椿灯夏《少しずつ削除します》

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8/22/2022, 11:58:32 AM

8/21/2022, 11:44:06 AM




8/19/2022, 11:36:24 AM

お題《空模様》



黄昏のワンピースを纏う。


鮮やかな朝焼けのあなたは、気に入ってくれるかな。


月の彼は「君によく似合う。ちょっと妬けるな」と、面白がってるようだったけど。


星々の少女たちは。


「きれいねぇ」

「いいないいな、黄昏姉さん。私たちも綺麗なお洋服着たいわ」

「朝焼けの彼とはうまくいってるの?」

「こらだめでしょ! 黄昏姉様が困ってるよ」



にぎやかな少女たちの声に、黄昏は苦笑いをするしかなかった。


月の彼はやれやれといった様子で、瞳から涙を落とす――瞬く間にそれは、三日月モチーフの青いピアスとペンダントに様変わりする。


まるでそれは魔法のように。


「青は幸せの色。応援してるよ、いつでも僕の心は君の心(そば)に」





「ありがとうみんな」



黄昏の彼女は、一番いい笑顔でお礼を言った。


朝焼けの彼への想いを胸に抱きながら。



8/18/2022, 11:40:07 AM

8/17/2022, 12:22:02 PM

お題《いつまでも捨てられないもの》



すっかり色褪せてしまった文字。


何度も何度も見返した。



たとえ遠く離れていても僕らは、ずっとずっと一緒だ。





季節の花々を栞にして同封したり。


そこそこの名産品を。薔薇と蜂蜜のお酒、シロップ漬けにした果実、香草焼き、月魚の燻製――月の魔力が一番強い夜にだけ、それらを食しながら手紙を読む。



何千何万と交わした言の葉。


今日も弟子が手紙と紙包みを持って、愚痴るのを笑顔で聞く。





「紙なんか貯めて、一体どうするんです? 読んだら不要でしょうに」


「ただの紙切れが、僕にとっては一番の宝物なんだよ」





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