「ところで」
「ところで?」
「人間の例えに枯れ枝とか枯れ葉とかがあるが、もちろん枯れない木々が多い国や木がない国には無さそうな慣用表現だね」
「エスキモーは雪の表現をいっぱい持ってるみたいな」
「そうだけどそうじゃない」
「あれ?箸を使わない国には箸のマナーが無いみたいな」
「そっちの方が近いか。枯れ枝のような老人も枯れ木のような老人では後者はそんなに弱そうでも無い気がする」
「さっきの話だと枯れ葉が落ちただけみたいな」
「それ枯れ木じゃないしね。普通に冬の落葉樹じゃないか」
「そう?やっぱり」
お題『枯葉』
「ところで」
「ところで?」
「さよならは外国語だとなんか格好良い気がする」
「グッバイとか?」
「それはあんまり」
「再見とか?」
「それはあり。farewellとかadieuとか。あ、フランス語はさよならがいっぱいあるね」
「Au revoirしか覚えてないかなー。前に読んだ小説に出てた」
「お題は今日にさよならだけど、永遠の離別かまた来る明日へのまたねかは解釈が分かれるね」
「どちらのニュアンスかでどれを選ぶかがあるからねー」
「で、お題なので意図的にコンテキストを失わせている」
「なるほど。お題作りのノウハウかな?」
お題『今日にさよなら』
「ところで」
「ところで?」
「かつては人間だったらしいがいまはウイッシュリストみたいな」
「みたいな」
「今のというか時代による変遷は仕方がないね」
「でもウイッシュリストはクレクレなんとかって言われるよね」
「いや、ただでいろいろ貰えるなら良いのでは?」
「良いのか?」
「良いと思うけど、内容によっては法に触れるけどね」
「ということは触れなければ良い」
「それはそう」
「やっぱり」
お題『お気に入り』
「ところで」
「ところで?」
「その比較が成立するのは世界とかのトップだけでは」
「んー?」
「誰よりもの比較が成り立つのはそれだけかな?と」
「なるほど」
「宇宙トップでも良いけど」
「なるほどー。自己主張だと誰よりもが客観的でないと言ってる?」
「いえす」
「ふむ」
お題『誰よりも』
「ところで」
「ところで?」
「句読点問題だね」
「何が?お題のことだと思うけど」
「これは、『10年後の』私から届いた手紙なのか、『10年後の私』から届いた手紙なのか?で前者は10年後、後者は現在になる」
「あー、いま10年後の自分から手紙が届いたらSFというか時間ものになるのかー」
「そういうことだね。お題を考えてるうちに句読点を取ったかもしれない」
「なるほどー」
お題『10年後の私から届いた手紙』