10年後の私から届いた手紙』の作文集

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10年後の私から届いた手紙』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

2/15/2026, 5:24:31 PM

10年後の私へ

はじめまして、というのも少し変な気分ですが、私は貴方に会ったことはないので、はじめましてと書きます。
この手紙はタイムカプセルに入れて10年後に掘り起こすそうです。
返信用のレターセットも入れておきます。
私が好きな漫画の付録についていたお気に入りです。もし、手紙を返してくれるならこのレターセットを使ってくれたら嬉しいです。
10年ってどれくらい先なんだろうって考えていますが、いまいち想像がつかないです。
モテモテだったあの子も変わっちゃうのかな
私が好きな漫画も終わっちゃったりするのかな
もしかしたら私の隣には誰か素敵な人がいるのかな
10年後の私、10年前の私は明日も生きます。
10年後の私が少しでも楽しい思い出を思い出せるように生きます。
そして日記…は続かないかもだけど、何か残せればいいなぁ。

書きたいことわからなくなったからおしまいにします。
10年後の私から返事来るの待ってます。

一緒にがんばろー!

10年前の私より

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正直、何を書けばいいんだろう?
そんなことを思いながらいま筆をとっています。

あの頃の私へ。

書き出しだけは決まっているこれを書こうと思ったのは、ちょっと面白い企画に当選したからとかそういうのは抜きにしてもきっとこれがいつかの貴方への答えになるかと思ったからです。

でも貴方も私だからわかってくれてると思いますが、私は文章を書くのが苦手です。
だから、とりあえず何も考えずに書きます。

あの頃の私へ。
先日貴方からの手紙が届きました。
タイムカプセルに埋めてくれたたくさんの宝物も一緒です。

あなたからの質問に答えます。

あの頃の私の周りがキャーキャー言ってたクラス1モテていたあの子は、先日の同窓会ではあの頃の面影もないつまらねー男になってました。

あの頃の私が大好きで読んでいた漫画はなんと今でも続いてます。そして今の私も大好きです。付録めっちゃ嬉しかったです。

あの頃の私、なんて残酷な質問してるんですか…!?
恋人も好きな人もいないまま、ここまで生きてます。満足か。

あの頃の私
大丈夫です。私は生きてます。
あの頃の私が生きてくれたからです。
ありがとう。

それでは、私も貴方に倣ってこれからこの手紙をあの頃の私に届けられるよう、未来の私に託します。

この手紙はいつかの未来の私がいる時代、
過去に思いを届けられるようになる時代に貴方に送られるそうです。

それではそろそろ自分でも書きたいことわからなくなったので終わります。
あの頃の私へ、一緒に頑張ろー!

いつかの私より。

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いつかの私へ

あの頃…10年前のの私からの手紙に返事ありがとう。

あなたからの手紙届きました。

モテモテだったあの子はそんなつまんない男になってたなんて知りたかったような知らないでいたかったような…
え、あの漫画まだ続いてるんですか!?生きるためのモチベ増えました!
大丈夫、知ってました。残酷な質問してごめんね

きっとこの手紙は10年後のあなたからではないかもしれない。でもあなたが生きてくれたから私がこの手紙を受け取れました。
ありがとう、いつかの私。

頑張るよー!!!

あの頃の私より

2/15/2026, 4:56:07 PM

「10年後の私から届いた手紙」

迷子のような日々の中でも
きっといつか
進むべき道は見つかるから

進み続けよう


いつまでも応援しているよ

2/15/2026, 4:51:51 PM

拝啓


 こんにちは、お元気ですか。私です。・・・そして何と、あなたでもあります。大真面目に。

 あなたが目を通しているこの手紙は、言わばタイムマシンの若芽のようなものです。まずは物質だけ時間軸を転移させるとかなんとか。正直半信半疑ですが、色々とあって十代の私自身宛に手紙を送ることになりました。

 
 何も悟ったようなことを書くつもりはありません。


 だって(環境やタイミングに応じて)人の意見なんてころころ変わるし。性格だって思想だって、感化されて影響されて染まって移りゆくものだと思うんですよね。
 ブレンドコーヒー。私とあなたは同一人物だけれど、多分きっと別人です。だから個として尊重しますとも。

 そもそも「何を未来の自分に偉そうに指図されなきゃいけないのか」だなんて思ってしまうひとなんですよね、私は。あとネタバレは大っ嫌い。未知こそが魅力です。
 
 こればっかりは生まれ持った気質ですから、恐らく
あなたと同じかな。というよりも、事実「そう」だったと記憶しています。


 そんなだから、書きたいことだって特にないんです。私は私を信頼していて。それはつまり、私が過去に歩んで積み重ねてきたものを認めているということで。

 あなたを信じています。





#41 10年後の私から届いた手紙

2/15/2026, 4:44:35 PM

『お元気ですか。って、あなたが元気だから10年後の私も手紙が書けているのでしたね。愚問でした。
あなたが気にしていた事をお話します。
一つ目、あなたの推しは今も現役バリバリで活躍しています。安心して。
二つ目、某ミステリ作家のシリーズ最新作は××××××
三つ目、超長期連載の某コミックはまだ×××××
四つ目、あなたの大好きな某BL漫画はまだ最新刊が×××××
未来から過去に送って、文字とかどうなってるか分からないけど、とりあえず10年後はそんな感じです。』

手紙を読んだ私「うがーーーー!!!」


END


「10年後の私から届いた手紙」

2/15/2026, 4:43:16 PM

学生時代に埋めたタイムカプセルが郵送で届いた。味気ないことするなぁ、こういうものは掘り返して土を払うのまで含めてロマンがあるというのに。

まあ地球は大気汚染と海洋汚染が急速に進行し、すでに自分や家族は地球を離れ宇宙船にいるのだから仕方ない。
ロマンは安全の二の次、そういう時代だ。

届いた小さいチップを手の甲にかざすと、青みがかったホログラムがかつてのタイムカプセルとその中身を再現してくれる。

ああ、こんな事書いてたのか、懐かしいな。
将来はどうしてるか、ご飯は食べられているか、どこに住んでいるか、夢の城には住めたか、なんて平凡な事が書いてある。

レーションには慣れたし、バリエーションも悪くない。どこに住んでいるか……と聞かれると困るな、定住はしていない。城っぽい内装にもできるけど、そうする意義もないな、うーん、現実はロマンの欠片もない味気ないものだ。

あ、そうだ。今の技術があればこちらから昔の自分に手紙を送る事もできるだろう。
十年前の自分へ……いや、十年後のあなたです、かな。
まあまあな生活で、いつでも星が見える家に住んでますよ、食事も毎日違うメニューで、サイコーの毎日!

なんて、まあ嘘は書いてないから良いはずだ。



お題 ―「10年後の私から届いた手紙」

2/15/2026, 4:02:14 PM

10年後私から届いた手紙

ポストを見た

10年後の自分から手紙が届いた

何も書いていない

そう何も書いてないのだ

手紙に内容が書いてあれば、将来何しているか分かるのに…。

何も無い白紙の紙は、自分で未来を決める。そう暗示なのかもしれない。

2/15/2026, 3:58:08 PM

10年後の私から届いた手紙

今のあなたが

頭の中で

思い浮かべられる

6つの数字

時々で良い

買い続けてみて

必ずLOTO6が当たるよ

宝くじも

バラを10枚

買い続けてみて

高額当選者の本

何冊ももらえるよ

お楽しみに🤭

あなたが

やりたいこと

全部叶うから

そのまま思った通りに

やってみてね✨





✴️667✴️

10年後の私から届いた手紙

2/15/2026, 3:38:57 PM

♯10年後の私から届いた手紙
今回のタイトル、本当に素敵。まだ19歳の、バイトでしか社会を知れていない若造です。本来は10年前の自分に対して送るものなんだろうけど、この手紙を10年後に見る自分へ送りたい。10年後となると29か。どんな仕事してるのかな〜。自分を大切に出来てるかな〜。そして家族はどうなってるかな。今の不安や直面している問題事に対して、「こんなこともあったな〜笑」って笑い話になってるといいな。人生楽しいぞと過去の私を勇気づけてください。楽しんでね。無理はしないでね。自分らしく。

2/15/2026, 3:35:33 PM

十年後 残念 生きてはいないから
大事な人に 花を贈れよ


悲しみも喜びもみな踏みながら
仙人掌の花 寄り道すべし



#10年後の私から届いた手紙

2/15/2026, 3:35:13 PM

10年後の私から届いた手紙には
大したことは書かれていなかった。
今も昔も変わらないとか、
ダラダラと生き続けているとか。
何をしたらいいとか
後悔するぞとか
そんなのはひとつも無かった。
多分
今の私にできることが無いんだろう。
手遅れというやつだ。
既に数え切れないほど
後悔も悲しみもあった。
今の私では
もう過去である事に
未来を変える術があったんだろう。
だから未来の私は諦めた。
未来の今のことだけ教えて
それ以外を受け止めろと言っている。
私は
手紙からわかってしまう私の未来を
必ず歩まなければいけない。
"Good Midnight!"
手出しができない未来は
大変面白味がないようで。

2/15/2026, 3:24:37 PM

10年後の私から届いた手紙

10年後、とりあえずまだ生きているらしい…どうやら、相変わらず、安泰な生活はしてないみたいだけど…
多分、10年前の自分にも、もし連絡出来るなら、同じように、繰言を伝えているだろう…
ああすれば、良かったのに…なんて、ずっと後悔ばかりの生き方…結局、平坦な人生は歩めないみたい…
振り返れば、反省だらけの人生…あとどのくらい続くのか…せめて、少しくらいは、ゆっくり暮らせていたらいいけど…

2/15/2026, 3:22:15 PM

10年後の私から届いた手紙


もうすぐ誕生日だね
手術を前に緊張や不安でいっぱいだと思うけど
大丈夫だから
お母さんがいなくなって寂しいと思うけど
周りには沢山人がいるから
一人じゃないよ
老いていくって悲しいことばかりじゃないから
今出来る自分のベストを尽くして

2/15/2026, 3:15:08 PM

28歳の私です。

私は今、なんとか夢を叶えて社会に出て働いています。想像もつかないでしょうが、何とかなりました。

でも、そんな憧れていた社会に打ちのめされて、自分だけが住んでる家でめそめそと泣いています。

そういえば、一人暮らしを流石にし始めました。と言いつつも、もう4年も経っていますが。

18歳なら、小説を、まだ書いている時期ですかね。

今では、思考が凝り固まってしまったので、もう読むのも書くのも、嫌になってしまいました。

人間の嫌なところを、小説で感じるのすらも嫌になってしまいました。

でも、貴方が買った本たちは、捨てずに取っといてあります。

貴方が欲しがってた大きな本棚に、綺麗に収納しています。

こんな暗い人生を生きてる私からの手紙なんて、欲しくなかったかもしれませんね。

それでも、貴方が積み上げてきた本たちは、今では私の人生の先輩です。

心強いですよ。孤独ですが、ちっとも寂しくありません。

だから、安心してください。貴方が思ってる以上に、私は元気にやってます。

それでは。

10年後の貴方より

2/15/2026, 3:12:55 PM

『10年後の私から届いた手紙』


あれから7年が経とうとしているね

あの日から、あなたの人生は止まったままだ

あの日のあなたは、事実を受け止めきれず
どこかぼんやりと、夢の中を
歩いているようだった

その先の人生に希望は途絶え
深海の夜の底に沈められた

でも、霞むような世界の中で 時間が経つにつれて
自分だけの光を やっと 
見つけられたような気がして
逆に 誇らしくさえも 感じはじめていたんだ

ここから 私の人生の「本当」が始まると。
そう、確信していたのに...


月日は流れ、7年が経ち、今のあなたには
見つけたはずの光は もう見えてはいない
誇りのように思えた場所には
惰性という名の埃が積もっている


昨日も今日も明日も同じ
どうせ何も変わらない
いや、変わらないと決めている

気づいているよね

何もしたくない 動きたくない 動けない
ちょっと 体重を掛けただけで 
崩れ落ちてしまいそうなんだから
動けるわけがないんだよ

それが、今のあなた

だけど。
あなたは、
いつも、心のどこかに
隙間風が埃を舞いあげながら
通り過ぎるのを感じてた
穴を全部塞いだつもりでも、風にはお見通しのようで
誤魔化せはしないんだ


10年前の今日、私はある人に言われたんだ
変わる気がない人は できない理由を、必ず探すと。
私の心はキリリとざわついた

無気力に襲われても、ジタバタと悪あがきは
してみたかな
息を潜めて、死んだフリして
起死回生を妄想でもいいから、描いてみたかな  
たとえ馬鹿にされても、「普通の人生」に届きたいと
必死に手を伸ばそうとしてみたかな

体が動かなくても、心だけでも足掻いてみたかな

はじめから 幕を自ら、
下ろしてはいなかっただろうか

こんな思考がぐるぐる回った

一瞬の、今にも消え入りそうなともしびでさえ、
暗闇にともりつづけることだってある

決めつけさえしなければ
まだ、消えてなんかいない


お前は、本当に 人生を生きたいのか?と
突きつけられた気がしたんだ

今ここから、10年後
あなたは どうしていたいのか
どうなっていたいのか

7年前のあの日から、あなたは立ち尽くしたままだ
変えられなかったのか
変えようとしなかったのか


だからこそ、今度はあなたに
今から10年後の自分に問いかけてもらいたい


私は、私の人生を生きていますか?
「本当」を生きていますか?


どうか あなたがYESと答えられるように

過去の自分に、今度こそ感謝できるように


今から10年間のあなたは、
やれることを、今日もまた 明日(あす)もまた

目先のことより 10年先の
会いたいと思える私に、再会するために

勝てなくても どうか負けない日々を
埃ではなく 誇れる日々を
積み重ねていってほしい

2/15/2026, 3:12:40 PM

自分は今、存在しているのだろうか――と、ふとした時に思う。

夜、布団に入ったとき。人の往来がある街中を歩いているとき。誰かと同じ空間にいるとき。
はたまた、相手と話している最中でも、相手には私が見えているんだろうかと、疑う。心配になる。そういう時がある。
なぜかそう思ってしまって、その不安が大きくなって、自分でさえも、私はちゃんと存在してるのかと胸が苦しくなる夜がある。

自分は存在しているのか不安になるという、とあるお悩み相談を見て、私もすごく共感した。
その解答者の人は、結論として、存在していると仰ってました。たったひと言がものすごく安心したことを覚えてる。
すごく優しい哲学ですね、とも。

その話を聞いて、自分でも考えてみた。
誰かの言葉も、とても心強くて安心するのだけど、頭で理解していても、心は納得していないような時がある。どれだけ丹念に説明されても、‘’分かった気になっている”。そういう状態が、一番不安定で脆くて、ちょっとつつかれただけでまた同じところに戻ってくる。そういうループ。

自分が存在しているのか不安になるっていう、壮大なテーマ以外でも、生きているといろんな感情が心に浮かび上がってくる。
不安もそうだし、恐れも、苦しみも、嘆きも……いろいろ。
そういうとき、ふと思った。
この感情は、私が存在していないと感じないものなのだから、逆説的に私はちゃんとここにいるってことなのではないかと、ぼーっとした頭に浮かんできた。
あたりまえのこと言ってるかもしれないけれど、世紀の大発見のような喜びがあった。喜び、というほど仰々しいものではないかもしれませんが。
自分の中で自分の探していた答えが一致したみたい。なあんだ、そうなの?って、涙が出た。

たったそれだけの出来事だけど、自分をたしかめられるって、私にとってはものすごく安心することだった。
痛みを感じることが存在証明なのは、少し皮肉っぽいし、だからといって不安が消えることはないし、辛いことも辛いまま変わらないです。

それでも、ほんの少しだけ慰めの言葉があっていいとするならば、この身体があるからこそ感じられる、喜び。
たとえ、胸を突き刺すような痛みであったとしても――それを前向きに受け入れるのは難しいけれど――感じられる心があって良かったと、不安の横に添えてあげたい。

2/15/2026, 3:10:38 PM

→短編・引導

私の部屋で10年前のノートを見つけた。
なんとかページをめくってみる。
「死ぬな!」
たったそれだけ、書いてあった。
震える文字に、私は自分を思い出す。
苦労して保っていた思念が揺らぐ。その揺らぎは、全身から私という意識を溶かし始めた。
手の形を失った私から、ノートが滑り落ちる。部屋に積もった埃が舞った。
私は……誰だ?
自分を鼓舞するはずの言葉が、私の遺書になったあの日が、突如として私に襲いかかる。
夕焼け、どこからか漂う夕食の匂い、はしゃぐ子どもの声、通り過ぎる自動車、そして……動かない私。
すべてが私を包み、すべてがぐにゃりと歪む。すべてが、私の不在を知らしめる。
埃だらけの白い骨。割れた水がめと同じだ。形骸。魂は留まらない。
この世界に形を保てなかった私の最後の抵抗の跡が―、生を願ったはずの3文字が―、もはや私はこの世界に留まること許されぬ存在なのだと、私に本当の引導を渡した。


テーマ; 10年後の私から届いた手紙

2/15/2026, 3:10:01 PM

お題:10年後の私から届いた手紙
後日あげるのでお題とスペース保存しておきます。

2/15/2026, 3:04:32 PM

10年後の僕から届いた手紙




ある土曜日の朝、新聞を取りにポストへ向かうと、白い封筒が一通投函されていた。

表にはこう書かれている。

『十年後の僕へ』

見覚えのある文字だ。
――そうだ、僕の字にそっくりなのだ。

少しばかり薄気味悪くなったが、すぐにクラスメイトの悪ふざけだろうと思い直し、部屋へ戻ることにした。

机の上に封筒を置き、朝食をとろうと一階へ降りる。だが、不思議なことに両親はまだ起きていない。

いつもなら、とっくに物音がしている時間なのに。


仕方なく、机の上のバナナスタンドから、シュガースポットのほどよく浮いた一本に手を伸ばした。
その瞬間、僕は違和感を覚え、じっと目を凝らした。


黒い斑点の一つが__動いている。

……虫だ。

小さなゴキブリが一匹、バナナにへばりついている。

一気に食欲が失せ、ティッシュでつまんでゴミ箱へ放り込む。

夏になると必ず現れる。
だが、今年はやけに多い気がする。

冷蔵庫から水を取り、部屋へ戻った。
机の上には、さっき放り出した封筒がそのまま置かれている。

僕は一息ついて回転椅子に腰かけ、手紙を読み始めた。



『君にまだこの手紙を読む時間が残されているなら、どうか最後まで読んでほしい。

僕はまだ生きている。
かろうじて、生き延びている。

あの日を境に、食物連鎖は逆転した。

多くの人間が、小さきものに喰われた。

ミミズ、ダニ、アリ、ワラジムシ――
かつて分解者と呼ばれていたものたちは言葉を持ち、社会を築き、肉を食べる存在となった。

そしてその頂点に君臨するのが――ゴキブリだ。

彼らは獰猛だ。
人間たちは、何度も奴らに交渉を試みた。
だが、全てが徒労に終わった。

奴らは我々の持つ感情というものを、持ち合わせていないように思える。

しかしまだ人類は滅びた訳ではない。
七割が失われ、生存者は地下社会に潜伏して世界を取り戻す機会を待っている。

その中で、分かったことがある。

奴らの支配は、はるか昔から計画されていたということだ。

地下都市、偵察網、情報統制。
地表のすべては監視されている。

恐らく、君のいるその部屋にも、少なからず偵察隊がいるはずだ。

奴らは、人間が過去へ手紙を送ることができることを知らない。

この手紙を知られれば、彼らの計画を知った君は殺されるかもしれない。
(読み終えたら、この手紙は必ず燃やせ!)

我々は過去の人間へ警告を送っている。
力を合わせれば、あるいは未来を変えられるかもしれない。

生き延びろ。

そして未来を変えてくれ。』




読み終えた僕は、水を一気に飲み干した。

「ずいぶん手の込んだイタズラだな……」

手紙をもう一度机に放り出し、顔を洗いに行く。
戻ってくると――
机の上の手紙が消えていた。

風で飛んだのかと思い窓を閉め、机の下を覗き込む。


その瞬間、思わず僕は息を呑んだ。


散らばった手紙に、
何十匹ものゴキブリが、群がっていたのだ。

2/15/2026, 3:00:09 PM

10年後の私から届いた手紙
2×歳か……ふぅ、イラスト…上手くなってるか?推しは増えたか?𝕏(旧Twitter)に絵を投稿する勇気は…出たか……???
しばし休業中

2/15/2026, 2:59:00 PM

中学の頃からか、毎年、10年後の自分から手紙が届くようになった。中身は他愛のないメッセージで、青い鳥の話とか、灯台下暗しとか、なんだかよくわからない内容が続いた。これ未来の俺が書いたのか? どうせなら試験の答とか、宝くじの番号とか(知っても買えないけど)、競馬の大穴とか? これも学生は買えないか。何か役立つ情報をくれれば良いのに、未来の俺は気が利かないんだな。いやいや、そんなSFだかオカルトみたいなことが起こるわけがない。誰かのイタズラ、それも手の込んだ、ちょっと偏執的な、目的のわからない不気味なイタズラ……。それでも悪い内容ではないので、毎年届く手紙で少しはポジティブな気持ちにさせてもらっていた。

その後、卒業し、就職し、結婚した。そして未来からの手紙が届かなくなった。なんだかよくわからない手紙とはいえ、10年後の自分から届かないということは……、10年後に自分はもう死んでいるのではないか? いやこれイタズラの手紙だよね? それでも気になると気になってしまい毎年あと9年、あと8年と時々思い出しては不安になる。ただ、ちょうど子供ができて忙しい日々が続いてそれどころじゃなかった。

子どもも大きくなり手がかからなくなってきた頃、久しぶりに、10年後の自分から手紙が届いた。やれやれ一安心。

「いつもありがとう。変な手紙でごめんね、でも気づかないんだね、だって10年後の自分から届いた手紙を、10年後の自分は書いてないでしょう? ふふふ」
それは幼馴染の妻から届いた答え合わせの手紙だった。

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