たーくん。

Open App
2/14/2026, 11:31:58 AM

いつもよりざわめいている校内。
今日はバレンタインデー、渡す側も受け取る側もソワソワしている。
俺は皆とは違い、今年もチョコを入れる大きい箱を用意し、積極的に受け取りを受け付けた。
「さぁ!女子諸君!遠慮せず、バンッバンッとチョコをこの箱に入れたまえ!」
廊下を通る女子達に声をかけるが、チョコを入れるどころか、なぜか早足で通り過ぎていく。
……なぜだ?こんなにもウェルカムなのに。
「あいつ今年もやってるね」
「去年誰からも貰えなかったのに懲りないわね」
「誰も渡さないでしょ。あんな奴に」
時折悪口が聞こえるが、俺は気にしない。
だって俺は今日のために良い行いを沢山してきたはず……だからだ!
今年こそ絶対貰える!そう確信している!
各休み時間にずっと受け付けるが、チョコを貰えなかった。
今年も敗北か……。まぁ、いいだろう。
来年の高校最後のバレンタインデーこそ、沢山のチョコを貰ってやる!
よーし!そうと決まれば早速準備だ!
俺は来年に向けて、今年より大きい箱を用意することにした。

2/13/2026, 10:12:38 PM

狭くて少しひんやりとした個室トイレ。
まさかこんな時に腹を下してしまうとは……。
緊張をほぐすために、爆食いしたのがいけなかったのか?
力んでいると、ドンッドンッドンッ!とドアを強くノックされた。
「博士!まだですか!もうすぐ発表の順番が回ってきますよ!」
どうやら助手が私を呼びに来たらしい。
今日は発明家の発表会。
前回は賞を貰えず終わったが、今回の発明はすごい自信がある。
今度こそ賞を貰って有名発明家になるのだ!
「待っててくれ助手よ!もうすぐ出る!ふぬぬぬぬ!」
「博士!早く!」
「急かすな助手よ!出るもんも出ぬ!ふぬぬぬぬぬ!」
スッキリして会場へ向かうと、私達の順番は終わっていて失格になった。

2/12/2026, 10:09:09 PM

人が行き交う賑やかな商店街。
私は隣で歩いている彼氏に伝えたい。
右鼻から鼻毛が一本出ていることを。
「あいつが飛び抜けてすごくてさ〜」
彼氏は最近起きた友達とのエピソード話を楽しそうに話している。
流れに乗って「右鼻から鼻毛が飛び抜けてるよ!」と言いたい。
鼻毛は風でなびいていて、まるで風鈴のようだ。
……よし、鼻に関しての話をしてみよう。
「今日は少し鼻がむずむずする……もう花粉飛んでるのかなぁ?」
私は彼氏の鼻に向かって言った。
「俺は花粉症じゃないからなぁ。毎年辛そうで大変だよな」
彼氏はそう言いながら鼻をスーハースーハーする。
同時に鼻毛が左右に激しく揺れた。
その後も鼻に関する話をふってみたが、全て素振りで終わる。
今日のデートは、彼氏の鼻毛のことで頭がいっぱいだった。

2/11/2026, 10:08:10 PM

色んな情報が飛び交うネットの世界。
現実世界に疲れ、ここへやってきた。
この場所で現実逃避をするためだ。
好きなことを調べたり、見たりして、癒されよう。
だけど、サイトや動画を見ていると必ず広告が出てくる。
広告のせいで、折角の癒しが台無しだ。
何度も更新して消そうとするが、逆に広告時間が伸びてしまう。
だんだんとイライラしてきて、ストレスが溜まる。
癒しより怒りが勝ってしまい、ネットの世界でも疲れてしまった。

2/10/2026, 11:05:46 PM

誰もがみんな、同じではない。
見た目、考え方……など色々違う。
だけど、世の中には同意を求めてくる奴らがいる。
拒否したら、異常者だと言われて仲間外れにされてしまう。
自分はそう思わないと言っただけなのに……。
それから他のことでも拒否し続けたら、いつの間にか一人になっていた。
みんなと考え方が噛み合わなすぎる。
自分の考え方は、そんなにおかしいのだろうか?
でも、それも個性だと褒めてくれる人もいる。
だからこれからも、違うと感じた時は拒否していこうと思う。
だって、誰もがみんな、同じではないから。

Next