「凍える指先」
君のその凍える指先を僕が温めてもいいかな?
僕が君に出来る事なんて、ホントにちっぽけなことしかないと思う。
でも、君が寒い時に風除けになれる。
君が暑い時には日除けにだってなれる。
愚痴を聞く事も出来るよ?
君が笑いたい時に話を聞いて、泣きたい時にはただ側にいたり慰めたりも出来る。
わかってるよ?
君が本当に欲しいのは僕じゃない。
僕がどれだけ頑張っても、アイツの代わりになんてなれないし、アイツを忘れさす事なんて出来ない。
僕に出来るのは、ただ気を紛らわせたり、嫌な事をその場だけでも忘れさせる位。
でも、それでも。
君の心が少しでも軽くなるなら、それでいいんだ。
君が笑って居てくれるなら。
君が幸せで居てくれるなら。
僕はいつでも君の全てを受け止めて、全てを受け入れるから。
それが僕の幸せだから。
「雪原の先へ」
ある雪の日に猫が脱走した。
雪原の先に行こうと、雪の中を走った。
走る、逃げる、埋もれる……
うちのコはちょっと(大分?)ぽっちゃりさんだった……
勿論即捕縛しました。
「白い吐息」
この時期は寒くて息が白くなる。
だから、この白い息は寒さのせい。
決して貴方への届かぬ想いを嘆いて、ため息をついた訳じゃないの。
寒さの、せいなの。
「消えない灯り」
貴方を想う心の灯りは、きっとこの先も消える事はないだろう。
たとえ消したいと、忘れたいと願っても、きっと忘れる事は出来ない。
「きらめく街並み」
この時期になると、街はイルミネーションで飾られ、キラメキとトキメキが溢れてる。
街ゆく人も何か幸せそうだし、恋人達は微笑ましい。
何だかその雰囲気につられて、私も何か浮かれてしまう。
人の幸せを妬んで、羨んで、恨んで。
そんな人も居るけど、自分の分の幸せしか喜べないよりも、人の幸せも喜べたら、喜べる事とか楽しい事が増えるって事じゃない?
自分の分の幸せだけだったら足りなくても、人の分も合わせたら足りるかもしれない。
単純かもしれないけど、そう考えると、人の幸せも自分の事の様に喜んで生きた方が、自分も周りも、絶対に豊かな気持ちになれると思う。
そしたらきっと、もっと皆が幸せになれると思う。
理想論かもしれないし、偽善なのかもしれない。
でも、そう思って生きてた方が、絶対人生楽しいし、お得だと思う。