今日にさようなら。
自部屋の電気を消して三重にも重ねた布団の中に潜る。
ギシッとベッドの軋む音が聞こえる。
そして、月の灯かマンションの電灯なのか不明な
光がしっかりと閉められたカーテンの隙間から、
微かに漏れだす。
時計をちらりと伺えば、明らか健康じゃない時間帯で
少し罪悪感を覚えつつスマートフォンを起動させる。
今は幸せの青い鳥じゃないアプリも、上っ面だけな
ノートの呟きも対して面白くもないのに
時間が睡眠のようにとけてゆく。
少し経てば今日一日の反省会が勝手に開かれて、
勝手に悩んで、勝手につまづいて、勝手に泣いてる。
そんな毎日うんざりするし、辛いし、もう嫌になる。
だけど、そんな暗闇が好きで一番落ち着くし、
素を見せれる。
泣いて心が軽くなったら一息ついたせいなのか、
今まで来なかった眠気とやらが働きだす。
欠伸をいっかい。にかい。さんかい。
これは、もうおちるな。って思う頃には母の怒号と
聞き飽きたアラーム音が鳴り響く。
嗚呼。昨日とも呼べない時間に泣いていた、
哀れな私はもういないのか。
もう、過去には戻れないのか。
もう、過去の誤ちを修正できないのか。
嗚呼、今日のわたしにさようなら。
どこまでも。
わたしのシャブは〝音楽〟だ。
例えばふわりと儚い唄声でも、アタマを空にしてくれて
まるで、まるで宇宙にいるかのような快楽を与えてくれる
例えば激しい血肉が飛交う戦場の音楽でも、
まるで、まるでわたしがそこにいるかのような
緊張感をくれる。
もう〝音楽〟がないと生きれない体になってしまった。
なんでもいい。
蝶のように舞い上がるパレードでも
賛否両論が飛交う現代社会にそぐわない〝音楽〟でも
〝音〟が私を楽しませてくれるのであれば、
なんでもいい。
音ガクでもいい、とにかく、音、音が聴きたい。
どこにいっても暗闇でもまたその逆の、
光明が広がる地でもどこまでも私は音が聴きたい。
依存__とは。
他のものによりかかり、それによって成り立つこと。
今日だけ許して。
おねがい、今日だけ
今日だけ乱暴にさせて。
もう疲れたの
我慢できないの。
ごめんなさい。
今日だけ、明日までにはいい子に戻るから。
キラキラ光るネオンの街でバレリーナの様に、
全てから開放された幼い鳥のように羽ばたかせてよ。
私だって、私だって人間だし、あなただって人間。
おねがい、お互い今日は悪い子になろう?
だから、今日はおやすみだね。
またあした。
明日にはまたメガネをして長いスカートを履くから。
今日だけはコンタクトをして短いスカートを履かして。
今日だけは許してね。
空 白 。
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ク ウ ハ ク
く う は く
︎︎ ︎︎ ク ウ ハ ク
誰 に で も 空白の記憶 と い う モ ノ が 、
あ る と 思 う 。
例 え ば 、 幼 い 頃 の 記 憶 は あ る だ ろ う か ?
私 は 、 は っ き り と 言 う と 殆 ど 覚 え て い な い 。
だ が 、 と こ ろ ど こ ろ 覚 え て い る 思い出 は あ る 。
和 や か な 空 間 で お や つ を 食 べ た記 憶 、
み ん な で 鬼 ご っ こ を し た 記 憶 。
様 々 な 思い出 と い う 名 の 記 憶 が あ る 。
そ ん な な か 周 り の ニ ン ゲ ン の 会 話 内 容 は 、
覚 え て い る だ ろ う か ?
大 し た 内 容 は 覚 え て い な い だ ろ う 。
昔 の 歴 史 な ん か が や は り 分 か り や す い だ ろ う。
空白の年代 そ ん な モ ノ は 誰 に も 認 知 さ れ ず 、
腐 り 果 て て ゆ く 。
今 を 生 き る 、 ソ コ の アナタ達 も そ う 。
親 族 が 覚 え て い て 、 次 世 代 に 伝 わ る か も
し れ な い が そ の 親 族 も や が て 腐 り 朽 ち て く 。
結 局 は 、 人生 と い う 年 表 に 爪 痕 を 残さないと
己 の 人生 は 空白の記憶 を
生 き て い た こ と で し か な い 。
ニンゲン の 半 数 は 有名人 の
タ ダ の 指 人 形 で し か な い ん だ よ 。
く
う
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ク ウ ハ ク
は
空白 く
。
く う は く
空白
︎︎ ︎︎ ク ウ ハ ク
くうはく ク ク
ウ
ゥ ハ
ク ウ ハ ク ク
ハ
ク ク ウ ハ ク
く う は く
。
ふたり。
_2人なら何も怖くないね!
_2人いるなら大丈夫さ!
_2人がついてるからいける!
2人、2人2人、。
ずっと人数にこだわる。
別に2人だと確かに有利な場は沢山ある。
だが、別に2人じゃなくても良くないか?とは思う。
1人や3人だろうかしまいには大勢でも構わない。
2という数字は難しい関係もあるが親しいものも作れると
私は勝手ながらに思ってる。
関係を壊す2でも、愛に盲目になる2だってある。
まぁ、こんなインターネットを見てる私たちにそんな
明るい2なんてないが(笑)
、、、泣。
まぁ実際、2人じゃなく独りの人間なんて滅相居ないんだよね。
特別、下に見られたりしていてもそれを面白がる人間が
いるだけでもう2人だ。
決して独りではない。
独りというものは怖いものだよ。
存在を知られずに消えることはすごい嬉しいが、
実際死に際に独りだと物凄い寂しいし、
ものすごい後悔すると思う。
なぜあの時友人を、恋人を作らなかったと。
そうはならない為に人は常に温かさを求めてるんだと思う。
だから人間は必要に数字を求める。
結果を出すにしろ愛を探すにしろ皆数字に夢中。
我々、インターネットを齧っている側でも
承認欲求という物はあって、こんな穏やかな物書きアプリでも
こんな私みたいに♡が欲しくなっちゃう人だっていると思う。
いや、いるさ。絶対に。
あまり伸びなかったり、あれ反応少ないなとか
勝手に脳が数えてたり、たった1人、2人増えていても
とても嬉しくなったり、人間は単純なんだよ。
だから人間は2という数字にこだわる。
1人では、独りでは何も出来ないから。
世の中は歯車でできているなんて言葉も
信じたくなってしまうほど人間は情深いんだよ。