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2/14/2026, 11:02:43 AM

「バレンタイン」


初めてバレンタインに、大好きな人にチョコレートを渡した。
貴方を探して、放課後の学校中を走り回った。
貴方には「渡したい物があるから放課後残ってて」って伝えてあるから、帰ってしまう事はないとは思うけど、それも不安で。

そして、やっと貴方の背中を見つけた。
普段は普通に喋ってるのに、急に何を喋ればいいのかもわかんなくなるし、何か心拍数急上昇だし。
もう、心臓が口から飛び出るかと思う位ドキドキしてる。

たった一言言えばいいだけなのに。
「好きなの」その一言が、喉に張り付いて出て来ない。
沈黙が流れて、でも言葉は出なくて。
何か気がついたら、貴方の腕をぐっと掴んでた。

私のバカ‼何か私ヤバい奴みたいじゃん?
でも貴方は怒らずに、私に微笑んでくれた。
そこから先の事は正直あんま覚えてない。
ただ、貴方にちゃんと気持ちを伝えて、付き合える事になったのは覚えてる。

よくある青春の1ページって奴で、きっと世界中にありふれてる物語だと思う。
でも、私にとってはかけがえのない想い出で、大切な恋心だった。
あれから何年もが過ぎたけど。
あの頃のピュアでただ真っ直ぐに貴方を好きだと言えた私は、残念ながらもう居ないけど。

でも、あの時の想いはきっと一生私の心の隅っこに在り続けるだろう。
余計なしがらみとか、計算とか、そんな事は何もなく。
ただ「好き」と言うその気持ちだけで動けたあの頃の私には戻れないし、戻る気もないけど。
でも、失くしたくない、大切な心の一部。

2/13/2026, 12:05:08 PM

「待ってて」


もう少しだよ。待っててね。
もうすぐなの。
もうすぐ、私達一緒になれるよ?

邪魔なアイツも、あの子も、あの人も。
ちゃんと私が全部片付けたよ?

貴方いつも言ってたじゃない。
「アイツらさえ居なければ、君と一緒になれるのに」って。
「お互いに出逢う順番を間違えたよね……君と先に出逢えて居れば。」
「待ってて。僕の方はもう少しだから」って。
「君は慌てなくていいよ。僕はいつまでも君を待てるよ」って。

だから、私。思ったの。
貴方だけに何かさせるのも悪いし、第一、私は待ってるだけの女じゃないし、待たせるだけの女でもないの。
貴方が私を待たせないで済む様に。
私が貴方を待たせないで済む様に動けばいいじゃん、って、思ったの。

だから、待ってて。
ホントにあともう少しだけだから。

2/12/2026, 1:03:37 PM

「伝えたい」


意地を張って言えなかった「好き」を。
照れくさくて飲み込んでしまった「ありがとう」を。
伝えきれない程の「感謝の気持ち」を。
いつでも言えると思って、結局言えないまま喪ってしまった母へ、伝えたい。

最期の時に間に合わず、最後の一言を伝えられなかった。
それが今でも悔やまれるけど。
でも、きっとあの母の事だから、私が言いたい事とか私の気持ちなんて、全てお見通しだったと思う。

けれども、こうやって伝えられない思いを経験させる事で、今後は私が悔やむ事をしない様に最後に教えてくれたんだろうな、とも思う。

だから、これから先の人生は。
伝えたい事はすぐに伝える。
いつか、が確実ではない事を学んだのだから、その経験を無駄にせずに生きていく。

「ありがとう」

2/11/2026, 12:21:46 PM

「この場所で」


60才になったらこの場所で会いましょう。
その頃には貴方も私も成長して、笑い合える様になれたらいいと思う。
今はまだお互いにわだかまりもあるし、許せない事もある。

30才だとまだ許せないかも。
40才だと、許せるフリは出来ても、心の底からは笑えないかも。
50才だと、許せても、笑えても。その分逆に変な未練が顔を出すかもしれない。
だから、60才位が丁度いいかな?と思う。

その時に、心からの笑顔で貴方に逢える様に。
貴方の瞳を真っ直ぐに見つめられる自分で居られる様に。
貴方の前で誇れる自分で居られる様に。

そんな私を目指して、その日の為に頑張ろう。

そして、私と離れた事を、少しでも悔やんでくれたら嬉しい。
本音を言えば、地団駄を踏むくらい、歯噛みするくらい、悔しがって欲しい。
そんな日を目指して、頑張ろうと思う。

2/10/2026, 11:22:18 AM

「誰もがみんな」


誰もがみんな、それぞれに大切な人が居る。
誰もがみんな、それぞれに譲れない想いがある。

誰かにとっての正義は、誰かにとっての悪になるかもしれない。
誰かにとっての善意は、誰かにとっての悪意に成り代わるかもしれない。

それでも、人は人を想わずには居られない。
自分の、自分の愛しい人の為に、動かずには居られない。
それぞれが、それぞれの正義を信じ、愛を見つめ、自分を正当化する。

それは、果たして正しいのか、間違っているのか。
きっとそれは誰にもわからないと思う。

だから、少しでいい。
自分や自分の想い人以外の目線で、気持ちで、立場で。
考えてみよう。
自分と正反対の考えや立ち位置であったとしても、一旦立ち止まって考えてみよう。

その結果どうするかを考えよう。
きっと、何も考えないよりは、少しでも正しさに近い事が出来ると思う。

皆が、それぞれに誰かの為に動くのは、ホントは優しい世界だと思うから。
だから、その優しさを、自分の周辺だけではなく、少しずつ広げていこう。
そうやって、少しずつでいいから、優しい世界にしていこう。

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