『今日にさよなら』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
今日にさよなら(914.6)
このお題で最初に思い浮かんだのは、楽曲「今日の日はさようなら」でした。
友との惜しむ別れを歌った曲だと思うのだけれど、
「今日の日はさようなら またあう日まで」
「さようなら」は「今日の日」に対して言ってない?
そうすると「あう」が「今日の日」にかかっているように見える。
「今日の日」には、あえなくない?
ループものか?
明日は今日が過ぎて到達すると今日になるから、またあえてる?でも同じじゃないから「また」じゃないよな?
今日の日にさよならするとは、今を昨日にすることか?
などと…アホなことを…考えだしたら…止まらなく。
さ、今日にさよならして、明日を迎えましょう。
おやすみなさい。
何度もさようならをした
何度も離れようと思っていた
そんなわたしがいま
あなたをひきとめている
さようならの言葉は
あなたが隠していたのね
「やめてくれ…やめてくれぇ!!」
ススキ林に、悲鳴が鳴り響いた。
黄金色がめいっぱい広がり、大の大人が埋もれてしまうほどのススキが、風に従って揺らめいている。
誰かの情け無い命乞いが聞こえた後、断末魔と、ぐしゃ、という音が聞こえた。
それから暫くして、少し離れた、ススキ林の終わりから、誰かが姿を表した。
二本足に、二本の腕、頭部が一つで…見るからに、人間だった。
その人間は、虚な眼で振り返り、自分が通ってきた鈴木林を見つめた。
右手には、銀色の長剣を手に持ち、左手には、銀色の天秤を手に持っている。
長剣には、赤い液体がべったりと付着している。
振り向きは数秒にも及ばず、すぐに頭を戻して、二つの手を近づけた。
剣と天秤は、すぐさま一つとなり、天秤がついた銀の長剣へと姿を変えた。
人間はその剣を、腰に巻いたベルトに固定して、身なりを整える。
「行こう」
その言葉を受け、人間は足を動かし始めた。
まるで、剣に取り憑かれているかのように。
お題『今日にさよなら』
今日にさようなら
まただ…
今日も私はやるべきことをやっていない
だらだらっだらっだら…遊んで、寝て、食べて
ほんとにだめだな私って…………
あぁ、明日の私よごめんなさい
いや、数カ月後の私に
いや、最も謝るべきは両親かも知れない
考えても仕方がないな今日あったことは今日あったこと
「これも人生」確か誰か言ってたはず
今日の今から頑張るんだ
今日のだらだらにさようなら
「今日にさよなら」
今日は嫌な事が多かった。
信号には引っかかりまくるし、お客様から変なクレームあったし、髪型はキマらないし。
何か特別嫌な日って程でもないけど、ちょっとしたアンラッキーが重なって、あんまりスッキリしない日だった。
でも、そんな日でも。
時間が経てば1日は終わる。
終わりたい日も、終わらせたくない日も、平等に時間は過ぎて、1日は終わる。
嫌な日は区切りをつける為に。
良い日は更に良い明日に繋げるために。
まずは「今日」という日を終わらせよう。
そして、新しい一歩を踏み出そう。
今日にさよならして、明日を迎え入れよう。
今日よりもいい日になる明日に踏み出そう。
今日にさよならをすることは、悲しいことじゃない。
今日にさよならをすることは、明日を迎えるための自分なりの努力なんだと、私は思うんだ。
誰に何を言われてもいい。
ただ今は明日のことだけ考えてればいいんだよ。
目を閉じたら お別れね
振り返ることは しないでね
こんな日があったっていいじゃない
次に起きあがるための儀式なの
目を閉じたら
横にたらたら揺れてみる
あと数秒で お別れね
舌が鈍いのなら
甘いものは控えるように
体が冷たいのなら
毛布に潜んでいるように
お別れのときよ
すべて忘れてしまいなさい
手も振らずに
背中を 向けてしまいなさい
そんな日があったっていいじゃない
【今日にさよなら】
「今日にさよなら」
こんな天気の日は洗濯日和だとウキウキになるのはジブリの中だけだ。
洗濯機も置けない6畳一間の部屋を出てコインランドリーに足取り重く辿り着く。
洗剤を入れてピッとスイッチを押せば重い音を立てて回り出す。
ぐるぐると、ごろごろと。
たくさんの人の服を洗った洗濯機に入れると私の服が私のじゃなくなっていくみたいだ。どうせいいのだ。
もともと私のじゃないし。
シャネル、エルメス、ルイヴィトン…
古い洗濯機に安っぽい洗剤で洗われるブランドたちは何がなんだか分からない様子で回っている。
シルクの生地は光沢を失い、金属のベルトが傷つく音が聞こえる。
私にはまだ早かった。すべてが。身の丈に合わない服に身を包んで愛を知った気になって。
こんなブランドよりも私が洗われたい。清らかに綺麗になって一から全部やり直したい。
でも私に新しいスタートラインがあるのだろうか。
今日にさよならを告げたところで新しい明日が来るのだろうか。
私は汚れ切った体を脱ぐことはできないのだ。
なぜかわからないけどモヤモヤする。
なぜかわからないけどシクシクする。
なぜかわからないけど、涙が出る。
ううん、本当はわかってる。
じぶんを嫌いになりそうな夜。
せかいを嫌いになりそうな夜。
なんでこうなってるか、本当はわかってる。
そんな今日に、さよなら。
寝て起きたら、地球はぐるっと一周まわって
あたらしい朝。
おはよう、じぶん。おはよう、世界。
今日からまたよろしくね。
「今日にさよなら」
平凡な日々を見る退屈な僕
外の世界は目まぐるしく変わっていく
窓から見る景色は変わらないのに空気も温度も音も人も何もかも昨日と同じだったことはない
うすら寒い外から窓を隔てた僕の部屋は昨日と変わらない
僕は?
僕も変わらない
部屋に埃が積もる 僕はまた1日歳を取る
心は 頭の中は ずっと前に立ち止まっているのに
僕を置いて世界は進んでいく
僕を置いて僕の身体は老いていく
時間感覚も狂って 今日が何日かも分からない それでも時間が過ぎていくのだけは痛いほど肌で感じることができた
僕は変わらない
それでも僕は変わっていく
知らない世界の 知らない僕へと 変わっていく
窓の外は糸のように細い月が冷たく光っていた 明日の月は消えるのだろうか それとも太ってゆくのだろうか
平凡で退屈な今日にさようなら
明日もまた知らない僕と知らない世界に怯えるんだろう
「今日にさよなら」
私は気付かぬうちに知らない私になっている。
過去の私も、未来の私も、それは現在の私とは違う。
きっと誰かが知らない内にすり替えている。
さようなら、私。
貴方はいなくなるけれど、『私』はまだ残っている。
さようなら、今日。
決して戻ることのない、1つの人生。
【今日にさよなら】
今日という日を
どう過ごしたかによって
未来が変わってくる
今日にさよならをして
未来の自分に託そう
「今日にさよなら」
今日にさよなら。
明日もよろしく。
明日になれば、今日は昨日になる。
当たり前のことを言っていると思う。
しかしそれは、人それぞれの体験が
過去になって、思い出になる瞬間なのである。
少し、寂しい。
考えてみれば、明日という未来さえも
このように今に成っては過去になる。
何だか、出会いと別れのような
虚しさを感じてしまう。
テーマ:今日にさよなら
寝るのを惜しんで、
僕は夢を見るみたいに現実から逃げている。
先が見えない夜の向こうの明日。
それが、なんとなく嫌だ。
今日もまた、やり残した。
でもいつかは明日になる。
今日にさよなら。
まちを歩こうとおもって
お気にいりの、雲のいろをしたスニーカーを履いて
がららっと 戸を開けた
まちのすずしい空は、青いピンクと、むらさきに染まってた
電柱が、からすのような影をつくり、街灯のひかりは、冷たい月のいろをしていた
なんだか、寂しくなった
今日とお別れだね
今日は2度と、ここに来ないよね
今日のおうちはここじゃない
今日にさよならをしなくちゃね
今日にさよなら
今日した事は、明日に持ち越せるが、
今日できなかった事は、明日には持ち越せない
今日できることを精一杯に。
しばし休業中
私はヘタレで
どうしようもなく臆病で
君が好きだから嫌われたくなくて
告白もできなくて
「おはよう」って言うだけでも緊張してしまう
そんな自分が嫌だった
好きって君に言いたかった
だから明日から私頑張るよ
甘くない炭酸水を飲みほして
明日の私に会いに行く
今日にさよなら
あと2時間ありますね
さっき洗濯物を回しました
それまでどうしますかね?
本でも読みますか?
アニメを見るのもいいかもですね
あと2時間
あなたはどうしますか?
猫はこう言ってます
「ごはんくれにゃ」
「今日にさよなら」
時計の針がもうすぐ0時を回ろうとしている。明日がすぐそこまできている。けれど、今日にさよならできない。明日が来ることが、未来へと進んでいくことがとても怖くて嫌で仕方がない。毎日、その繰り返しだった。
今日に別れを告げ、明日に希望を持って眠りにつく。私にもそんなことができる日が来るのだろうか。そんな思いを抱えながら、スマホを片手に寝返りを打った。