『 』
それはただの『おもい』の集合体
降った雨が
ひとつの湖に集まるような
ただそれだけのものだった
ただどんなに水のように
全てが混ざり合うものだとしても
その一つひとつは
「1つの湖」の中に「全て」が詰まってる
その一つひとつは
間違いなく存在している
それはきっととても大変な作業だと思う
「1つの湖」に混ざったものを
全て改めて
ひとつずつ容器に分けるようなもの
誰に言われた訳でもなく
ただとにかく「自分らしさ」を見つけ
「自分らしく」生きたいがために―――
――――――あなたは
きっとそんな作業を
たった一人でこなし、
ここまで生きてきたのでしょうね
〜星の図書館〜
ではどうぞ(パチンッ)
ふむふむちょっと面白いですね
アクエリアスが好きというのは
ここにはまだあまり居ませんので
他にもどんなものが好きな人が増えるのかと
楽しみがひとつ増えました
ふむ、
まずはここまでの人生(たび)、
お互いお疲れ様です
あなたはどうやら、
この本に無意識に引き寄せられて
ここまで来たようですね
先程 説明したように
ここは夢の世界
おそらく現実のあなたは
ぐっすり眠っていることでしょう
……安眠かどうかは分かりませんが
さて、
「探し物」は見つかりましたか?
―――そうですか、
それは、なかなか大変ですね
――――――?
自分らしさとはなにか?ですか?
これはこれは……
まさに個人的な回答を求められる
たった一つの疑問に
無限の答えがある
そうですねぇ〜
私の答えは……ひとつ
新しい答えができました
それで良ければお答えしましょう
私にとっての「自分らしさ」は
―――それを今 作ってるところ です
っふふ
ええ、私もまだ
未完成すぎるぐらい未完成なんですよ
好きな物も苦手なもの変わる
行きたい場所や大切なものま変わる
自分の慰め方なんかも特別決まってない
私はまだ特に決まってないものが多いんです
もっと時間をかけて
ついつい選んでしまうものや
どうしてもこだわりたいものというのを
今探しているんです
なので私は
「自分らしさを作ってるところ」
という答えを提出しましょう
―――あなたの、
「探し物」を探すヒントになりましたか?
……そうですね、
まだあなたとは出会ったばかりですが
もしかしたら……
その捜し物は、
実はまだ存在してないのかもしれませんね
無いものは探せませんからね
でももし新たに作り出すことができた時
あなたの「探し物」は
意外な形……いや、嬉しい形で
見つかっていくかもしれませんね
――――――っふふ
少しあなたの表情が和らいだのが
私にとってとても嬉しいものです
さてさて、
時間はまだありますが
私はこの辺で自分の持ち場に戻りますね
あなたも時間の許す限り
この星の図書館を
ご自由に利用なさってくださいな
っとと、
忘れるところでした
説明をするだけで渡してませんでしたね
どうぞ、『星の栞』です
また気になることがありましたら
ぜひこちらに来てください
欲しい答えはないかもですが
心の整理やひとつのヒントぐらいなら
お手伝いができるかもしれませんので
では、
気をつけて帰ってくださいね
また来てくれるのを
――――――私は待ってますね
〜シロツメ ナナシ〜
『閉ざされた日記』
その本は閉ざされていた
現代魔術では解き明かすには難しすぎる
古(いにしえ)の魔術で
厳重に鍵をかけられていた
その本は
普通の本のように見える
ただそれはあまりに古く、
そして不必要なほど
何重にも封印術が施されていた
そこまでして見られたくないのか?
だとしたら本を燃やせば済む話なのに?
……そうできない
なにか理由があったのだろうか?
となると……この本には……
その当時
とにかく一刻も早く、
そしてこれにしか封印する暇がないほど
大変なことが起きていたのだろうか?
これは……
開けずに調べることができるだろうか?
封印術の隙間を縫うように、
透視の魔術を何とかやってみる
さて――――――何が見えるか……
〜シロツメ ナナシ〜
『木枯らし』
私的には今年は
やっと寒くなった
と言った感じ
11月から1月にしては、
まだ秋物の服で
何とかなってる日もある
寒い日は苦手だけど
必要でもある
この寒さがあるから
桜や梅が咲いてくれる
……寒いのは苦手だけど
感情的になりにくくて済む
冷静になれるし、
落ち着いた考えがきちんと出来る
猫が寄ってきてくれるから嬉しくなる
…………寒いのは苦手だけど!!
〜シロツメ ナナシ〜
『美しい』
美しさを感じるもの
それは人それぞれ―――
……と言うと無責任だけど
実際この言葉ほどしっくりくる言葉を
探せばあるのかもしれないけど、
今の私はまだ見つけきれてない
正義のヒーローが美しさを感じるもの
整った街、人同士の助け合い、
命の尊さ、綺麗になっていく世界、
そういうのを美しさを感じてる時
悪のヴィランが美しさを感じるのは
壊れた街、人同士のいざこざ、
歪んでて整ってないものこそに、
美しさを感じるモノも多い
例えは 袈裟かもだけど
今を生きてる人達の
一人ひとりの持つ 美意識や価値観は
これぐらい違うことを覚えておきたい
肯定できなくても
否定しないという事はできる
納得はできなくても
知って寄り添う事はできるから
良いなと思えばどんどん取り入れて
いやなものはいやでいいし
美しさをより良くして行けるはず
―――ところで、
あなたは何時のどんな時に
美しさを感じる?
〜シロツメ ナナシ〜
『この世界は』
この世界は、
―――あなたのものです
……なんて万が一、億が一……兆が一……
もしも言われた時―――
それが真実だった時、
私は本当に世界を動かせるだろうか?
そもそもこの世界そのものは
この地球というのは、
誰の所有物でもないはずだし
なんなら、
神の持ち物ですら無い気がしている
そんな世界が万が一、
本当に私の所有物だとしたなら
世界中の人達は、私を殺してでも
地球の所有権を奪いに来るんだろうか…?
みんな、
地球と言うひとつの船に
仲良く乗ることは出来ないのかな?
どうすれば一緒に乗れるんだろ?
許すって
とっても難しいし大変だけど
私たちの納得点は
どこにあるんだろうね?
〜シロツメ ナナシ〜