小さな命』の作文集

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小さな命』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

2/25/2026, 1:20:55 AM

『小さな命』

託児所の一室で、椅子が円環を描いて並べられていた。幼児たちはそこに座し、互いに無垢な表情を向けあっている。
なぜ雨は降るのかと先生が問いを投げた。
Tくんがそれに対して『神様が空から如雨露で水をやっている』と答えた。

今でも時折浮かび上がってくる古い記憶だ。このとき私は初めて自分以外の人を人として承知する慧眼を持ったのだ。それまでの私は救いがたい傲岸不遜な子供であった。
幼年のころは、心があるのは自分だけだと無意識的に仮想していた。他に存在している人間が自分で思考して動いているとは思っていなかったし、逆にそうでないとも考えることがなかった。ただ想像力がなかったのだ。移ろいゆく景色の一部で、植物と同じようなもの、ひとつの流れの中に生きているだけで、各々が内に何かを秘めているなど思わなかった。役者が舞台上で決められた動きを演じるように、彼らもまた私の人生に干渉してくる香辛料であり、私の行動を裏付ける触媒なのだと考えていた。
世界は一枚の書割であり、人々はそこに描き込まれた動く絵具にすぎなかったのである。

しかしあの円環で聞いた彼の言葉は、十数年経過した今でも鮮明に覚えている。

神様が如雨露で水をやる。
こんな発想は私の中にはなかったが、その意見に対して特別肯定や否定の感情は湧かなかった。ただその刹那、私は不意に寒気にも似た感覚に襲われた。
その言葉が稚拙であったからではない。むしろ逆だった。そこには、私の知らない仕方で世界を把握するひとつの完成した意識があった。

それまでの私にとって、他者とは背景であり、装置であり、風景の一部にすぎなかった。人間は人間として在るのではなく、動く物体として、流れの中に配置されているだけの存在だった。自分だけが思考し、感じ、世界を内側に抱え込んでいると、疑いもなく信じていた。

しかし、Tくんの言葉は、私の世界に異物として侵入した。
神、空、如雨露。それらを結びつける彼独自の論理。その論理は稚拙であると同時に、完璧に彼のものだった。

そこで初めて理解した。
この円の中には、私と同じ重さの頭部が、私と同じ密度の人生が、それぞれ独立して存在しているのだ。
人間は例外なく、内部を持った存在なのだと。それぞれが膨らます思考や沸き起こる感情が、密閉された容器のように存在している。心臓の鼓動が世界に少し触れ、わずかに水面が揺れた。弱々しくも確かに波紋は広がったのだ。

これが私が初めて経験した、他者の心の発見だ。

2/25/2026, 1:14:01 AM

どこまでも広がる白い雲。
俺は交通事故で死んでしまい、早めの天国へ来てしまった。
「まだここは天国ではないですよ。ここで天国行きか地獄行きか判断します」
一匹の天使が近づいてきて、そう言った。
手には紙を持っていて、俺と紙を交互に見ている。
「……残念だけど、君は地獄行きだね」
「え!?なんでだよ!罪を犯してないのに!」
「君は蚊を千匹以上殺している。蚊とはいえ小さな命だ。その命を沢山奪ったのがよくなかったね」
「そ、そんな……」
蚊を叩いただけで地獄行きになるなんて……。
そんなことがあっていいのか?
「それじゃ、地獄へいってらっしゃ〜い!」
天使は俺に向かって手を振る。
足元の雲に穴が開き、俺は納得出来ないまま、真下へ落ちていった。

2/25/2026, 1:07:17 AM

こんなにも小さな命が。

今消えようとしている。

何があったのかお話しましょう。
私は家から歩いて15分ぐらいの所にある、緑公園という所にふらっと散歩に来ていました。
今はコスモスの季節で、公園の中はそれはもう色鮮やかに咲き誇っておりました。
そんなコスモスを眺めているときです。

コスモスが群れて咲いている所にぽっかりと、
穴が空いていたのです。

何故こんな所に穴が?

その穴のせいでせっかく綺麗に並んでいたコスモスが台無しです。
私は憤りを感じながらも、身体を傾けてその穴を覗き込みました。

一体その犯人は誰なのかと。

そこには1羽の雀が、羽を散らしながらもがき苦しんでおりました。
今にも息が絶えそうな、そんなか細い呼吸でした。

ああ、可哀想に。
他所の猫にでもやられたんだろう。

ここらに住んでいる僕たちならこんな真似はしないでしょう。
獲った獲物をこんな綺麗なコスモスの上に置くなんて。

お陰でコスモスは茎の根の方からポッキリと折れてしまっております。
花びらも散って、もうそのコスモスがぴんと綺麗に咲くことはないでしょう。

可哀想な、コスモス。

2/25/2026, 12:09:37 AM

子供、他種族、着ているもの
小さくない 見えている内は。

2/25/2026, 12:01:31 AM

“小さな命”


命の価値は

寿命に対しての残り日数で決まる

寿命1ヶ月の虫であれば

その価値は最大30日分

寿命15年の猫であれば

子猫は15年分の価値がある、はずだ

だから

目の前のゴキブリを倒すことに

遠慮なんていらない

さあ、やるんだ、武器を持て


“A Small Life”

The value of a life
is determined
by how many days it has left.

If an insect lives only a month,
its worth is at most thirty days.

If a cat lives fifteen years,
then a kitten must be worth
a full fifteen years.

So—

there’s no need to hesitate
when facing the cockroach
in front of you.

Go on.
Do it.
Take up your weapon.

2/24/2026, 11:51:51 PM

小さな命。

一人で生きることのできないそれはただひたすらに流されていく。

嫌だ
どこに連れていくの
怖いよ

生まれた嫌悪や恐怖の感情を発する事もできず、暗い場所に閉じこめられた。

訳の分からぬままただ泣くしか無かった彼は触れた手のひらの感触を確かめる。

少しだけ柔らかく、そこかしらで香りがする。
生まれたての頃に嗅いだ香り。
初めて知覚したあの柔らかい色の場所で嗅いだ香り。

何かに包まれている?
そう疑問に思っていると周囲からちゃぷりちゃぷりと音がした。
自分が右に傾けば右にちゃぷり、反対に傾けば左にちゃぷり。
する事も無かった彼は自分の動きで反応する音に夢中になった。

2/24/2026, 11:17:10 PM

『命』

せっかく生まれてきたんだから精一杯生きたい

命を燃やす生き方をしたい

そう強く願っていて、

そうでない自分にいつもがっかりしていた

子供が成長し、自立し、

いよいよ自分の番

生き方を模索した

でも

私が本当に選んでいたこの生涯の目的は、

ずっと執着していたものと全く違っていた 

いきいき自分の道を進んでいる人も

模索しながら頑張っている人も

思うようにならず絶望している人も

結局みんな自分が選んだ経験をしている

静かに自分をみつめる日々

私は自分の中で完結することを選んでいた

ここまでの経験も、これからの経験も

全て私が望んだもの

2/24/2026, 10:52:45 PM

不妊治療をして

幸いなことに
授かれて





わたしは
お母さんになった。






今までは

子供をもてるか
健康に産めるか

不安で

その先は
あまり
考えないようにしてたけど 



いのちを
いざ
目の前にすると





このいのちを
ちゃんと
守れるのか

ちゃんと
育てられるのか




違う不安が
押し寄せる。





―――分かってるの。

考えたって
しょうがない。


病気や事故

色々なこと
全部から

キミを

守ってあげるなんて

不可能なの。





でも

それでも



キミを守れるなら

きっと



わたしは

何だってやる。


#小さな命

2/24/2026, 10:50:18 PM

両の手で抱えられるほど小さな命に、全身で抱えきれないほどの歓びをあなたに。
「小さな命」

2/24/2026, 10:49:46 PM

【小さな命】

命の大きさは
生まれたときから
みんな同じ

生きるものすべて
みんな同じ

小さな体だから
小さな命?

命は大小ではない

どんなに小さな体でも
生まれたときから
みんな同じ

2/24/2026, 10:40:42 PM

ある日、散歩していたら
脇の空き地にメスの老猫が鳴いていた。
抱き上げても嫌がらない。
うちの猫になる?
そう聞くとニャーと鳴いた。
小さな命をまた預かった

2/24/2026, 10:37:48 PM

「このように、この生物界では食物連鎖が行われています」
教科書にも書かれているピラミッドを、黒板にもわざわざ書いた先生が話を始める。お世辞にも上手いと言えない絵は、もはや教科書の補助なしではわからない。わかるのはそれぞれの大きさが違うってことだけ。下層のひとつなんてチョークを軽く塗りつぶしただけ。
「食物連鎖の興味深いところは、最上部にいる動物も食うだけではないということですね。みんな食って食われる関係にあります。植物や微生物なんかは、草食動物に食べられるのが一般的です。細かくみれば間に植物が入ることもあります。そして、草食動物を食べるのは肉食動物です」
タブレットから画像を検索する。「食物連鎖」と検索すればピラミッドのイラストやら、動植物の写真に矢印をつけた資料がすぐに見つかる。
先生は黒板に向かって話し始める。
「この連鎖のイメージとしては、海の場合ミジンコなどの微生物、小魚、鯨、陸地の場合は草、うさぎ、ライオンがわかりやすいですかね」
どうやらチョークの塗りつぶしはミジンコのようだ。
「そして、鯨やライオンなどの動物が死ぬと養分となって、微生物や草の成長になったり増殖させたりします」
へーと思う。ピラミッドより輪っかで表してくれればいいのに。
「この世界は弱肉強食と言われますが、絶滅するのはこの連鎖から外れたためという考えもあるくらい、この循環は大切なものです。といってもある一説程度で教科書に載せるだけの根拠はまだ見つかってません。ということでテストには出しません」
先生は「教える」先生ではなく「調べる」先生になりたかった人だ。ただ、なりたかったものに今でも時々引っ張られていると思う。

検索した画像をスクロールしていく。
ミジンコを見つける。やっぱり全然違う。何気なくそのサイトを読んでいく。

たくさんの人が住んでいるこの地球も
はじまりは小さな命でした。

2/24/2026, 10:25:52 PM

猫いらず 怒った君と爺ちゃんの
攻防劇は上エピソード




#小さな命

2/24/2026, 10:22:49 PM

冬の日差しの中
掘り返された土には
さっそく
雑草が生える

雑草抜きの途中
植木鉢の下に
ちいさなミミズ
春一番の小さな命

遠い昔
温かい海水の中で
初めて生まれた
小さな命だった私達

今では
君も私も
庭の土を掘り返して
ふかふかにするのが仕事

2/24/2026, 10:20:30 PM

『小さな命』

小さな命が咲いていた。
だから、僕は笑って——その命を摘み取った。

○○○

春が、少しずつ顔を出している。
山々には桜が咲きだし、山の一部がピンクに彩られ、山が春模様の服を着飾り始めたみたいだ。

小学生の僕は、おばあちゃんに言われて山に来ていた。
腰の悪いおばあちゃんの代わりに、山菜を取るためだ。

おばあちゃんは……山菜の中でも“ふきのとう”が一番好きで、ふきのとうを、食べないと、春が来ないと言う。
食べ物を食べないと、春が来ないとはどういうことだろう。僕は首を傾げながら、頷いた。きっと大人になったら、わかる。

朝に山に入った筈なのに、どうしてか、既にあたりは日が暮れようとしていた。
不思議だなぁ、と僕は思う。ちょっと寄り道して、鹿を追いかけてただけなのになぁ。
僕は頑張って、おばあちゃんのために、ふきのとうを探した。

そして、日が沈むか沈まないかのギリギリのところで、僕はふきのとうを、見つける事ができた。

ふきのとうは五つ、あったが、僕は三つだけ、採ろうと思った。
おばあちゃんが、そうしなさいと言っていたからだ。

『山のものは生きているんだから、山に住まない私達はソレを尊重してやらにゃあならん。私達はあくまでも山にお恵みを戴く立場なんだよ』

難しくて分からなかったが、このふきのとう達も山に生えているのだから、きっと僕のペットと同じように、懸命に生きているのだろう。

小さな命が咲いていた。
だから、僕は笑って——その命を摘み取った。

僕のペット、ニワトリのコッコも、いつかこうやって食べられる日が来るんだろうな。って僕はそう思った。

暗くなってしまった山を、僕は怪我しないように気をつけながら、駆け下りた。

麓付近になり、振り返った山の姿は、どこか厳格に見え、厳かに僕らの暮らしを見守っているように見えた。

僕は少し怖くなり、姿勢を正してペコリと一礼して、おばあちゃんの元へ、しっかりとふきのとうを握りして駆け出した。

今日の夜ご飯は、ハンバーグがいいなぁ。
それか、ニワトリの唐揚げ。


おわり

2/24/2026, 10:01:11 PM

今、パンを食べている。
パンの主成分の小麦
小麦も命を授かって実になり私の身体を創ってくれる
小麦を育てるのも人 その人の周りにも家族や職場の人等
また、小麦を育てる環境にも土壌 土壌にも小さな虫たちの働きが必要

どこをとっても命は存在する。
そんな命を大切に感謝していけたらと思う。

ありがとう!


小さな命

2/24/2026, 9:59:41 PM

【小さな命】
道端にあるちいさな命。
姿形は小さいけれど、存在は偉大なんだ。
小さな命に僕等は生かされている。

2/24/2026, 9:30:11 PM

「小さな命」

差し出した人差し指を握る吾子 心も掴む小さな命

「お母さん!」そう言いながら駆けてくる小さな命可愛い命

2/24/2026, 8:37:36 PM

𖧷小さな命𖧷

一度別れたことがある

心拍確認の前日

一生忘れないよ

ありがとうね



ごめんね…。

2/24/2026, 8:31:45 PM

『小さな命』

私は蜘蛛が苦手。
見かけるとどうしても悲鳴をあげてしまうし、
部屋から逃げ出したくなる。
いつもティッシュで捕まえてゴミ箱に入れてしまうけど、
蜘蛛にも命はあって、
私がそれを潰してしまっていると思うと、
私の心臓が締め付けられるような苦しさを感じる。

生き物はいつか死ぬけれど、
それを私が決めてしまっている時が1番くるしい。

動物も植物もみんな生きてる。
小さくても大きくても、みんな同じ命。
人間は神様でもないのに、
懸命に生きている誰かの死ぬ時を決めているのは
残酷だなと思う。

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