『お気に入り』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私のお気に入りは、おばあちゃんが作ってくれた餅の素揚げ。鏡開きの餅を細かく砕き乾燥させたら、あとは油で揚げるだけ、外はカリっとして中はもっちり、香ばしくてシンプルだけど美味しい。
今は鏡餅も飾らないし、お餅も少しだけしか買わなくなった。
子供の頃は、左義長でアルミホイルで包んだ餅と芋を火の中に入れて、焼けるの待った思い出がある。中学生までは大きな氷柱を見かけたが、今は見かけない。
お気に入りだった地元の温泉街も、賑わいもなく閑散としている。浴衣を着て祭りに行っても、昔みたいに人混みもなく、こぢんまりとしたものになってしまった。あの時の賑わいが恋しい。
私のお気に入りといえば「すみっコぐらし」のしろくまの大きくてふわふわな人形。今年で6年目になる。あとは、これまで読んできた本達。本が好きになった事に感謝したい。
あなたのお気に入りは何?
私のお気に入りのものたち。
1歳の誕生日にもらったくまのぬいぐるみ。
もう綿はスカスカ。お顔にも落書きがある。
友達に貰ったハンドクリーム。
使い切りたくなくて手の甲にちょびっと塗るだけ。
おばあちゃんに買ってもらったコスメ。
大切に大切に使い続けても少し削れた。
あれ、どれも人に貰ったものばかり。
本当に大切にしてたのは、物じゃなくて気持ちなんだね。
*お気に入り*
お気に入りだった貴方とのお揃いのタオル。
今ではなんだか複雑な気持ちになってしまう。
物に罪は無いけれど、
物には思い出が宿ってしまって。
思い出そうとしなくても蘇ってしまう。
お気に入りのペンダントを、見せびらかすように付け廊下を渡る。
「うわ、あのペンダント…」
「お嬢様じゃん」
ふっ!!そうよ、金持ちよ!!!!崇めなさいっ!!
そう思っていたんだけど…
「どわっ?!?!」
ぱりーん。廊下で走って飛び出してきた芋っぽい男とぶつかった直後そんな音がして、音のなったほうをみると…
宝石が割れた私のお気に入りのペンダントが転がっていた。
「ぎゃーーー!!」
多分、衝撃で飾りの部分からチェーンが外れて落っこちたのだろう。
「私のバイト代5ヶ月分がー!!ちょっと、どーしてくれんのよ!!!」
芋っぽい男のほうに振り返る。
「あ…すみません。弁償します。いくらですか?3千円?」
「んなわけないでしょ?!55万円よ!!」
え…そんなに?!とでも言わんばかりにポカーンと口を開けているので、つい殴りたくなった。しかし、過ぎたことはせめても仕方ない。
「ちょっとこっち来なさいよ!」
人気のない道に連れて行く。「うわ…カツアゲ?」とヒソヒソ言われながらも、そんなことは50万円弱の前ではカンケーないのだ。
「これから放課後、必死に働きなさい。」
「う…やっぱり…蟹漁船とか、?」
「そんなコトに手を出すわけないでしょーが」
はあ…とわざとらしく溜息をつく。
「あんたは今日から、私といろんなバイトをはしごするのよ。平日は放課後8時まで。土日は朝から昼までね
2人で頑張れば3カ月もかからないわ」
「え…お金持ちじゃないんですか?」
「違うわよ!コツコツ必死に貯めたの!」
ほえー、と間抜け面をする…この…えっと
「名前…なんて呼べばいい?」
「え…じゃあ、山本さん、?」
「山本…苗字だるいから芋太郎でいいわ。よろしく芋太
私は北条まり」
「えぇ…でも、すみません。今まであなたのこと誤解してました。てっきり親が裕福でお金に物を言わせている方かと…」
な、何こいつ。さっきまでうじうじしてたのに急に失礼なこと言うわね。
「でも、あなたの努力だったんですね。失礼なこと言ってすみません。そんなちいさな装束品の為に働き詰めする方だったなんて」
「引っ叩くわよ」
まあ、いい。
「今日から貯めていくわよ!ほら!えいえいおー!」
「ぇ゙っ…えい…えい、おー?」
ペンダント代…残り55万3200円。
この曲いいな、お気に入りに入れとこーっと。
お気に入りが藤井風とヨルシカだらけになってきたな~♪幸せっ♪
心の中にもお気に入りコーナーが作れたらいいのにな~。
お気に入りの感情とか、お気に入りの記憶とかをためておいて、自由に出し入れできたらいいのにな~。
今日だったら、美容院で美容師さんとのトークが楽しかったから、あのときのワクワク感と記憶をお気に入りに入れておくわ♪
《お気に入り》
誰かの1番
お気に入りに
なりたかった
けれど
ないものねだりと
気づいたから
やめたんだ
僕が
誰かの
1番になんて
なれるはずが
ないから
おばあちゃんが縫ってくれたお気に入りの赤い頭巾を被って、ママがくれたお気に入りのエプロンを着けて、お兄ちゃんのお気に入りのマチェットナイフを腰に提げてパパのお気に入りのモスバーグM500ショットガンに弾を込めて。
さぁオオカミ野郎、かかって来やがれ。
(お気に入り)
赤ずきんちゃんのオマージュ、だいぶ物騒な様子で。
『お気に入り』
皆にとってのお気に入りは何かな?
私にとってのお気に入りはねマイ枕!
マイ枕は私が離したくないお気に入りの1つ!
枕がお気に入り?って疑問に思った人いたでしょ?でもほんとだよ、失いたくない、ほんとのお気に入り
私にとってマイ枕はさいこうの寝心地を提供してくれる道具であり初めて記憶に残ってる思い出である
お気に入りは人によって変わるし理解できないものもあるかもしれない。それでもそれを否定してはいけない。
お気に入りにチャチャ入れるのは無粋だ。
あなたのお気に入りはなんですか?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
―お気に入り―
「お気に入り」は、
誰にも見せない場所に置いておきたくなる。
机の引き出しの奥とか。
本棚の手を伸ばさないと届かない段とか。
誰にも触られない位置。
触られていない、
という状態を、
できるだけ長く保てる場所。
誰かに見せた瞬間、
それはもう、
少しだけ、
汚れる気がする。
褒められても。
羨ましがられても。
興味を持たれても。
その全部が、
少しずつ、
表面を削っていく。
私は、
お気に入りのペンを、
いつも筆箱の端に入れている。
触れると、
わずかに冷たい。
でも、
握っていると、
すぐに、
自分の温度に染まる。
それが、
少しだけ、
安心する。
一番書きやすいのに、
一番使わない。
ノートを開くたび、
紙の乾いた匂いがする。
インクを出してしまえば、
もう戻れない気がするから。
減っていくものは、
必ず、
終わる。
新品のまま、
ずっと、
「好きなまま」でいてほしい。
変わらない状態で、
止まっていてほしい。
人も、
少し似ている。
一番、
大事に思っている人ほど。
私は、
近づきすぎない。
距離を測る。
一歩。
半歩。
それ以上は、
壊れる。
近づきすぎると、
呼吸の温度が、
分かってしまうから。
それを覚えたら、
もう、
忘れられなくなるから。
だから私は、
お気に入りの人にほど、
何も言えない。
「好き」も。
「大事」も。
言った瞬間、
私のものじゃなくなる。
今みたいに、
ただ、
隣にいられる時間が。
触れていないのに、
存在だけが、
すぐ隣にある時間が。
それが、
一番長く残る気がして。
お気に入りは、
使わないほうが、
長持ちする。
でも。
使わなかったものは、
最初から、
持っていなかったのと、
同じかもしれない。
触れていない温度は、
最初から、
存在していなかったのと、
同じかもしれない。
それでも私は、
今日も。
お気に入りのペンを、
筆箱の端に戻す。
閉じ込めるみたいに。
インクが減らないことに、
安心する。
誰にも使われていないことに、
安心する。
誰にも、
知られていないことに、
安心する。
一度も、
ちゃんと使っていないことに。
少しだけ、
胸の奥が、
ざらつく。
削れたみたいに。
それでも。
私はきっと、
一生、
これを使わない。
なくしたくないから。
なくしたくないものだけを、
ずっと、
触らないままにして。
題名:【非公開】
/お気に入り
人は誰かのお気に入りになることを望んでいる。無意識のうちに、誰かの1番になりたいと考えている。きっとそうだ。
『お気に入り』
いつでも、どんな時でも
沢山のお気に入りの物や人、場所に囲まれて過ごしたい。
きっと素敵な人生になると思う。
手擦れした・カバー破けた・新品の三冊同じでも違う本
題-お気に入り
今、日本では中国人観光客よりも
ロシア人観光客が多く、
人気があるのだと知人が言っていた。
「戦争してんのによく遊びに来れるもんだ」
と知人がブツブツ文句を口にした。
日本も日本で「ようこそ」と、
受け入れているのが気に食わないらしい。
考えてみれば、
日本に避難しているウクライナの人達は、
日本国内でウキウキ観光しているロシア人を見ることになる訳だが、
どんな気持ちなんだろう?
お気に入りばかり押し付けてくる社会にうんざりする。オススメの本を紹介されても自分に合わず、読まなくなって久しい。低評価 の作品の方が自分には刺さる。学生時代は所有欲を満たしていた弊害で本を読まなかった。卓球部でエースだった。シェークハンドが一般的だが、当時の顧問に打ち方がワンテンポ速いと言われて中国式ペンという粒がラバーの全面を覆うラケットを使っていた。ああ、人とは違うんだ、とそのときに気付けたら良かった。世間と逆をいけばいいのか、と。人のお気に入りを鵜呑みにせずに生きていこう。文人はそう誓った。
お気に入り
お気に入りは物はないけど
場所はある
自分の寝床
そこしかない
そこで充電する
けど毎日100%にはならない
充電できて40%ぐらい
8時間充電で40%
充電が遅いのに
消費電力は激しい
昔のガラケーの方がまだ
コスパいいのではないだろうか
お気に入り
お気に入りといえば何を思い浮かべるだろう?
お店、匂い、場所、色、人それぞれ沢山ある。
お気に入りとは、自分の好みにあったもののことを言うだろう。ただ普通に過ごしているだけでは見つけられないと思う。
お気に入りを見つけるためには「挑戦」が不可欠だと考えている。なぜなら挑戦しないことには、新しい発見はない。そして自分の好みに合っているか判断のスタートラインに立つことが出来ないと考えるからだ。
例えば、気になるカフェがあったとする。行かないことには店の雰囲気や味が分からない。ここで不味かったらどうしようなどと考え、行かない判断つまりは挑戦しないと新しい発見はなく、判断のスタートラインに立つことは出来ない。
だからお気に入りを見つけるためには「挑戦」が不可欠であると考えている。
お気に入りの何かが増えれば、目に見えて挑戦したことが分かる。それが積み重なって大きな自信となると私は思う。
現状に満足せず挑戦し続け、一番のお気に入りは「自分の人生」と言えるような生き方をしていきたい。
姿も顔も手も脚も声も、
心も、気持ちも、
ぜーんぶ丸ごと大好きな
お気に入り
【お気に入り】
お気に入り(オリジナル)
大学が遠くなった事をきっかけに家を出た。
そのまま就職して、実家に帰るのは年に1回あるかどうか、といったところである。
どこの家でもそうだと思うが、たまに帰ると食事の量がすごい。
昔の人は子供にはお腹いっぱい食べさせる事が愛情だと思っている節があり、食べきれないほどの料理が並ぶ。
都会に出た私はそこそこ収入もあり、たまに高級料理店に行ったりもして、舌が肥えた。
実家がどれだけ貧しくて、親がどれだけ料理が下手であったか、十分にわかってしまった。
昔の好物も、今はそれほど好物ではない。
けれども、親はいつまでも情報を更新せず、昔の私の好物を山ほど用意する。
「これ、ナナちゃん好きだったよね」
ニコニコと、母が言う。
「今日、お父さんが並んで買ってきてくれたのよ」
地元のさびれたたい焼き屋さんのたい焼き。
安くて人気だけれど、薄くて値段相応のクオリティ。
母の手料理も並ぶ。
昔から美味しくなかったけれど、子供心に親を悲しませたくなくて、美味しい美味しいと言って食べていたら、こういう味が好きなのだと誤解させてしまった。
「毎回こんなに作ってくれなくて良いのに。大変でしょ」
やんわり断ってみるのだが、伝わらない。
「あなた、あまり帰って来ないでしょ。私もご馳走作ってお迎えしたいのよ。たまには良いじゃない」
さいですか。
今年も作戦失敗である。
しかし、若い頃は本当に迷惑で苦痛だったこの好意も、最近ちょっと楽しくなってきた。
少しは仕送りしているけれど、今もおそらく貧乏である親が、精一杯用意してくれたご飯。
私が喜ぶだろうと、ウキウキたい焼きを買いに行ったであろう高齢の父。
なんだかくすぐったくて、涙が出そうになる。
嬉しそうな両親を見て、私も嬉しくなる。
あと何回、こんな時間を過ごせるだろうか。
お気に入り
お気に入りの服
お気に入りのアクセサリー
お気に入りの香水
お気に入りの靴
お気に入りのカバン。
そして、お気に入りの道を歩く。
ふわふわふわふわ。
心は羽みたいにふわふわふわふわ。
もしかしたら、私いまちょっとだけ、ちょっとだけ、浮いてしまっているんじゃないかしら。
お気に入りのお店。
金木犀のいい香り。
扉を開けるとカランカランって、ドアベルが私が来たことを、彼に教えた。
『いらっしゃい。今日も来てくれたんですね。』
彼の瞳がメガネの奥で優しげに揺れた。
あぁ、嬉しい。
素敵。
お気に入りのこの景色。
ずっとずっとお気に入り。