うたゆかり

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11/29/2025, 9:11:38 AM

霜降る朝

霜、しゃりしゃりとする足元
土が氷を帯びるだけで冬がきたと思わせる
地球の温度管理がなければ
日本人は四季など考えなかっただろう

朝日が遅くなった
太陽も冬になると布団から出たくないらしい
人間も布団から出られないのだから仕方ない

少しだけ冷え込んできた秋の朝
すぐそこに雪の予告を残している
このまま道路が凍れば事故待ったなしだ

仕方なくボクは太陽より早起きすることにした

11/28/2025, 7:20:17 AM

心の深呼吸

現代社会はマラソンというより
ランニングマシンで動いている

一つ勘違いしてほしくないのは
走り方は自由ということである
真面目に走る人もいれば
一輪車に乗って走る人もいる
そもそも歩いてる人もいる

スピードは多様 走り方も多様な時代
止まってランニングマシンから降りることをしない

スポーツジムだってそうだ
走ってから外に出る時の景色ってまあ
段違いだろう

現代人は家にもランニングマシンを置いている
snsで承認欲求モードである

心の深呼吸を忘れたら
体と心の体憩を忘れたら

人はカンタンに壊れる
そういう動物だ

11/27/2025, 6:23:55 AM

時を繋ぐ糸

時を繋いで今がある
この糸は早く編むことも遅く編むこともできない
自分のペースで編み続ける

そして
その編むペースが一致する人が現れる
その人とは恋より愛という関係がよく似合う

11/25/2025, 1:45:08 PM

落ち葉の道

落ち葉の道に もみじいちょうが敷かれている
紅葉の道 杖を使う私にとっては恐怖の道

つるんといくだよ あれ
特に雨の後なんて恐怖を超えて死なない覚悟が必要だ
何があってもこけない 打ちどころが悪ければ…
やめよう 言い寄ってくる可能性がある

ただ見る分には問題ない
絨毯というが、私にとってはただの落ち葉の集合体だ
絨毯は時間が経っても姿を変えないが
落ち葉は違う 変化を必然とする花びらなのだ

そんな落ち葉の道は今は見るだけで十分だ

11/24/2025, 12:02:32 PM

君が隠した鍵

君は僕の大切な鍵を持っていった
僕の…僕自身の心を開ける鍵だ

君は自覚があった
私が消えても、貴方の心には私が残り続けると
その自覚のせいで
僕はこの愛に折り目をつけられない

僕自身の心を開ける鍵は
君に預けて君が隠した

もう僕は君のくれた色でしか世界を塗ることが
できなかった

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