『小さな命』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『小さな命』
ニョゴモロンニョがそろそろ出産時期を迎えています。
初夏に交尾をしますが、ニョゴモロンニョは、着床遅延という機能を持っていますから、好物であるオッチョコチョイドンブリガエルをたっぷり食べて脂肪を蓄え、体力が十分に温存できていれば、秋ごろに着床します。
自然界ならではの合理的な仕組みなんですね。
この時期のニョゴモロンニョは気が立っていて、危険です。うかつに近づく生物がいようものなら、その鋭い牙と爪で威嚇し、攻撃に転じることもあります。ごく稀に機嫌がいいと結構長い時間、手を振ってきます。
他にも猛獣が彷徨いています。ニョゴモロンニョにとって天敵である、オヒネリメガネハゲキャットやツヨシシッカリシナサイベアーなどです。お互いに警戒していますね。
その後、妊娠したニョゴモロンニョはそのまま冬眠に入ります。しっかり眠り、出産に適した温かい春先を待つのです。
春先ついにーー新たな、小さな小さな命が生まれました。見てください、愛らしい子ニョゴロモンニョです。親ニョゴモロンニョは子ニョゴロモンニョのへその緒を噛み切り、食べてしまいます。さあ、子育ての開始です。
しばらくは親子で行動をともにしますが、親ニョゴモロンニョの子ニョゴロモンニョへの過干渉は常軌を逸しています。子ニョゴロモンニョに全く何もさせません。付き纏い、何かしようとすると子ニョゴロモンニョを止めます。しかしニョゴモロンニョは賢い生体であるため、親ニョゴモロンニョを反面教師にして育ちます。狩も危険の避け方も勝手に覚えていくわけです。
親離れするのは短くて7〜8年かかり、長ければ寿命の3分の2を親子で一緒に過ごします。これは子離れできない親ニョゴモロンニョの本能です。
そして、ニョゴモロンニョは次の世代へ引き継がれていくのですね。
まさに自然界での生命の神秘とはこのことですね。
「小さな命」
地球という小さな命に巣食う病原体なのだな、人類は
いつか我々を焼きつくす薬が投与されるだろう。
その時は、近い。
小さな命ってなんだろう。
赤ちゃん?猫?インコ?
分からない。
大きな命ってなんですか。
よく分からない。
小さな命を雑に扱ってくる人がたくさんいる。
そんな人たちのせいで、どれだけ多くの小さい命が奪われてきたのだろうか。
生まれる前から小さな命は誕生している。
生まれてくることができなかった子や、親の勝手な都合で生まれてくることができてもすぐ捨てられて死んでしまったりした子。たくさんいるよね。
自分ももう18歳だしいつでも子供を産める年だと思う。
でも今の私にはまだまだちゃんとお母さんできないから。
心から好きな人ができて、その人と一緒になれる運命がもしあるのだとして、その運命に奇跡が加わり、小さな命が宿ってくれたら、自分の命をかけて大切にするからね。
そして無事に生まれてきてくれたら言わせてください。
ママの元に来てくれて、ありがとう。
私たちをママとパパにしてくれて、ありがとう。
私たちを夫婦にしてくれて、ありがとう。
幸せにしてくれて、ありがとう。
これから大変なことや嬉しいこと、たくさん起こると思うけど、あなたと3人で幸せになりたいって思ってるよ。
もし妹や弟ができたら、一緒に面倒見てくれるかな?
たとえ兄弟が増えても、あなたのこともちゃんと愛すからね。大丈夫。
みーんな笑って暮らせるように、
これから大人の一員として、あなたに会えるように、頑張っていくよ。
最後の50分が終わった。
終わりのチャイムを合図にすぐに多くの生徒に囲まれる人気者。
入り込む隙はないと分かっているけれど、ただ一言だけ言いたくて。
迷惑になりたくない思いと、話がしたい思いが喧嘩して、どうやら負けたのは前者らしい。
何度も何度も窓の反射で前髪を治して、出てくるのを待っていた。
ぱちり。
生徒の波から逃げるように飛び出してきた先生と目が合う。
はく、と口が動いた。
なにか言いたいのに、これで終わりなんて嫌だと諦めたはずの恋心が疼き出す。
寂しくてたまらないのだと、そばに居たいのだと大きな声で泣きわめく心根にうるさいと包丁を突き立てたのは先生のお陰で少しだけ大人になった私だ。そう、私なのだ。
何も言わない私に、先生はゆっくり口角を上げて、
「来年も頑張って。」なんて。
ひらりと手を振って歩き出すその背中に、行かないで欲しいと抱きつけたらどれだけ良かったことか。
しかし、大人な私はそんなことしない。そんな自分の立場を理解していない子供みたいなこと、絶対にしないのだ。
でも、それでも。
「まだ、子供でいたい。」
細く小さく、まるで葉っぱに乗った雨粒が落ちるくらい小さな音で漏れ出た私の声を、その丸い耳はきちんと拾ってくれたらしい。
丸い目をさらに丸くして、大きな目をさらに大きくして、こちらを見た先生。
すぐにきゅ、っと細めて、くすくす笑って。
「まだまだお前は子供だよ。」
今度こそ、とでも言いたげに歩き出したその背はもう止まってくれはしないみたい。
先生、またね。
ハムスターは私が知るなかで一番小さな哺乳類だ。小さな命と言ったら一番小さな哺乳類ネズミ……ハムスターだと思う。もっと小さな命と言ったら、虫や植物やバクテリアだと思う。しかし、小さな命と言ったらハムスターというのは同じ哺乳類やペットとして近しい関係にあったよしみかもしれない。
君と手を繋いで歩く時間は
永遠じゃないけど
君の小さなこの手を
守り抜くと誓うよ
君の命が続くように
君が笑顔で過ごせるように
帰り道にいる子猫を見て、
こんなに小さくて可愛いのに
自然の中で頑張って生きてるんだ
すごいなって
残り短いロウソクに頼りなく灯る、小さな命。
愛おしいものです。
愛おしいものですね、罪とは。
命の重さってみんな同じなんですか?
それとも、違いますか?
同じと言ってしまえば聞こえはいいけれど、
疑問が浮かぶ。
芸能人と一般人も、人間と豚も?
肯定も、否定も出来ないこの問いに
どうする答えを出すのが正解なのだろう。
*小さな命*
なんか考えてるだけになっちゃった。
難しい問いだなって。
小さな命は大切にしよう!
こんな言葉はあるのに。
僕が大きな命に入るのであれば、
ああ、大きな命は報われないんだね。
なんて。
冗談だよ。全部。
でも、もう少し、僕らにくれたって
いいじゃないですか。
ねえ。思いませんか。
テーマ:小さな命
ーーー
P.S.
有難いことに、『もっと読みたい!』の数が
100を突破しました!
ずっと捻くれた文章ばかりを書いているため、
お気に入りに登録していただいた方
(僕の思想を受け入れてくれた方)と
握手をしたいくらいです笑
本当にありがとうございます!
小さい頃、近所にはたくさんの野良犬、野良猫がいた。
首輪のない彼らに追いかけ回されたこともあったが、その分、仔犬仔猫を見かけることも多かった。
父母が動物を好まないことを重々承知していたため家に連れ帰ることはなかったが、学校帰りに仔犬仔猫を愛でては親犬親猫に追いかけ回されるなんて経験を繰り返したものだ。
今では野良犬も野良猫もめっきり見かけなくなってしまった。
わたしを癒してくれたあの小さな命たちは無事に天寿を全うできただろうか。
今更ながら、そんなことを思った。
お題『小さな命』
小さな命は睡眠によって作られるもの。
分からないかもしれないね。
だって食事でも作られてるのだから。
もう、削れるもん削ってさ、
わかんなくなる時って。
ぐわって、ぐるって、頭だけ置いてかれたみたいにさ。
たまに怖くなるよ。
❧
小さな命
#枯葉#同情#0からの#太陽のような#Love you
からの小説シリーズの続き。お題は、ねじ込んでます。
夕食後に服用した鎮痛剤が効いて眠ってしまっていたのか、時計を見ると八時を少し過ぎていた。ベッドテーブルの食器はすでに片付けられており、すっきりとした自身の感覚から寝ている間に軽くタオルで拭いてくれたのだろう。松葉杖も定位置にあり、就寝の準備が完璧に整えられていた。ぼんやりとした頭でこのままもう寝てしまおうかと瞼を閉じた途端、雨の音が耳に入ってきた。
(枯葉――)
木の枝の枯葉のことが気にかかり、俺は、松葉杖を掴み窓の方へと駆け寄った。見えるのは、小雨の中の枝先で微かに揺れる一枚の枯葉だけで。慌ててテーブルの上のスマホに手を伸ばし、スマホを動画モードにした。枝の先で多い被さるように身を屈めていた枯葉は、きっと枝先の葉っぱを守っているのだろう。雨は、無情にも体をすり抜けていき枝葉は湿って、重く垂れ下がっていた。俺は、命とも言えないその小さな命が消える日が近いのを直感的に感じ取り、しばらく声をかけることができなかった。
(後書き。)
彼と言う表現は、何か違うなと思っていたら文章が枯葉だらけになった件^^;
AIに聞いたら―(ダッシュ)は、こう使うらしい。見直しは、後でします。
私は何度も何度も殺してきた。
小さな命をこの手で。
蟻の行列を踏み殺した。
蚊を叩き殺した。
命の大きさは違えど重さは同じだというのに。
とはいえ。
今更懺悔するつもりもない。
ただ許しを乞う訳でもない。
私は、殺してきた命共の呪いを背負って
今度は私が現実から解放される時が来るまで
生きていくつもりだ。
明日…絶対雑誌買うぞ!!
天気が雨だからとか関係ないから
買いにいくから
「小さな命」
窓枠に寄りかかっていると外から漏れる冷気で背筋が伸びる。それよりももっと冷たい感情がずっしりと湿度を帯びていく。
震える子供。タンスからありったけの服を取り出してきて抱えてうずくまる。
押し入れから布団を取り出すほどの力もなく、いつか母親が被せてくれた毛布の記憶を頼りに本能で温かさを求めている。
ストーブの付け方も分からない。エアコンのリモコンには届かない。親はずっと帰っていない。
自分のできる限りの知恵と力を絞って命を繋ごうとする姿に心が痛くなる。
これまでたくさん弱った人間の命を刈り取ってきた。
もちろんこんな子供も何人も見てきた。絶望する子供、大人を憎しみ叫ぶ子供、諦めて笑う子供。
刈り取る瞬間、子供はいろんな表情を見せる。それが楽しみの一つでもあった。
小さな命は重ねた罪も少ないのですぐに輪廻する。
子供を狩ることは子供にとっても自分にとっても利益しかないのだ。
荒い呼吸がだんだんと規則正しくなっていく。
背中が大きく上下する。
眠りについたのだ。
窓から離れて彼を見下げる。希望を持つ子供には穏やかに眠っていてほしかった。
それが永遠の眠りであっても。
小さな命、今まさにこうやって作品を創作していることが、小さな命を育んでいるような気がする。
結婚もしていないから、子供もいない。だから小さい命を育むこともしたことがない。作品を書く事で擬似体験していると思う。
書いていてなかなか筆が進まず、苦労することもあったり、調子がいい時は、スラスラと言葉が出てきて、あっという間にかけ終えることもある。
作品を書いた後、気持ちがスッキリして、嫌なことや不安なことも忘れられる。心のモヤが晴れて、心が軽やかになる。そうすることで気持ちが明るくなる。こうやって書いていることで、心が整う。
将来、自分が作った作品が、少しでも多くの人に読んでもらい、楽しんでもらえるよう創作していきたい。
「小さな命」
雨がやっと止んだ牛後、駅前の歩道橋の下で、段ボールがひとつ、ぽつんと濡れていた。近付いてみると、中から小さな、かすかな鳴き声がした。
「にゃぁ...」
段ボールの隙間か隙間から真っ黒な子猫が一匹、震えながら顔を出した。まだ目もちゃんと開いていないような、とても小さな子だった。
片方の耳が少し欠けていて、尻尾はほとんど毛がなく、ピンクの皮膚が向き出しになっていた。
私はカバンからハンカチを出して、そっと子猫を包んだ。冷たかった。とても冷たかった。
家に連れて帰って、すぐにお風呂に入れてあげた。シャワーのお湯をいちばん弱くして、そっと体を温める。子猫は最初、怯えて体を丸めていたけど、だんだんリラックスして、私の手のひらの中で小さく呼吸するようになった。
ミルクをスポイトで少しづつあげると、ごくん、ごくんと喉を鳴らした。その音がやけに愛おしくて、胸が締め付けられるようだった。
獣医さんには「生きる可能性は極めて低いです。内蔵がかなり冷えてほとんどの機能が停止してしまっているし、栄養失調もひどい。正直、奇跡が起きない限り…」先生はそこで言葉を切った。
私は奇跡を信じて、毎晩三時間おきに起きてミルクをあげ続けた。仕事も休んで、LINEもほとんど見なかった。ただ、その小さな命が、朝まで息をしているかどうか、ただそれだけが大事だった。
ある夜中、いつものようにミルクをあげようとすると、子猫が初めて、弱々しく前足を伸ばして、私の人差し指を掴んだ。爪もほとんどない小さな前足だったけど、確かにぎゅっと握られた。その瞬間、波土が止まらなくなった。
「ごめん…ごめんね」
ずっとひとりで耐えてたんだね、ごめんね、と何度も何度も謝った。
それから三日目の朝。子猫は初めて「シャー」と小さな威嚇の声をあげた。私が近づきすぎたからだ。けど、その声が、すごく嬉しかった。
私はその子の名前を「クロ」と名付けた。在り来りだけど、それしか思いつかなかった。
クロは結局、生き延びた。
目は開き、耳は少しづつ毛が生えてきて、しっぽもふわふわになってきた。歩けるようになって、走れるようにもなって、ある日、私の膝の上で初めてゴロゴロと喉を鳴らした。
クロは今でも、雨の日は必ず僕の膝の上に乗ってくる。欠けた耳をビクビクさせながら、じっと僕の顔を見る。まるで言っているみたいに。
「大丈夫だよ、もう独りじゃないよ」って。
私はそっと、クロの小さな頭に頬を寄せる。
ありがとう、小さな命。
生きててくれて、ありがとう。
(完) 雨夢 歌桜
「其よ!どうか、どうか我が子を抱いてください!」
暗い部屋で、そんな声が響いた。
足元に置かれたランタンの、ほんの少しの灯りだけが、地面から生えた草をほんのり照らしている。
部屋の奥を見ようとしても、ただただ深淵が広がり、頭痛がしてくる、そんな部屋。
そこに跪いていたのは、一人の女性だ。
とくに派手さを感じない質素な服で、目の前の暗闇に差し出すように、赤子を捧げていた。
「お願いします其よ!我が子の体は、病気に呑み込まれています。其が抱いていただければ、きっとこの子はたくましく生きれるんです!」
その声に応じたのか、暗闇から二本の腕が現れた。
それは人間のような腕だが、墨ように黒かった。
湯気のような黒いモヤが、常時腕から発せられている。
その腕は、赤ん坊をそっと受け取り、優しく、弱々しく、頭を撫でた。
赤子を捧げた女性は、手を胸の前で組み、目をうるうるとさせながら、その光景を眺めていた。
笑みを浮かべていた。
やがて漆黒の腕は、女性に赤ん坊を返した。
女性はめいいっぱいに感謝をし、頭(こうべ)を垂れ、その部屋を去った。
女性と入れ違いで、誰かが部屋に入った。
その人物は、黒いスーツを纏った、人型のドラゴンだった。鱗は蒼く、目は真っ赤だ。
スーツ姿のドラゴンは、目の前の暗闇に向かって
「すまんな、狂(きょう)。今にも狂い死にそうだったから、通してしまった」
暗闇から、弱々しく、優しい声が
「ううん、大丈夫だよ。ねぇ、こんなに存在が消えかかっていて、こんなに狂った神の手に、価値なんてあるのかな」
と、自身を卑下した。
ドラゴンは、ため息を吐き、当たり前のことを言った。
「彼女が誇りと思うなら、価値があるのさ。
ほら、とりあえず活動報告をするぞ。今回の作戦で、想教(そうきょう)の天使の大多数が、堕天使となった。
彼らの思考を、更に狂気に呑み込ませるために…」
ヴィラン達の、静かな作戦会議が始まった。
お題『小さな命』