私の物語

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12/24/2025, 12:31:07 PM

街中は鮮やかな赤に包まれている。
みんなの笑い声の数だけ街には暖かい光が灯っていた。


1人はバイトにいそしみ、

1人は大切な人と綺麗な町あかりを眺め、

1人はかけがえのない友人とゲームをしている。


予定なく友達とLINEをしている私もまた目を瞑って思い出した。


あの日の街に流れる華やかな音楽を、

あの日降り積っていった冷たく暖かい雪を、

暗黒の夜に鼓動をともした煌めきたちを、

プレゼントに胸を踊らせ布団にくるまった温かさを、



私はこれからも、誰と過ごそうとも、この日が大好きなんだろう。————-



いつの間にか口元は微笑んでいた。



「遠い日のぬくもり」ўциа

12/22/2025, 12:52:54 PM

シャラン—————。
シャラン—————。


光で何も見えない外から舞う、光りの粒に合わせ。
澄んだ神楽鈴の音が鳴り響く。

雪なのか。桜なのか。


分かりそうで分からないこの光の粒を私は体で受け止めた。



美しく整備された床板と朱色の柱



まるで私は選ばれた光の巫女のようだ。————


この特別感をいっぱいに空気とともに吸い込んだ。


なれるはずのない夢を心の隅に弾き、

今この場所にいる事実だけと手を握った。



目を閉じて祈った。


このずっと、これからも、永遠に回廊が終わらないことを。



冷たくも暖かくもない風になびく髪を感じながら、


私はまるで光の巫女のように、厳かに足を進めた。




「光の回廊」ўциа

12/18/2025, 10:12:20 PM

空は、確か澱んでたかな。

部活のみんなでご飯を食べに行った。


また孤独を認識させられる気がした。


それなのにあなたは、

ナゲットを1つくれた。

ふざけてくれた。

笑ってくれた。

袖の中に手を突っ込ませてくれた。

30分も立ち話に付き合ってくれた。


あなたの袖の中は人の温もりがしてホッとした。

ここに居ても良いって言ってくれてるみたいだった。



こんな日々がずっと続いて欲しい。————-



そんな叶わない泡沫の夢を、私は捨てることなく留めた。



帰りの空は、オリオン座が良く見えた。




「心の片隅で」ўциа

12/15/2025, 12:34:00 PM

ずっと苦しかった。


病名もない。でも確実に私のなかで渦巻いていた濁った霞。


気のせいな気がして誰かに言うことを拒んでいた。
差し伸べてくれていた手を見て見ぬふりをしていた。


ただ怯えていただけなんだ。

今まで作り上げてきた暖かく優しいみんなが
私の霞を垣間見た瞬間に離れていくことが怖かった。


明確な病を持たないのに苦しんでいる私が嫌だった。





今日、急に右半分の顔の感覚がなくなった。————



正直嬉しかった。自分のやっと苦しさが認められた気がした。



いつもより雲の隙間からさす日光が神々しく、神秘的だった。


明日も、これからもずっとこのまま。





私に指す光が永遠に。—————






「明日への光」ўциа

12/10/2025, 1:32:31 PM

あの日々は数え切れないぐらいに私の心に灯りを宿した。


春夏秋冬、朝昼晩、ふとした瞬間、学校生活、家の中


数え切れないかけがえのない温かさはほんとにあった。



ほんとにあった 。————


確かにあったけど、私にはもう思い出すことは出来ない。

濃霧がかかっているのか。ガラスのように粉々になったのか。


今の私には知る由もない。知ることが出来ない。



慈しい記憶は、今の私の中に留まることをしなかった。






「ぬくもりの記憶」ўциа

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