圭昭

Open App
2/25/2026, 5:25:11 AM

小さな命

私の身体にある心臓。
止まることなく絶えず動き続けている。
私が死にたいと切に願ったときでもその願いを聞き入れることなく今も動いている。
そんな私でもいつの間にか死を拒み、明日を願うようになった。
あなたに逢えたから。
あなたに巡り逢えたことだけでも嬉しかったのに、いつからかあなたと結ばれることを願ってしまった。いつでもあなたとの生活を夢見ていた。
その願いを私の心臓は叶えてくれた。
生きることを強いる心臓、私の身体はもう私だけの身体ではなくなった。どんなにつらくても、苦しみに沈んでも生きなければならない
私の中にある小さな命。温かな鼓動。日々成長する身体。
移り行く世の中へ小さな命が旅立つ日を私たちは待ちわびる

2/24/2026, 5:06:16 AM

Love you

あなたにI love you と伝えたかったのに口をついた言葉は、「月がきれいですね」とあなたを試す言葉だった。
あなたは何も知らないふりして、うんと頷いただけだった。
手を振り夜の闇に消えて行くあなたの背中を見つめ立ち尽くす。
一人歩く帰り道、気付いたのはあなたを試した私はあなたに試されていたこと。

2/23/2026, 7:01:39 AM

太陽のような

あなたは沈んだ私の気持ちを浮かれるほどに明るく照らす。
寒い日でもあなたと手を繋げば温かくなる。
冷たい雨の日もあなたとひとつの傘に入ると晴れたような気がする。
隣にいるあなたは春の陽気のような薫り。
日陰にいた私をあなたは日向へと連れ出してくれた。
私からは遠くていつもそばにいる暖かな太陽のようなあなた

2/22/2026, 7:30:15 AM

0からの

今まで君のことを何一つ知らなかったと気づいた。
あなたと出逢ってから今日までの三年間、一度も君の本心に気付けなかった。
俺はいつも自己保身へ逃げて君の方へ駆け寄ることをしていなかった。
ただひたすら、"君が好き"という気持ちだけで今日まで死なずに生きてこれたよ。
前に君が俺に投げ棄てるように言った「私のことを何にも知らないくせに」って言葉が今も胸に埋まらない穴を空けているよ。あの日の君のすすり泣く声をもう俺は聞きたくない。
目の前で純白のベールに包まれ立つ君と俺はずっと生きていけるかな。
1日を過ごすごとにあなたへの愛が離れていくかもしれないことが俺には怖く感じる。
情けない事を考える俺を許してくれ。
本心を語れない俺を愛してくれ。
愛していると堅苦しくて、恥ずかしくて言えない俺は、今日こそは君に"愛してる"と伝える。
君と俺の今日から始まる0からの日々を祝して

2/21/2026, 4:14:14 AM

同情

 アナタに私の今の気持ちがわかるか?私がずっと前から心の底で想い続けていたことをひとつ残らず説明できるのか?アナタが私に向けた好意はいつ何処へ消えていったんだ。ただ、私の心を玩んだならアナタは良い性格してるよ。自分より小さな生き物を狭い籠へと押し込んで、毎日小さくなる愛情をかけるように愛した気分はどうなんだろうな。私には想像もつかないよ。あの時呟いた"孤独"はアナタの勘違いなんだよ。私がその都度、「あなたは決して孤独じゃない」と言う私の気持ちもアナタは知らねぇだろうね。私はアナタの好意に気づいた。だから、アナタを好きになろうと自分を磨き、アナタに足る人へと成り上がった。それなのに、アナタは私の好意を切り捨てた。アナタのよくわからない精神に私は殺されたのよ。アナタが私に言った、「世界で一番愛している」という言葉は飾りだったんだね。あの涙はアクセサリーなんだね。アナタを知らなければ今の私は存在しない。けど、私はこんな言葉にならない気持ちにならなかった。
 こんな私にアナタは同情してくれますか。

Next