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12/14/2025, 10:18:23 AM

「星になる」


「星になる」には、2種類あると思う。

死んでしまって星になるか、皆の期待を背負って、ヒーローやヒロインとしての、スターとしての星になるか。

どちらにしても、その輝きに嘘はなく、眩しい光を放っている。

「星」も「月」も「太陽」も。
きっと、皆の手が届かない、でも手に入れたいと願う輝きが、「光」なんだと思う。
尊い、愛しい、輝きなんだと思う。


※余談ですが、宮沢賢治のよだかの星の感想を娘と話していて、一般的にはこの話は素晴らしい話、感動する話として考察されていますが、私も娘も納得行かず……
ネタバレになるので詳しくは言えませんが、個人的には主人公を含め登場人物全てが性格に難があったり、思考に偏りがあったりで、しかもどう考えてもハッピーエンドではないと思うし、後味も悪い。

解説や他の人の考察を読んで、「そう言う考え方もあるよね」とは思うけど、理解は出来ても納得は出来ないし、兎に角スッキリしない。
好きな方がいらっしゃったらゴメンナサイですが……

きっとこの話が国語のテストに出てきたら私も娘も0点だったと思います。
5分程で読める話ですので、皆さんも機会があったら読んでみてください。

12/13/2025, 1:09:01 PM

「遠い鐘の音」


どこか遠くから鐘の音が聞こえる。
子供の頃に聞いた、学校のチャイムの音を思い出させるような、鐘の音。

どこか懐かしさを感じながら、大人になった事をホッとしている自分が居る。

学生の頃は決まり事や制約が多く、いつも息苦しさを感じていた。
校則に、義務に、家庭に、友達に。
あらゆる物に縛られて、囚われている自分を感じていた。

大人になると、責任は伴う代わりにある程度の自由を手に入れた。
それは、本当にあの頃の自分が願った自由なのか、自分で選んだフリをして選ばされた自由なのかはわからない。

でも、何かを諦めたかもしれないけど、きっと自分にとって本当に大事な物は手放さずに居られたと思う。
社会性を身に着けた故に妥協する部分も確かにあるけど、自分の中の芯や矜持は曲げずにここまで生きてきた。

だから、この自由は心地良く、その気持ちに比例して、鐘の音も心地良く感じる事が出来るのだと思う。
そして、この先もこの鐘の音を心地良く感じれる自分で居たいと思う。
そんな自分で居られる様に、努力を続けなければならないと思う。
そんな自分であり続けたいと思う。

12/13/2025, 12:06:26 AM

「スノー」


自分への北海道土産に買った、青い池のスノードーム。
時々思い出しては揺らしてみて、あの日の景色に想いを馳せる。

日常の中の雪は渋滞とか除雪とかで面倒なイメージだけど、景色の中の雪はひたすら美しい。

何物にも染まっていない、ただただ純粋な白。

失ってしまった自分の中のキレイな部分にも思いを馳せながら。
あの日の自分を思い出しながら。
スノードームを揺らして、その向こうにある心の風景を眺める。

12/11/2025, 11:12:23 AM

「夜空をこえて」


夜空をこえて。
時間も飛びこえて。
このまま、貴方の元へ行けたらいいのに。

一目でいい。
もう一度、貴方に、逢いたい……

12/10/2025, 11:30:50 AM

「ぬくもりの記憶」


ふとにゃんズ達を膝に乗せていた時の事を思い出す。
皆で場所の取り合いをして、滑り落ちそうになって爪を立てられり、滑り落ちてしまう子もいたり。

思い返すと、あれが「幸せ」の一つの形だったな、と思う。
一匹一匹の体温が、ぬくもりが、重みが。
全てが幸せだったと思う。

あの頃のにゃんズはもういないけど。
でも、新しくお迎えしたこの子達を又膝に乗せて。
足が痺れても、いつまでもどいてくれなくて、家事や作業が進まなくても。
でも、それも又幸せの一つであって、嬉しくて。

このぬくもりを、大切にしたい。

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