「遠い日のぬくもり」
君が生まれてきて、初めて君を抱いた日。
人って、生き物って、こんなに暖かいんだ、こんなに愛おしいんだ、って思った。
当たり前の事で、今までも知っていた筈の事なのに、君に改めて気付かされたよ。
今では君も大きくなって、そうそう抱っこする事もなくなったけど、それでも逆にママがふざけて「抱っこ~」って言うと、心底嫌そうな顔をしながらだけどハグしてくれるよね😅
遠い日のあのぬくもりは今も変わらないままで、君への気持ちもずっと変わらないままで。
いや、思い出が増えた分、あの頃よりより一層今の君が愛おしいかな?
沢山の幸せを、喜びを、有難う。
君が幸せになってくれる事が一番の望みだから、どうか君に沢山の幸運が訪れますように。
多少の不幸は成長の為に必要だけど、でも、願わくば、不運が君を避けて通ってくれますように。
君が、幸せでありますように。
「揺れるキャンドル」
揺れる炎の向こうに貴方が見える。
ねぇ、今日はクリスマス・イブ、恋人達の日。
貴方と初めてのクリスマス・イブ。
ずっと楽しみにしてた。
プレゼント選びに悩んで、予算不足で残業だって頑張った。
全ては貴方とのクリスマス・イブの為。
その努力の甲斐があって、こうしてこの日を迎えられた。
ねぇ、貴方は幸せ?
貴方も悩んでくれてたんだよね?
私へのプレゼントとか?あの子との別れ方とか?私への別れ話の持っていき方とか?
そして、選んだ答えがコレだったんだよね?
だから、私もキチンと応えるね。
キャンドルの炎も、その向こうに居る貴方も、それを見ている私も。
全てが揺れる炎の中で揺らめきながら、私の慟哭はかき消されていく。
これが、私の、答えだから。
「光の回廊」
光の回廊を歩きながら、貴方と過ごした日の事を思い出す。
曇り空のなか、一筋の光が差す中で貴方が佇んでいた。
貴方がいるだけで、その空間は光に満ち溢れて見えたよ。
空間全てが光に、希望に、満ち溢れて見えた。
きっと、それは私の心の風景で、私の貴方に対する気持ちで。
それは、きっとこの先もずっと変わらない、大切な、私の想い。
「降り積もる想い」
しんしんと音も無く降り積もる雪の様に、貴方への想いも私の心の中に降り積もっていく。
どうしょうもなく、貴方が好きです。
「時を結ぶリボン」
もしそんな物があるのなら、あの時と今この時を繋いで。
どうか、あの瞬間に戻らせて。
お願いだから……