、きっと他の人を選ぶだろう。

隙間風が吹き抜ける私達は、この冷たい関係のまま、きっと終わりを迎えるだろう。
そして、その日が来ても、心は全く動かずに涙一つ見せずに終わるのだろう。

淋しい終わり方だと自分でも思う。
でも、続ける方が苦痛だから。
人生は、より良い方を選ぶか、より嫌な方を切るか。
その2つでしか選べない時があるから。
だから、サヨウナラ。

11/18/2025, 10:49:35 AM

「記憶のランタン」


ランタンの様に、記憶もオンオフ出来ればいいのに……
消してしまう事が出来ればいいのに……

11/17/2025, 11:55:09 AM

「冬へ」


季節は冬へ向かっている。
心も何だか淋しくて、冬っぽくなってる。

でも、そんな私の心に温かい火を灯してくれるのは。
我が家の可愛いにゃんズ達。

我儘でツンデレだけど、そこが又可愛い妹猫。
ひたすら甘えん坊な、巨大児の兄猫。
どっちも違う可愛さで堪らない。

冬へ向けて、寒くなるといつもより余計にすり寄ってくるから、こちらとしては本望で、余計に可愛い。
今までは冬は雪が降って大変だから嫌だったけど、今年の冬はこの子達のおかげで楽しくなりそうだし、冬へ向けての準備も少し楽しい。

我が家に来てくれて、本当に有難う。
大好きだよ🥰

11/16/2025, 10:26:28 AM

「君を照らす月」


アイツはいつも明るくて、皆のリーダー的役割で。
どんな困った局面でも、アイツが居ると何か大丈夫だと思える位、皆に信頼されて頼られてる。

そんなアイツの横にいる君も輝いていて、二人とも太陽の様で。

僕は、地味で目立たなくて、縁の下の力持ちになれる程のどっしりとした感じもなく。
ただ皆が困らない様に動く位しか出来ない。

でも、君が困ったら僕に出来る事があればしたいと思う。
直接は力になれなくても、僕の出来る事が回り回って君の助けになればそれでいいと思う。

太陽の様に君を毎日照らす事は出来ないけど、ひっそりと、暗闇にならない様に、月明かりの様に君を照らしたい。
それが、僕のほんのささやかな願い。

11/15/2025, 12:34:36 PM

「木漏れ日の跡」


木漏れ日に照らされた君の寝顔が見える。
時々眩しいのか、君は小さな声で唸って、でも起きる事はなく、子供の様に眠り続けてる。

そんな君を、僕はただひたすらじっと見つめる。
可愛くて、愛おしくて。

このまま、木漏れ日の跡ごと君の寝顔を永遠にとっておきたい。
眩しい光と、眩しい君の姿と。
全てを僕の心に焼き付けて居たい。

君の全てが、君を取り巻く全てが、今はただひたすら愛おしい。

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