『0からの』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【0からの】
「もうこんな時間?」
テスト勉強が一段落着き、時計を見るとそこには[00:00]と表示されていた。
「あっという間に時間過ぎたな」
勉強を始めたのは21時ぐらいのはずだ。己の集中力の高さに感心する。
「せっかくだし」
棚から英語の課題を取る。
そしてペンを持ち、課題を進める。
「0時からやってどんぐらい終わるかやってみよ」
明日は休みだから今日は夜更かししよう。勉強したから親にはしっかりとは怒られないはずだ。
0時からの勉強が始める。
父母よ半世紀も生きられたよ
0からのボーナスタイムありがとう
#0からの
君と出会って
チャージ0からの
愛情の積み重ね
すれ違ってちょっと減ったり
何気ない言葉で10倍に増えたり
僕の心は満たされていくばかり
「0からの」
「0からまた始めよう」
私にはこの言葉は残酷に聞こえる。もちろん、言った人に悪気がないことも励まそうとしてくれていることも分かっている。それでも、今まで必死に積み上げたものが、1つも残らない中で、0からまた始めるだなんて、あまりにも厳しくて苦しい。
もう私には、0から再び始めることは出来そうにない。
0から創造するのは楽しい!色んなものと触れ合って、色んなものに挑戦して…何かを創り出す。それが楽しくて仕方がない!行動をしなきゃ、何も始まらない。そうだろう?あぁ、今日も時間が足りない!僕の身体が足りない!………はっ。これはもしかして、影分身を覚えろという神様からのお告げ……!?やってみなきゃ何も分からない!よし、これから分身出来るように〜……反復横跳びから始めようッ☆
【0からの】
新卒から勤めていた会社を辞めた。
最初の一週間は天井を見つめていたら終わっていた。
次の一週間にはもうあんなところに行かなくていいんだとようやく現実を受け入れることができた。
少しだけ休むつもりで悠々自適に過ごしているうちに数ヶ月が経った。
手元には雀の涙ほどのお金しか残っていない。
いい加減、次の仕事を探さなければならないのは分かっているが、そう簡単に重い腰は上がらなかった。
求人を見ていたはずの画面にはSNSの投稿がずらりと並んでいる。いつの間にか部屋は暗くなっていた。
焦点の合わない目で画面をスクロールし続けてどれだけ経っただろうか。
あるひとつのライブ配信からけらけらと笑う声が聞こえてきた瞬間、動かしていた指がぴたりと止まった。
小さな画面の中で、少女が楽しげに話している。
彼女は体を左右にふわふわと揺らしながら、リアルタイムで流れてくるコメントを読み上げてテンポよく話を広げていた。
しばらく流していると分かったが、先ほどの会話はMCみたいなもので、どうやらこの配信は歌枠というものだったらしい。
そのまま配信を見ていると、聞き覚えのあるイントロが流れてきた。学生時代によく聞いていた歌だ。
彼女の歌はお世辞にも上手いとはいえなかった。
が、弾けるような笑顔で、爽やかに、心底楽しそうに歌う姿が何とも眩しくて、一瞬で心を奪われてしまった。
それから、彼女のSNSをフォローし、告知は毎回チェックして必ず配信を見に行くようになった。
歌を中心に活動しているみたいだけど、個人で活動していることも影響してか伸び悩んでいるようだった。
でも、癖はあるがあの歌声と無邪気な笑い声で人を明るい気持ちにさせることができるなんて立派な才能だ。
一生懸命頑張っている姿を見ていると、特別な才能を持ち得ない凡庸な自分にも何かできるのかもしれないと思えた。
あれからいろんな会社の面接を受けにいったが、そう上手くはいかなかった。
ときには今まで何をしていたのか詰められ、経歴を見て冷たく突き放されるようなこともあった。
だけど、諦めずに挑戦していたら仕事が見つかって、以前より良い環境で働くことができるようになった。
忙しさから以前ほどの頻度で配信は見れなくなってしまったけど、今でも彼女の歌が心の支えとなっている。
貴女に勇気をもらって、貴女のファンとして恥じない自分でいたい、その一心でようやくここまで来れたよ。
出会えなかったらきっと暗い部屋に閉じこもったままだった。
光を与えてくれて、ありがとう。
久しぶりにこのアプリをインストールした。
日本語って難しくて面白い
遠回しな言い方、シンプルな言い方、色々できて楽しい。自分はどちらかと言うと遠回しな言い方が好き。いかに長くできるかを楽しんでいる節があるんだと思う。
実は今とあるアニメを見ていて激アツ展開で文を早く打ち終えなければならないあせあせ
よーし!今日も1日アニメ日和にしよーっと
人と人ってさ、やっぱり出会った時の関係値は0だろう?当たり前だけどさ。そこから一つ一つ積み重ねていくから仲良くなれる訳で。みんな当たり前のようにこなしていくけれど、それって結構すごいことなんじゃないかな、ってたまにふと思うんだ。だって、俺と君が出会った時もそうじゃないか!0から知り合って一緒に仕事をこなして、段々と仲が深まって、一緒に遊びに行くようになって。こうしてきみの家で一緒にのんびりできるのが奇跡みたいで、実際奇跡な訳で、俺嬉しくてさぁっ…!
そんな事をツラツラと述べるお前の顔は真っ赤で、こいつ俺がシラフなこと覚えてないんじゃない?ここまでベロベロに酔っ払っておいてよく口が回るな。そんな事を頭の片隅で考えつつ、抱きついてくるお前の髪を撫で付ける。
…こいつ、髪の手入れしてないとか言ってなかったっけ?なんでこんなに綺麗なんだ。ああ、多分このままこいつは寝るんだろうな。片付けは明日一緒にやろう。
どうでもいい事にのんびり脳を働かせながら、残っているツマミをちまちまと口に放り込む。こいつがこの状態になるといくら離してもくっ付いてくるものだから、俺もとっくに諦めていた。
でもまあ確かに、こんなにスキンシップを取るようになるなんて、出会った時の俺達が聞いたら目が飛び出るほど驚くんだろう。こいつの変わりようなんて一目瞭然だ。そう考えると、彼の言っていることにも納得できる気がして、規則正しく上下に動く肩を見つめながら俺は静かに笑みを零した。
0からの
積み上げてきたものも大事だけど
0からのスタートもいいんじゃないかな
何事も遅すぎるって事はないしね
昨日スーパーでおからを買ってくればよかったなと少し後悔した。ゼロがオーに見えたから。中継地点0からの出発。0は1周回ったStartラインで心機一転モチベーション。でも完全な0なんてあるのかな?産まれたばかりの赤ちゃんだって前世の記憶を持ってる時があるんだし。
0から頑張る? 1から頑張ります?
国語も算数も難しいな
題『0からの』
「0からの」
今「0からの」挑戦をしている!
どこまで頑張れるかはわからないが!
やるしかない!
自分の納得のいくまで!
結果がどうであれ、やり切ることに意味がある!
続けること、挑戦することにも意味がある!
とにかくやるしかない!
経験と少しばかりの知識を使って!
「挑戦」してみる!
人生も、セーブデータも、恋愛も。
0から始めると、少し簡単になったりする。
BERRYHARDから、HARDになったような。
HARDからNORMALになったような。
人生イージーモード。そんなものはない。
努力せずに上に上がれる人ほどオチやすい。
イジメる人が、善人になった所で。
罪人が長年の懲役を過ごして帰ってきた所で。
その“起こったこと”は0から始められない。
リセットも、巻き戻しも、削除も。出来ない。
そんな世の中で、
何億との人がいる中で、
好き嫌いが分かれる人の中で、
得意不得意が分かれる中で、
生きてる私たちは本当に、
偉くて、尊くて、美しくて、可愛くて、まだ、
0から始めるべきではないのかもしれない。
0からの道のりを。
0からの可能性を。
0からの覚悟を。
0からの奇跡を。
0からの、出会いを。
これらをやり直すには惜しい。
そう考えると、私たちは、まだ、
0から始めることは、早いのかもしれない。
救いがなくても、辛くても、しんどくても、
助けが来なくても、泣きたい夜も。
死にたくなる今日も。
セーブするのか、
リセットしてやり直すのか、
はたまた、削除してしまうのか。
趣味や推しはセーブポイント。
見つけてなんぼ。出会えてなんぼ。
ほらね、私たちはまだ、
0からの推奨はされていない。
ここでセーブ、しますか?
随分と長いこと歩いてきた気がする。
途中からどれくらいの時間を過ごしたのか考えることは辞めてしまった。
考えてしまえば、
どれだけの時間を無駄にしたのか思い知らされてしまう気がした。
ひとりぶんの土を踏み締める足音が虚空へと飛び出しては消えてゆく。
一体、いつまでこうして歩けばいいのだろうか。
一体、いつまでこうして歩いていられるのだろうか。
最後にはどこに辿り着くのか。
どこを目指していたのだっただろうか。
伏せた視界に誰かの足跡が映り込む。
ふと、顔を上げれば見たことのある景色が広がっていた。
ーーああ、またここか。
気がつけば、一周回り帰ってきてしまったようだ。
足跡をなぞるように足を踏み出す。
またここから。
この場所から歩き始めよう。
ーー0から。
「0から9までの数字には風水的に意味があるんだよ」
思えば君には素質があった。小学生の頃から占いも風水もオカルトも、全てのブームは君が起こしていたから。
だから目の前の君が情報商材を売ろうとしてきたことに納得しているし、今更何も思わない。
でもそんなものに騙されると思っているなら、君のことを金輪際許さない。他に友達が居ないから、なんて理由で持ちかけた話ならもっと許さない。
君はずっと行け好かない奴だけど、そんな落ちぶれた奴じゃなかった。だから、まあ、何ていうか、そんな商材や打算抜きでなら、また会おうよ。
今度会う時はまた0から話そう。
数字の意味とかじゃなくて、君の話。
お題 ― 「0からの」
「ゼロからの」
5:42
まだ色のない海。
世界がはじまる前の静けさを、クロの冷たい鼻先がつつく。
「もうすぐだよ」
真っ暗な砂浜に座ると、隣でクロが大きなあくびをした。
6:05
水平線の端が、じわりと滲む。
オレンジでもピンクでもない、名付けようのない光。
昨日までの後悔も、使い古した言葉も、すべて波がさらっていった。
ただ、新しく引き込まれた潮の匂いがあるだけ。
6:15
朝日は、容赦なく今日を連れてくる。
光の粒がクロの黒い毛を金色に縁取った。
なにも持たずに、ここから始めればいい。
真っ白なノートをひらくみたいに、まっさらな心で。
「帰ろうか」
駆け出したクロの足跡を、新しい波がすぐに消していった。
〈0からの〉
クシュンッ。
真っ暗闇の部屋で、僕はくしゃみをして目を覚ました。
枕元に置いてあるスマホを手に取り時刻を確認すると、まだ夜明け前だということに気づく。
まぁ、起きていようが寝ていようが、行く場所もやることもない引きこもりの僕には関係ない。
そう割り切って再び布団に潜り込むが、なぜか眠れない。
大きく溜息を吐き、「ハァ……」と声を漏らして起き上がる。
スマホを開き、何となくネットを眺めていると、僕と同じように起きている人たちが投稿しているのが目に入る。
いくつかの投稿を眺めているうちに、ふと思ってしまう。
何度も考えたことはあるけれど、理解できない、できるはずがないと自分に言い聞かせ、考えないように心の奥へしまい込んできたこと。
みんな、オタ活や好きなことをするために外へ出て、働いている。
じゃあ、僕はどうだ?
親に甘えて、衣食住はもちろん、スマホ代だって全部出してもらっている。
好きなことと言えばSNSくらいで、それも「これに勇気をもらった」とか、「この人に会うために頑張りたい」と言えるほどの“好き”は見つかっていない。
思えば子供の頃からずっとそうだった。
辞めたいこと、怖いことから逃げて、いつも親に甘えてきた。
みんなが僕よりも先にレベルを上げて、どんどん先へ行ってしまうのを見て、
「僕には無理だ」とリタイアボタンを押して、気づけばもう三年もここにいる。
自分で選んだはずなのに……。
どうして今になって、こんなにも「後悔」という文字が浮かんでくるんだろう。
そう思った瞬間、ふと目を見開き、スマホの画面に視線を落とす。
日付が変わっているのを見て、「あぁ……」と小さく納得した。
そうか。今日は僕の誕生日なんだ。
だから、こんなことばかり考えてしまうのか。
ついでに時間を見ると、考え込んでいたせいか、時刻はもう五時になっていた。
こんなことを思い続けて三年。
このタイミングを逃したら、僕のレベルはずっとゼロのままなんじゃないか。
……なんか、ちょっと嫌だな。
でも、外に出たところで本当に変われるのかも分からない。
それでも、このままじゃダメだよな。
そう思い、クローゼットの奥にしまい込まれていた、ほこりを被ったジャージを手に取り、袖を通してリビングへ向かう。
リビングでは、ちょうど母が朝ごはんを作っていたらしく、久しぶりに顔を合わせた。
すると母は、なぜか涙目になりながら僕に抱きついてきた。
「……0からでも、変われるかな」
そう零すと、母は「ええ、変われるわよ」と言って、さっきよりも強く僕を抱きしめてくれた。
寝つけない夜が時々くる
考えごとも、深い悩みも、何もないのに
ぐっすり眠る、それにまさる幸せはないのに
眠っている間に全てを溶かして、目覚めたらすっきり一日を始めたい
それだけでとても豊かなのにな
【0からの】
スタートを切った
君が俺を好きになるまで
君を初めて見た時から
この鼓動はずっと鳴り止まないでいる
視線がぶつかる
心臓がうるさい
体温が上昇するのがわかる
君が俺を好きなる
そう願う
だけど君は君が見ているのは
俺の妹
先に見つけたのは俺なのに
それはどうしようもない事実で
それでもこの気持ちを止めることはできない
君が好きだ
もうたまらなく好きなんだ
そう言えば君は困るだろう
それでも…、
この気持ちに嘘はない
君の気持ちが0だったとしても
俺の100の気持ちは消えないから
君を振り向かせて見せる
だから待っとけよ?
どっちもゼロからのスタートだった。
恋愛に関してはどっちも初心者だったから。
手を繋ぐのにもドキドキしていたっけ。
でもそのおかげでかけがえのない思い出が出来た。
これも全部君のおかげだよ。
だからこれからもずっと僕の傍に居てくれないか。
お婆ちゃんになってもずっと。
『ゲームリセット』
ふっと目を開ける。目の前には見慣れた景色が広がっていた。歩いているおじさんに、笑顔で話している女性2人組。……うん、いつも通りだ。何も間違いがない。
そんなことを考えていると後ろから名前を呼ばれた。振り返ると、眩しいほどの笑顔を携えた彼がいた。片手をひらひらと上げて、こちらに歩み寄ってくる。
「久しぶりだな!」
「うん、そうだね。久しぶり。仕事はどう?やっぱり大変?」
「あぁ、やることが多すぎだよ……」
ぶつぶつと文句を言う彼。だが、「それでも、やりがいがある仕事だよ」と前向きな方向に持っていけるのが彼の凄いところだ。
「そっか」
「ところでお前はどうしたんだ?こんなところで。まーた、服屋巡りか?お金が飛ぶからやめろって何度も……」
「ううん、違うよ」
彼の言葉を遮って否定する。私にしては珍しい行動に彼が驚いたような顔をする。
「今日でこの世界ともさよならだから最後に見納めでもしようかなって思って。……ま、でもどうせまた景色は同じなんだしもういいかなー」
「…は?な、なに言ってんだよ……」
彼の顔が困惑の色、一色に染まる。彼が本気で困っているところを見るのは初めてで、場違いだけれどもすこし感動してしまうほどだった。
「この世界ともさよならって……あ!この街から出て行かなきゃいけないってことか?なんだよ、大袈裟な言い方…」
「ううん、本当にこの世界とさよならなんだよ。もうこの世界消えちゃうの」
「は?」
彼の顔が困惑から別の感情に変わっていく。それが怒りなのか、不安なのか、悲しみなのかはわからない。
「どういうことだよ、もっとちゃんと説明を…!」
「ごめんね、もう決まったことだから。……また、0から仲良くしようね」
彼が「おい!」とこちらに手を伸ばして来るの見ながら瞼を閉じる。彼の手が触れる前に私の目の前は真っ暗になった。
・ゲームをリセットしますか?
→はい
いいえ
【0からの】