はい、捨てられましたよ。女王様に逆らったから当たり前なんですがね。いや、今まで暖かい女王様の部屋に設置されてたもんですから、寒さに慣れてなくて。鏡部分凍ってるでしょう。あ、占いですか?ええ得意ですよ。逆にそれだけしか出来ませんからね。で、何を占います?占わない。そうですか。寒いですね。
(凍てつく鏡)
白雪姫の魔法の鏡のオマージュ、廃品回収業者に話しかけまくってるのかな?
満月に照らされた雪道をサクサク進む人影。
綺麗に平らに積もった雪は月明かりを反射して雪明かりとなって辺りを薄ら照らします。
この明るさならば迷うこと無く目的地に着けそうです。
「手袋屋さん、前に買った手袋が破れちゃったの。新しい手袋が買いたいの」
「どれ、見せてごらん。なるほど。これなら少し縫えばすぐに直せるよ。少し待っててくれるかい?」
手袋屋さん、お気に入りの手袋を直してくれるようです。
その間変身が解けてしまわないかソワソワしながら待ちます。
「さぁ縫えたよ。あぁお代は要らないよ。大事に使ってくれる事が嬉しいからね」
「ありがとう!ありがとう!!」
手袋をはめてお店を出て、雪明かりの夜を駆け戻っていくきつねの子なのでした。
(雪明かりの夜)
手ぶくろを買いにのオマージュ、手袋屋さんは正体を知った上でそれに触れずに仕事してます。
レンガの家の煙突から落ちてきた新鮮なお肉。
神様かサンタさんか知らないけれど、有難いことにこの上ない。
さぁさぁ祈りを捧げていただきましょう。
(祈りを捧げて)
三匹の子豚のオマージュ、お肉だお肉。
今ここで頑張れば未来の遠い日のぬくもりが守られるんだ。
いいか、俺と2匹と1羽で守るんだ。
(遠い日のぬくもり)
桃太郎のオマージュ、ぬくもりは守られているよ。
カチカチ!
「この音はなんだい?」
「あぁ、カチカチ鳥が鳴いているんだろう」
「夜なのにかい?」
「カチカチ鳥は夜鳴くのさ」
カチカチカチカチ!
「なんか近くで鳴いてないかい?」
「真後ろで鳴いているね」
「本当かい?姿を見たいな」
「なーんて、水面に揺れるキャンドルのサプラーイズ」
「え?カチカチ鳥は?」
(揺れるキャンドル)
カチカチ山のオマージュ、サプライズよりカチカチ鳥が見たいようで。