「ところで」
「ところで?」
「スノーかスノウか。それとこれは英語お題じゃないのか」
「なにまたいきなり」
「いやなんとなくね。それと英語お題がまた出なくなっているので、もしかすると反応を試しているんじゃないかな?とか思ってね?」
「あー」
「星でStarなんていうと前者ではほとんど一意になるのに、カタカナにすると意味が複数になっておもしろいとかね」
「また今日は説明というかなんというか長いね」
「また雪とスノーはそれで意味が違く感じられるけどね。スノーだとなにか物語の中の雪のように感じられる場合もあるし。まあ北国は普通にもう大雪だけどね」
「だから」
「お題の人が航空機が飛ばないのでそれに気づいた可能性はあるね。寒波で全国的に今晩は雪かもしれないしね」
「……」
お題「スノー」
「ところで」
「ところで?」
「太陽があるから夜空が隠れているように見えるだけで夜空は常にそこにある」
「つまり?」
「地球から出ればいつでも夜空を越えられる」
「越えてないけどねー」
「その越えるの意味がどれかわからないからね」
「でも地球出れないし」
「まあそのうち地球を出られるようになるでしょ」
「かもねー」
お題『夜空を越えて』
「ところで」
「ところで?」
「それは今かなー」
「なにが?あ、」
「そう、今回のお題だけどね」
「そしてその心は?」
「それは思いつかないけど、ぬくぬくしているのは今」
「ぬくぬく。ぬくぬく」
「ちょっとマッチ売りの少女の話を想起して切なくなるけどね」
「あー」
お題『ぬくもりの記憶』
「ところで」
「ところで?」
「もうだめだ」
「もうだめだ?」
「雪原の先の上に凍える指先、ここまできたら」
「ここまできたら」
「すでに足の指の感覚がなく」
「それって凍傷?」
「無理無理無理」
「ところでお題の話?」
「そう。流石にこの部屋では凍傷にならない」
「ぬくぬくだもんね」
お題『凍える指先』
「ところで」
「ところで?」
「そんなことをしたら死んでしまう」
「また、唐突に」
「いや、まあ今回のお題だけど」
「だけど?」
「そう、今回のお題が雪原の先へとかいうのでね。それは無理だろうと」
「ひ弱だしね」
「ひ弱ゆうなし。ただ否定もできない」
「まあねー。寒い日は建物の中が一番だしねー」
「暖かい部屋でコーヒーとアイスは良い」
「良い」
お題『雪原の先へ』