凛世

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7/1/2024, 6:45:34 AM

夕紅色に染まった糸を手繰り寄せる

ゆっくりと ゆっくりと

いつ終わるかもわからないくらい

長い長い時間をかけても

止まることなく伸びる糸

その先は一体何処に結ばれているのだろう

もしかしたら

虚空にぶら下がっているかもしれない

それでも

夕紅色の糸の未来を信じて

ゆっくりと確実に手繰り寄せる






「赤い糸」

6/30/2024, 12:50:29 AM

朝顔 向日葵 蝉の声
揺らめく陽炎 煌めく海

ワクワクの夏がやってくる

過剰なまでの日焼け止め
つける度に怖くなるエアコン
食べなきゃやってられないアイスたち
出かけたくなる花火や御祭り

いろいろと恐怖の夏もやってくる

地平線上の綿菓子を見つけると
なんとも不思議な気持ちとなる
夏の訪れの合図



「入道雲」

6/28/2024, 11:45:10 AM

西瓜 花火 キャンプ かき氷 お祭り

夏は楽しいイベントがいっぱい

美味しいものも沢山ある

子どもの頃は夏が待ち遠しかった

少し帰りが遅くなっても大丈夫だったし

何より夏休みが楽しかった

暑さも関係なく走り回っていたっけ

だけど・・・

歳を重ねるにつれ

夏の暑さが恨めしくなる

夏をとばして秋よこーい





「夏」

6/27/2024, 11:02:05 AM

家族がいて友人がいて

毎日ご飯が食べられて

辛いとかキツいとかもないけれど

何故だろうか

自分の居場所では無い気がする

だからといって

行きたい所がある訳でもない

特別やりたいことがある訳でもない

漠然と「違う」と感じていて

心の奥底でもがいている自分がいる

歩むべき運命の道を間違えたのか

いつか心が望む未来へと辿り着けるだろうか






「ここではないどこか」

6/26/2024, 12:10:57 PM

アンティークショップのショーウインドー

君は小さなロッキングチェアに座っていたね

ダークブラウンのモフモフのテディベア

黒のタキシードに赤い蝶ネクタイ

まさに一目惚れだったんだ

君を迎えるために頑張って働いたんだ

ショップの前を通る度に

必ず迎えに来るからねって話しかけながら

でもあれは梅雨に入ってすぐの雨の日だった

君が座ってたはずのロッキングチェアに

違う子が座ってたんだ

慌てて店に入って聞いたよ

もう君は新しい主の所に行ったってね

この手で君を連れて帰りたかった

あれから暫く経つけど

君ほどに惹かれるテディベアには逢えてないよ







「君と最後に会った日」

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