かわのへ

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2/22/2026, 11:57:38 AM

絶対に両片想いだって
周りに言われて、
卒業前に、思い切って自分の思いを伝えたら、

彼女に、君は私にとって太陽みたいだから…と
言い微笑まれた

はい、とか
私も、とか

そういったことは言われなくて

彼女は友達に呼ばれて、帰ってしまった

太陽みたいって、
一体どういうことなのか、
読解問題で、点数の取れなかった俺は、

彼女の気持ちを汲み取れず、
蟠りを抱えて、卒業した


何年も経ち、
それなりの経験を経て、
家族も持った俺は、

あの頃、彼女が好きだと友達に話していたが、
当時は気が進まず手に取らなかった
小説が書店で目に留まり、手に取った

今も、活字は得意ではないので少しずつ少しずつ、
読み進めた


読んで、分かった気がする
彼女にとって、俺は眩しすぎた
触れるには熱すぎたのだと、

恋しさを感じたとしても触れれば、
自分が焼けてしまうから、
だから、触れずに見つめてる

時期が悪かったわけじゃない
寄り添うには、俺と彼女は
歪なのだ
だから、遠くで見つめてる


読み終わり、蟠りが、
スルスルと溶けて、

初めて、人目も気にせず泣いた

2/21/2026, 2:21:42 PM

新天地、新生活

ゼロから始めていくなんて言うけれど、
本当にゼロから?

確かに新しい場所で、新しい生活が始まるけれど
それまで生活してきたこと、やって来たことは
新しくなったことで、リセットされないでしょ?

人は生きている限り、完全にゼロから
何かを始めることはできないんじゃないかな、?

不安な気持ちもあると思うけれど、
だいじょうぶ
挫けて、進めなくなっても、
過去のあなたがこれからのあなたの背中を押して
進めるから

2/17/2026, 2:49:36 PM

友達とご飯を食べに行って、
いつものように、夜も遊ぼうと思ってたら
今日はもう帰るって言われて
なんで?って聞いたら
飼い始めたって言って写真を見せられた

それ見てたら、うちで飼ってた子を思い出して
久しぶりにうちに帰ったら
あの子は、病気になっちゃって死んじゃったって
パパが言ってた

でもどうしても飼いたくなって
パパにお願いして
あの子を買った人のところに行くことになった

そこに行くとケージに、いろんな子がいて
じっと見てると、あの子がいた
だから、パパにお願いして買ってもらった

パパにしっかりケージとか、
お世話の道具も買ってもらって
私の暮らしてる部屋にあの子のスペースができた

躾けないとダメとかネットには書いてあったけど、
私が飼うのはあの子なんだから
お利口で可愛くて、手がかからないの


あの子が部屋に来て1週間くらい経った
あの子は全然あの子じゃない
見た目はそっくりなのに、うるさいし
私が話しかけても全然笑ってくれない
可愛くない
なんで?意味分かんない
躾とかよく分かんないし、
お座りとか言っても聞いてくれないから、
ご飯とかお水とかお世話するのをやめることにした
そうしたら、ごめんなさいって言って
きっとお利口になってくれるの



しばらく経って、ふと、
そういえばと思って、ケージを見たら
あの子は全然動かなくなってたし、臭くなってた

汚いのは嫌
結局、ごめんなさいも言ってくれなかったし、
人間飼うのってめんどくさい
お手伝いさんに電話して、片付けてもらうことにした

それから、最近
人間カフェが駅前にできたらしいから行ってみるの
きっとあの子みたいにお利口で可愛い子ばっかりだし、
お世話もしなくて良いから

そうと決まれば、友達に連絡して行っちゃお!

2/12/2026, 4:39:15 AM

産まれた場所で、
産まれた環境である程度未来って決まってるんだって

ポツリと呟く

ぼーっとフェンス越しに広がる空を見つめる

産まれて、物心つく頃にはこの場所にいて、

私はこの場所しか知らない

外のことをしっかり教えてくれる人は誰もいない

外は危ないって漠然と言われて
疑問を抱くことも許してはくれない

でも、私、大きくなったの
このフェンスも乗り越えて、
外に飛び出すことができる

今日は、嘘をついてお祈りの時間をすっぽかした

だから、周りには誰もいない

フェンスに指を掛けて、揺する

脆くない
登れる

自然と胸が高鳴り、
上へ上へと目指していく

フェンスに遮られていない
空を目に捕らえた瞬間

強い衝撃で、
後ろに真っ逆さまに落ちた

地面が急接近で眼前に迫り、
それから、潰れた



…今回も、ダメでしたね。

外のことは何も教えてなかったのに、
どうして、行きたくなってしまうのかしら。
、まだ、これは生きてるの?

えぇ…まぁ、でも、替えは居ますので、

…そうね、じゃあ、新しいのを。
これはもう要らないから。

1/9/2026, 10:09:27 AM

月、細い
そう言って窓の外を見つめていたので、

なんでだと思う?
と尋ねた

しばらく考えて
…食べちゃったのかな、?
と言いこちらを見つめていた

微笑み、
じゃあ、どうしていろんな形になるんだと思う?
と尋ねると


また考え込み、
作ってる、?
と言い瞳が揺れていた

思わず笑ってしまい、頭を撫で

そうかもね、
と言った

こんな日が続いてほしいと思った

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