冬晴れ
沼の先の真白き富士と
遠くまでくっきり延びる我街の家並
仕事始めの朝
冬晴れが見せてくれた今年の吉祥
写メでなくこの目に焼き付けておく
幸せとは
「忘れられないものは忘れられないよ」
亡き奥さんの言動を忠実に守ってきた一人暮らしの高齢男性の短いドキュメンタリー
キッチンに置いた妻の料理レシピを毎食再現するという
一人残されたまま6年間、「かみさん」と呼ぶ愛しい妻の気配を家のあちこちに置いてきたんだと思うと
かつて結婚式で誓ったであろう言葉以上の
夫婦愛をそこにみせられた気がした
遠い目で笑みを浮かべ二人の思い出を語る当人
会ったこともない奥さんに魅了され彼を応援している自分
人生の頂点からかなり下ってきた今の私には
他人に寄せる幸せもある
日の出
大病を患い九死に一生を得た叔父
生還後に名の漢字を変えた
またまた〜それが何だって思ってるでしょう
最強の名 日出男さんなんだよ
日の出に願掛けをしたのか
高名な占い師に授けてもらったのか
どちらにせよ大いなる自然のエネルギーが彼の中に見える化された
あれから半世紀
病とは縁切りになれないにしても
普通の人を一発でノックダウンそんな破壊力の新病難病から復活してくる姿は見事で
名通り日の出を体現している
名前には努力する人を後押しする力があるんだという事が彼の人生を辿るとわかる
疑いの余地はない
今年の抱負
作家の猫が登場する
猫も杓子もという番組を真似て
小さな物語を書くことが今年の抱負
主人公は愛猫
2才で我が家に来た女の子
前の飼い主の事情で里親募集に出されていたね
7才からは娘の猫として暮らすために知らない土地へ連れて行かれた
その時あなたが重大な任務を背負っていたことは勿論知らなかったはず
娘に手渡したとはいえ物みたいに扱った様でこの3年間ずっと負い目を感じてきたんだ私
あなたは決していらない猫なんかじゃないよ
私達にとって唯一無二なんだから
このメッセージを彼女に届けたい
そして私達の願い通りに娘に沢山の笑顔をもたらしてくれたお礼を込めて
これでもかというくらい褒めちぎりたいわけ
そのためのお話だからね
ナレーションは誰がいいかな?
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新年
🐎年にかけて我が家の大イベントがウマくいくよう氏神様へお願いに行った
鳥居手前には蝋細工の様な黄色の花
掃き清められ飾り付けられた境内
氏子の皆さんの御神酒のお接待
日頃木立の中に密やかに佇む様子とは違って
その小さなおやしろは華やいでいる
人目を意識し参拝の作法に気をとられているうちに念じる事なく順番を終えてしまった
あーあ失態だ
でもここの神様はきっとお見通し
今回は足を運んだことでよしとしよう
齢を重ねても呆れるほど他力本願な私が
初詣で頼み事をしなかったのは逆に清々しい
鳥居を出て一礼をした帰り際
奥ゆかしく咲く古木の蝋梅に頬を寄せた
その甘く優しい香りに今年も出会えたこと
長寿の木を前に
変わらないこと継承に感謝の念が自然と湧いてくる
これは身が浄められたってことですかね…
ありがたい